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ガチャ柱のD.I.Y.に初挑戦。
編集部員がおしゃれなガチャ柱シェルフ作りにチャレンジしてみた!
前回、反響の大きかった「賃貸でもできる!ガチャ柱を使ったD.I.Y.でおしゃれ&機能的な収納作り。」ではガチャ柱とはどういう物かを実例サンプルとともにご紹介しました。今回はそのガチャ柱を使って、実際に編集部員がシェルフ作りに挑戦!
ガチャ柱を壁に設置し、そこに希望の高さでブラケットと呼ばれる棚受けを設置するだけ。ガチャ柱の設置は誰でもできちゃうくらい簡単なんです。今回は全て〈ロイヤル〉社製のガチャ柱&ブラケットを使って作りました。
Photo / Chie Kushibiki Text / Masashi Echigo(RIDE MEDIA&DESIGN)
まずは基本編。ガチャ柱を壁に取り付けよう!
ガチャ柱シェルフ作りはまず基礎となるガチャ柱の設置から。実際に取り付ける様子を手順に従って見ていきましょう!
その1
まずは採寸。完成図をイメージして 取り付ける位置の寸法を測る。
何をどれくらい収納するのかを事前にイメージしておくとスムーズ。靴であれば何足置くのか、マンガ本であれば何冊収納したいのか。 併せて使用に適したブラケットの耐荷重を調べたりもしておこう。 横幅はこの段階を過ぎると調整が難しいので、しっかりと確認を!
その2
水平・垂直を確認しながら設置。 iPhone なら簡単に調整できる!
特に気をつけたいのが水平方向の確認。垂直はほとんどの場合、計測するとき取り付ける壁にしっかり当てていれば OK。iPhone で あれば標準でインストールされているアプリの「コンパス」機能を左 にフリックすると水平器が現れる。D.I.Y.ラバーにはありがたい機能。
その3
ガチャ柱にあるビス専用穴を すべてビスで固定する。
今回使用したのは〈ロイヤル〉社製のガチャ柱。通販や大型ホームセンターで購入できるほとんどがこちらと同モデル。そのガチャ柱 のビス専用穴をすべてビスで固定していく。〈ロイヤル〉のものであ ればビスは@サイズを使用するが、念のためサイズ確認を忘れずに。
その4
設置したガチャ柱ともう1 本の間隔を確認する。
設置したガチャ柱との間隔を確認する(作りたい棚のサイズ)。スペースさえあれば横方向には際限なく棚を作ることができるが、あ らかじめ 2 本の柱で耐えられる重さが決まっている。〈ロイヤル〉社 のホームページを参考に最適なサイズを確認したうえで進めよう。
その5
その3と同様にビスで固定する。 ビスは皿ビスをチョイスして!
その3と同様にビスで固定。ここでひとつ気をつけたいのが固定するビ スの種類。そんなに神経質になる必要もないが、最低限ビスは「皿 アタマ(皿ビス)」タイプを使用しよう。アタマがプクっと盛り上がっている「丸アタマ」だとブラケット取り付け時に干渉してしまう。
その6
棚のサイズに合わせたブラケットをはめ込んで完成!
いよいよ最終工程。あらかじめ棚のサイズに合わせて用意してお いたブラケットをしっかりとはめ込んで完成! 〈ロイヤル〉社のブ ラケットにはガチャ柱の溝に合わせたプラスチックのパーツがある ので、軽く引っ張りながら固定。「カチッ」と音が聞こえたらOKだ。
ひと手間加えた応用編。好みに合った機能的な棚を作ろう!
①スニーカー棚
ハイカットも靴箱も OK な、マイシューズラック。
〈ロイヤル〉社のブラケットを使用してシューズラックをD.I.Y.。ガチャ柱は高さを容易に調節 できるのが最大のメリット。シューズの入れ方を工夫すれば写真のように無駄なく整然と収納 できるので、「この段はローカット」「この段はハイカット」など自分好みにセルフカスタムを楽 しめる。棚板だけでなく、ブラケット幅にあわせたボックスなどを組み合わせれば、機能面は もちろん、見た目も美しいショップディスプレイさながらの仕上がりを簡単に味わえるのが魅力。 すべて針葉樹合板(ラーチ合板)とラワンベニヤ板にワトコオイルのナチュラルで仕上げ。
■ここで使用した材料
〈ロイヤル〉フォールドブラケット 300mm、150mm /ラーチ合板(針葉樹合板、12mm 厚) /ラワンベニヤ板(3mm 厚) /木工用ボンド /木工用細ビス(ボックス固定用) /木工用ビス(棚板固定用) /インパクトドライバー
ボックス部分の角はホームセンターで 45 度カットを施し、 化粧ビスで固定したシンプルな構造なので、見た目ほど難しくない。ポイントは化粧ビスを打ち込む前に必ず下穴を空ける 。このひと手間で板が割れてしまうのを防げる。
ホームセンターで R 加工(カット)を施した棚板を使い、 曲線を取り込んで雰囲気をアレンジ。合板より5mm 小さ いベニヤ板をボンドで貼り付け、クランプで固定、ひと晩 寝かせるこのひと手間で、ビジュアルの良さもグンとアップ。
写真のように横から見るとはっきり分かるが、棚板の方は R 加工を施しているため、あえて小さい 150mm サイズの ブラケットを使用。棚板にぴったりのサイズを使うと、R 部 分からブラケットがはみ出てしまう。サイズ選びは慎重に。