お部屋D.I.Y.の第一歩、ここでは有孔ボード(ペグボード)を使ったD.I.Y.レシピを実践形式でご紹介。引っ掛けて、吊るして、外してまた違うところに取り付ける。 見せる収納にもディスプレイにも活用できるおしゃれな有効ボード収納作りに挑戦してみましょう! 今回はPART2としてキッチンの収納にチャレンジしました。
Photo / Takamasa Sasai Report & Text / Tsubasa Iwata(RIDE MEDIA&DESIGN) Edit / GO OUT
Table Of Contents : 目次
有孔ボードでキッチンツールを見せる収納。
何かと出し入れの多いキッチン道具を、用途別に引っ掛けた機能的な有孔ボードの活用法 。 ホームセンターでほしいサイズにボードをカット、突っ張り棒に結束 バンドで止めるだけの簡単 D.I.Y.。使い勝手はもちろんながら、あるもの無いものが一目瞭然でわかるのはうれしい。
こちらはBeforeの状態。使用頻度の高いツールが並んでいて、大事な調理スペースが奪われてしまっている。これでは調理の効率が悪く、火を使うコンロ周りは危険が多い。有孔ボードを使ってすっきりした機能的なキッチンにカスタマイズしよう!
やってみよう!
イメージができあがったら下記の材料を用意していざ実践!プロセスごとに有孔ボード壁を作っていく過程を見ていきましょう。
■今回使用するもの。
有孔ボード(910×1820mm)約 1.5 枚/突っ張り棒 8本/結束バンド 11本/マスキングテープ/有孔ボードフック(120/1個)30個 計約¥7000
プロセス1
ボードを突っ張り棒で固定するのだが、その時、ボードに対して突っ張り棒がどの位置にくるかをマークしておくのがポイント。力をかける位置が見てわかるので、固定する際に役に立つ。
プロセス2
板に突っ張り棒を固定し壁際に配置する。ホームセンターでカットしてもらった有孔ボードの両サイドに突っ張り棒で固定。裏面に上下で2ヵ所、余った結束バンドはハサミでカットしておこう。
プロセス3
固定の際、突っ張り棒の両端がボードの中に収まっていることを確認しておくことがポイント。ここがはみ出していると壁際に固定する時に凹凸が引っかかって浮いてしまうので注意。
プロセス4
ボードを壁にはめ込んだら、ボードの水平を確認。売っている水平器を使うのもいいが、iPhone ユーザーであれば、コンパス機能と一緒に水平を取る機能が付いているので利用してみよう。
プロセス5
壁のサイズによっては1枚の板が大きくなることがある。目安として板が80センチを超えるようであれば中央も固定しよう。そうすることで、ボードの中心が浮くことなくキレイに仕上がる。
プロセス6
1 ~ 5 のプロセスを繰り返し、左右どちらかから順番にボードをはめ込めば完成。突っ張り棒の強度や使い勝手も考慮し、1枚 でできる場合でも、ボードは最低 2 枚以上に分けて施工しよう。
その他の実例サンプル。
今回は、キッチンを4等分したサイズで有孔ボードを分けた。コンロ部分の油ハネなどが気になる場合はここの部分だけ外して作るのもいい。写真は長めの有孔ボードフックに板の廃材を載せただけの簡単な棚を作った。 瓶に移し替えた調味料や、コーヒーギアなどおしゃれなものを見せる収納として利用できるおすすめスタイル。
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