コンパクトなコニファーコーンの折りたたみトングに、オールステンレスの新バージョン。

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創業100年を超える田中文金属が手がける「conifer cone(コニファーコーン)」は、ソロキャンパー向けのコンパクトな焚き火ギアで人気のアウトドアブランド。そんなコニファーコーンのギアの中でも、コンパクトな折りたたみトング「フォールディングトング アングルマスター」は累計5万個以上を売っているヒットアイテムだ。この人気トングに、さらなるコンパクト収納とオールステンレスの重厚感さを加えた新バージョンが登場した。

フォールディングトング アングルマスターMS ¥2750

先端部分の角度を自由に変えて使うことができ、コンパクトに折りたためるトングとして人気の「フォールディングトング アングルマスター」。このトングの不便な点としてこれまでにユーザーから指摘されていたのが、折りたたんだ時にハンドルを固定する機構がないのでハの字に開いてしまうことと、先端部分をフリーアングルで使える反面、その角度でがっちりと固定できないこと。

この2点を解決して、さらに使い勝手を高めたのが、今回登場した「フォールディングトング アングルマスターMS」だ。

まず、先端を折りたたんだ後にハンドルが開かないよう、新たにホールド機構を追加。これにより2.5センチのスリムサイズに収納することができるようになった。かさばらないのでメスティンやギアバッグの隙間に入れることも可能だ。

また、先端部分の角度調整はフリーアングルから2段階に変更。ピンセットのように繊細な作業も可能な「斜めアングル」と、重たいモノもがっちりつかめる「ストレートアングル」の2アングルでロック機構により固定できる。

さらに先端部分は「あらゆるものをつかんで離さない」をテーマに開発された「マルチファング」に変更。斜めアングルでは、生ハムや葉物などの薄くて破れやすいモノやカットしたトマトや茹でた柔らかいビーンズなども潰すことなくつまむことができ、ストレートアングルでは、厚切りベーコンなどの分厚いお肉や、調理や焚火に使う炭や薪なども安定してつかむことができる。

ちなみに「アングルマスターMS」の「MS」は「Metal Solid(金属の塊)」の意。ハンドルはステンレスに変更され、金属から削りだしたような重厚な質感とコニファーコーンらしい変形ギミックでキャンパーの所有欲をくすぐるアイテムに仕上がっている。

「フォールディングトング アングルマスターMS」は、2023年9月15日に発売予定となっている。

【SPEC】
使用サイズ:長さ260×幅60×高さ20mm
収納サイズ:長さ140×幅25×高さ20mm
重量:約104g
素材:ステンレス


(問)田中文金属  conifer-cone.com/

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Shinya Miura
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