1988年の設立以来、オリジナルのファニチャーや小物など、ライフスタイルアイテムの企画や販売を行う人気ショップ「Pacific Furniture Service(パシフィックファニチャーサービス)」。今回は、ドイツらしい無駄のないデザインとモロッコラグの発色や素材の良さを掛け合わせた、P.F.S.のソファとも相性がよいラグをご紹介。
1750年ドイツに創業したPAULIG社のHAND WOVEN CARPETは、今もなお創業時から変わらぬ手法で、モロッコにある自社工場で一枚一枚丁寧にハンドメイドで織り上げられている。
生産プロセスに徹底したこだわりを持つPAULIG社では、織る作業のみならず、羊毛を刈り取るところからカーペットが完成するまで、染色や紡績、糸を編み込むにいたるまですべてが手作業。素材も染料も全て天然素材で、環境に配慮したものを使用し、1本1本の糸までこだわって製造されている。
1枚のラグに使用される糸は全て1回の染めロットから作られ、単色の構成のラグでも原料となるウールに別の産地のものを意図的に混ぜ合わせることで、色のグラデーションが生まれている。
さらにそのウールを、ジュートを芯に包み込むような構造になるようPAULIG社独自のマシンで一本の太い糸に。安価なラグには出せない耐久性が生まれ、長時間踏まれてもへたりにくくなっている。
素材はウールとジュートなので、保温性にも優れ、適度な厚みでしっかりとした踏み心地が特徴。手織りのラグは織りに適度に隙間があるため、通気性も確保でき、通年で使用が可能。
日本の住空間にも取り入れやすい今回のラグ。サイズはLサイズ(1700x2400mm)とXLサイズ(2000×2500mm)の2サイズ。機械では出すことのできない、ハンドメイドならではの温かみのあるラグをぜひ店頭で靴を脱いで確かめてみてほしい。
(問)パシフィックファニチャーサービス tel:03-3710-9865 pfservice.co.jp