異端児バッグメーカーboreasが、テントを作るとこうなる！

斬新な発想と洗練されたデザインが目を引くバックパックを中心に展開しているboreas（ボレアス）からバックパック同様に独創的なデザインのテントが登場する。

boreasはThe North FaceでデザインディレクターをつとめたのちにAlite Designsを立ち上げたアウトドア業界の異端児TAE KIM（テイ・キム）氏が2010年にサンフランシスコで立ち上げたブランド。

TAE KIM氏がデザインした自立式の２人用テントtiagoは、そのカラーが特に印象的だ。暗闇でテントの中に明かりを灯した時に幻想的な空間を演出するよう、少し透け感があるような独特なホワイトカラーが選ばれている。さらにテントから溢れる光を意識してステッチワークが施されているというこだわりようだ。

デザイン性だけでなく機能面も優れていて、特徴的なのはジョイントから星形にポールを配したフレームワーク。ポールがクロスすることなく天井の空間を広げるように設計され、中に入っても圧迫感のないテントに仕上がっている。内側はメッシュを採用することで通気性も抜群。前室は2つあるので二人で使っても出入りが容易で、さらにフットプリントが前室にまでついているので、荷物を前室に置き、テント内を広く使うこともできる。

日本での発売は2017年3月上旬の予定。価格は￥64800。

 Text／Shinya Miura

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