個性貫く名店だらけ! オトナも楽しい古着街「町田」で“掘り出しモノ”を探す。【前編】

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個性貫く名店だらけ! オトナも楽しい古着街「町田」で“掘り出しモノ”を探す。【前編】

デザートスノーで、ヴィンテージ古着を堪能した2人が次に向かったのは、2003年オープンにした「ダンジル」。徒歩で5分ほどで移動できる距離にあるため、町田の思い出を語り合う暇もなく到着。店先に大量に貼られたステッカーが目印!!

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【SHOP2】DANJIL(ダンジル)

東京都町田市原町田6-24-17町田ムセンビル101  tel:042-720-8703 open:12:00~20:00  www.instagram.com/danjil2/?hl=ja

古着はヴィンテージだけにあらず。「ダンジル」は80年代と90年代に特化した古着や小物を中心に揃えたストリートテイストに溢れた古着屋。町田に来たら2人とも必ず立ち寄るショップだとか。今季は90年代のカレッジ系スポーツアイテムが充実中。

まるでアメリカントイのおもちゃ箱をひっくり返したかのような雑多な店内には、80年代と90年代のストリートカルチャーやアメリカンスポーツを代表するアイテムがギッシリと詰まっている。「青春時代の香りがプンプンしますね〜」と福田さん。

カネ チーチ&チョン小物入れ ¥11000(2個セット)

そんな福田さんの青春時代に流行った、2人組コメディアン「チーチ&チョン」の小物入れを発見。アメリカの雑貨屋で購入してきたオフィシャルグッズだとか。

「“チーチョン”は、ボクの世代のアイコン的なキャラクター。10代後半の頃は彼らの映画をビデオテープが擦り切れるほど見ましたよ(笑)。これは2個セットで事務所に飾っておきたいですね」。

NFL ランチボックス 各¥1100

甲斐さんはNFLのランチボックスが気になる様子。ナイロン製のチープな雰囲気や、アメリカのスポーツアイテムらしい派手なカラーリングが魅力の90年代アイテム。

「これ、すごく懐かしい!! 95年くらいにNYに行ったことがあって、そのときに現地で探して買ったことがあるんですよ。まさかここで再び出会えるとは。改めて、いいアイテムですよね」。

チャンピオン 90年代のカレッジスウェット ¥7480

続いて甲斐さんが選んだのは、チャンピオンの90年代のカレッジスウェット。ここ数年は人気が再燃していて、なかなか状態によいモデルに出会えないらしい。

「このサイズのリバースウィーブのボディは今っぽいし、このショップならではのアイテムって感じ。懐かしいし、かっこいいね。これは直ぐに売れちゃいそうが気がする」。

ジャンスポーツ 80年代のウエストバッグ ¥4180

福田さんは再び小物に注目。今度は80年代後半のジャンスポーツナイロンポーチをチェック。当時のアメリカ製ならではのポップな配色と、ほどよく使い込まれた質感が魅力。

「ジャンスポは最近グッドオルで別注アイテムを作ったばかりで、いろいろとチェックしてきたけど、このアイテムは珍しいと思う。個人的にはカラーリングがツボ。これ買おうかな……」。

コットンパン ノベルティMIXCD(非売品)

そして2人が雑多な店内を物色中に、終始気になっていたのがBGMとして流れていたヒップホップのミックス音源。オリジナルブランド「コットンパン」のノベルティCDだとか。

「こういうミックス音源が流れている店って、今はあまりないよね。俺は大好きだけど」と甲斐さんが言うと、「実は俺、最近ミックステープを聴いているんですよ」と福田さんにはかなりタイムリーなネタの様子。

店先のベンチで休憩しながら、そのまま90年代のサブカルトークに花を咲かせる2人。当時のNYのシーンを現地で体験している甲斐さんの話を「最近1周して、またその頃に興味が戻ってきた感じだから超楽しい(笑)」とノリノリで話を聞く福田さん。町田の古着屋巡りは、温故知新な魅力に溢れている?(後編に続く)

*掲載の商品の価格は、すべて撮影時(2019年10月末時点)のものです。
*商品は古着なので、品切れの場合もあります。

Photo/Keiichi Ito

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Masatsugu Kuwabara
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