先日行われたGO OUT CAMP冬2017では、朝から霜が降りるなどかなりの冷え込み。当然キャンプサイトではいろいろな暖房器具で暖を取っていたキャンパーばかり。
でも実際に冬キャンプを楽しんでいるキャンパーは、どのくらい快適なテント内で過ごしているのか気になりますよね。と言う訳で、今回はいろいろな暖房器具を使ったテント室内を温度計で計測してきました!
- ※テントや暖房器具の種類によって室内温度は変わります。暖房器具を使う際は一酸化炭素中毒チェッカーを用意し、換気しながら安全に使用してください。
イベント当日、日の一番高い午後13時頃の時点で気温は9度となかなかの冷え込み。風も出ていたので体感的には5度くらいかと思うほど寒い瞬間も。ほとんどのキャンパーさんはダウンを着用するなど完全防寒での参加でした。
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初心者におすすめ。手軽に使える石油ストーブ。
まずお邪魔させてもらったのは、石油ストーブを使っていたテント。大人8人が寝られる広めのテント、ノルディスクのウトガルドの室内ではコロナSL-66Eを使用。
入った瞬間から室内はかなりの暖かさ! 実際に計測すると21度でしたが、体感的には25度くらいに感じるくらいの室内。持ち主もアウターなしで過ごしていました。そして驚いたのが、この広さの室内でもストーブを点火してから30分程でここまで温まったということ。お籠りスタイルのリビングにぴったり!
キャンパーなら憧れる、薪ストーブ!
次に計測させてもらったのは、キャンパーなら一度は憧れる薪ストーブ。テンティピのジルコンに薪ストーブをインストールして使用中。
こちらもテントに入った瞬間からかなり暖かい! フロアレスですが、地面からの冷えはまったく感じられません。
室内温度も26〜7度とかなりの快適空間。天板で調理可能なタイプのものを選べば、上で鍋を作ったりできて何かと便利。こちらの持ち主も、乾燥対策として加湿器代わりにてヤカンでお湯を沸かしていました。
男のロマン、焚き火台も使える!
こちらのテント内では、なんと焚き火台を使用!今回張っていたテンティピは、室内でも焚き火の使用が可能な素材のテント。外は寒いけど焚き火を楽しみたい、という人には打って付けのアイテム。
火の粉で穴が空いてしまうこともあるけれど、手直ししながら使用しているそう。煙突がないため入り口を開ける必要があるものの、計測すると23度とテント内をしっかり温めてくれました。
どのテント内も20度以上の暖かい室内でぬくぬくとくつろいでいることが判明! 暖房器具を使い室内をしっかり温めておけば、どんなに寒い季節でも快適にキャンプが楽しめそう。
まだ冬のキャンプを経験したことのないキャンパーさんはぜひ参考にしてみてください。因みに、どのテントもポリコットン素材だったことから、寒い時期はコットンテントがおすすめ!
- ※テントや暖房器具の種類によって室内温度は変わります。暖房器具を使う際は一酸化炭素中毒チェッカーを用意し、換気しながら安全に使用してください。
- Photo/ Takuma Uto