町田の古着屋巡りのトリを飾るのは、日本が誇るアウトドアヴィンテージの名店「バックストリート」。このショップを目当てに町田を訪れる人も多いが、もちろん2人も昔からの常連。
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【SHOP4】Back Street(バックストリート)
アメリカでも珍しいレアなアウトドアアイテムが揃い、ウェブサイトには海外からのアクセスも多い「バックストリート」。特にバッグやフリース、ダウンの品揃えはかなりのもの。アウトドア古着にもかなり精通している2人でも、見たことがないアイテムがたくさんあるとか。
パタゴニア パフボールプルオーバー ¥19800
そんななか、甲斐さんが最初に選んだアイテムは、「パタゴニアの中で今1番欲しいウエア」と言うパフボールプルオーバー。こちらは2000年のモデル。
「リリースされていた頃は新品を購入して愛用していたけど、当時はフリースよりも活躍していたかな。古着でここまで状態が綺麗なのは出てこないと思うよ。色もいいね」。
オーバーライランドイクイップメント ウォーターボトル ¥1100
福田さんは天井から吊り下げられていた90年代のウォーターボトルに注目。現在は日本に入っていないブランドのため、気になってしまったとか。
「これ、昔バンブーシュートで扱っていたブランドですよね。90年代後半くらいかな。懐かしいけど改めて見ると新鮮だし、カラーリングが今っぽい気がします」。
そして今回は特別に、パタゴニアのヴィンテージカタログも見せてもらえることに。アウトドアウエアの進化の歴史そのもの、といっても過言ではない80年代や90年代のカタログは、かなり貴重な情報ソース。
アメリカのショップのスーベニアTシャツ ¥5500
続いて甲斐さんが欲しいアイテムとしてセレクトしたのは、アメリカのアイダホ州にある街、ドリッグスのショップで販売されていたスーベニアTシャツ。壮大な山の背景とフリーハンドのイラストが印象的な1枚。
「これぞまさにアメリカのTシャツ。ラバープリントの質感もいいし、往年のアウトドアブランドっぽい雰囲気も最高。こういうTシャツをさらっと着こなせるオトナがいいね」。
ゴーライト ウエストバッグ ¥6000
そして福田さんはゴーライトのウエストバッグ、スノーヒアパックも購入リストにピックアップ。90年代テイストを漂わせた配色がお気に入りの様子。
「3色使いっていいですよね。当時のアウトドアブランドっぽい。カラーリング的には、日常のスタイルに取り入れるとき合わせるスニーカーが難しそうだけど、それが逆におもしろい」。
「町田の古着屋は時代に媚びない感じで、いつもワクワクできる場所」。
町田で古着屋巡りをしたのは、かなり久しぶりだったという2人。それでも20年ほど通い続けてきた場所だけに、かなり愛着もある様子。だからこそ新たな発見もあったとか。
「町田の古着屋は時代に媚びてないですよね。他のエリアと比べるといい意味であまりかわってない気がするし、どのショップも自分のスタイルを貫いている感じがします。最近は再びショップ巡りをすることが多いから、今日もその延長で楽しめました。やっぱり古着はおもしろい!!」(福田さん)
「古着屋巡りの魅力は、なにかあるかなってワクワクできること。お目当てのアイテムを決めないで行くのが楽しいですよね。町田は懐かしい気持ちもありつつ、勉強になることもいっぱいありました。どのショップも古着でしか手に入らないものをちゃんと揃えていて、本当に魅力的な古着屋ばかりです」(甲斐さん)
*掲載の商品の価格は、すべて撮影時(2019年10月末時点)のものです。
*商品は古着なので、品切れの場合もあります。
Photo/Keiichi Ito