ムラコ初のシュラフは、独自のキルト構造と中身が透けるほどの激薄生地で仕上げた意欲作。

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漆黒のテントをひっさげての衝撃デビュー以来、アパレルやペットグッズの展開、自社製テントフレームの開発など、常に話題を振りまいてきた「muraco(ムラコ)」。次々とギアのラインナップを拡充し、総合アウトドアブランドへと発展した今も、金属加工を発端にしたクラフトマンシップとスタイリッシュなデザイン性あふれるモノ作りを貫いている。そして、そんなムラコからついにブランド初のシュラフが登場した。

(左)「POLAR 750」¥68200/(右)「POLAR 400」¥52250

ムラコの「POLAR(ポーラー)」は、中綿に軽量で高品質な800FPのグレーグースダウンを使用したダウンシュラフ。ダウンを750g使用していて、冬期の山岳や冬のキャンプや車中泊にも対応する「POLAR 750(ポーラー750)」(快適温度-3℃ / 下限温度-10℃)と、ダウンを400g使用していて、夏山から冬の低山まで、一年を通じて幅広く対応可能な「POLAR 400(ポーラー400)」(快適温度6℃  / 下限温度-3℃)の2モデルが揃う。

カラーは750がホワイト、400がブラックと、どちらもムラコらしいシックなカラーリングになっていて、ムラコのタイベック製シュラフカバーとの相性もばっちりだ。

一番の特徴は、2パターンのキルト構造を組み合わせて使っているところ。ボディ部分には体温を効率よく循環させるために縦方向の縦方向のボックスキルト、冷えやすい足元には横方向のボックスキルトをそれぞれ採用している。

また、首周りには冷気の進入を防ぐネックバッフルを搭載していて、ドローコードでフィット感の調整も可能だ。

寝たままでも開け閉めがしやすいセンタージップで、ダブルジップ仕様。足元は立体構造のフットボックスになっていて、出入りもしやすい。

さらに内側の左胸部分には、スマートフォンなどを収納するのに最適なポケットを搭載するなど、細かい使い勝手も考えられたシュラフに仕上がっている。


(問)シンワ muraco事業部 tel:042-997-9468 muracodesigns.com/

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Shinya Miura
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