2022年9月2日(金)〜4日(日)にかけて、京都府の府民の森ひよしで開催されたGO OUT CAMP関西。多くのキャンパーが集い、キャンプ、ライブ、ワークショップなど楽しい時間を過ごしました。今回は会場で見つけたカスタム、D.I.Y、希少ブランドなど、並々ならぬこだわりを発揮するキャンパーたちのギアを拝見してきました!
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カスタム盛り盛りの超進化型シェルコン。
「Snow Peak(スノーピーク)」の超定番アイテムの一つ「シェルフコンテナ」。近頃は多くのブランドからカスタムパーツが発売され、ジブンなりの使い方ができるように。ここにも、多数のブランドのパーツをミックスして、これでもかとカスタムを施し、超進化型に仕上がったシェルコンを発見。
シェルコン25をベースに、ボンボネロのシェルコンカバー、バリスティクスのシェルコンレッグ、アシモクラフツのアシモグリップSCを装着。蓋にはスノーピークのフラットバーナーがぴったりはまるビルコーストの天板を装着、キッチンテーブルとしても使えるように。
持ち主の佐令井さんによると、これで完成ではないとのこと。「いつもはエッジスタンドを2本に棚板を付けて、ラックになるようにしています。」
定番のゴールゼロもここまでやれば被り知らず。
先ほどのシェルコンカスタムに続き、こちらも定番アイテムをガレージブランドで見事にドレスアップ。「GOAL ZERO(ゴールゼロ)」のライトハウスマイクロは、言わずと知れた人気LEDランタンで、カスタムを楽しむ人も多いアイテムです。
こちらはアクリル系パーツでゴールゼロをおしゃれにカスタム。使っていたのは、人気のボンボネロのランタンカバーでも、ウィンディー&レイニーとのコラボ。アクリルパネルの1枚が八ヶ岳の稜線をかたどったレアモデルです。
本体もアンバーグローブを装着してカスタム済み。暖色が強めの光は虫が寄ってこない、機能的にも考えられたカスタムです。
100均で買えるアイテムに簡単D.I.Y.を施したギアスタンド。
会場に集まったキャンパーの中にはD.I.Y.ギアを愛用する人も多数発見。その中でも、お手頃アイテムに少し手を加えて、キャンプギアとして上手に使っていたのは、家族でキャンプを楽しんでいた古澤さん。
キャンプサイトを覗いてみると、ブラックのギアスタンドがいくつも使用されており、クーラーボックスやコンテナを直接地面に置かないようにしている様子。話を聞くと元々は100均で買った300円ほどのスツールを改造して作ったものだそう。
「これは、簡易スツールの座面を切り取って、スタンドにしています。軽量・コンパクトで持ち運びも簡単ですし、結構重い物を乗せても安定しています。」
コンテナの蓋裏が見事なディスプレイ収納に
先ほどのお手軽D.I.Y.とは打って変わって、かなり本格的な改造が施されているギアコンテナを発見。
こちらは、「DULTON(ダルトン)」のアルミコンテナの蓋の裏に、有孔ボードを取り付け、そこに革のバンドを付けることで、壁掛け収納を可能にしたワザありD.I.Y.。「カスタム自体は、コンテナに穴を開けたりするので家具をつくっている知り合いに頼みました。」
小さいコンテナにはLEDランタン、中サイズのコンテナにはナイフなど、一番大きなコンテナには斧や火バサミなど少し大きめのギアを収納、それぞれのコンテナサイズにあったギアが見事に収まっています。
他にも、コンテナの蓋を止めておくストッパーにもレザーストラップを装着。細部まで抜かりない、几帳面さが表れたれたカスタムギアです。
韓国発新鋭メーカーの高機能テーブル
最後に紹介するのは、韓国発のキャンプファニチャーブランド「ON-U LIFE(オンユーライフ)」のテーブル。国内では愛知の人気アウトドアショップ「TigerCampStore(タイガーキャンプストア)」が代理店となり、今年に入って展開が始まったばかりのレアブランドです。
中でもこちらのテーブルはオールブラックで一見樹脂に見えますが、天板には木材を使用したウッドファニチャー。オールブラックの塗装や、工業的なデザインの形状やロゴなどが無骨な雰囲気です。
また、天板は可動式で、スライドさせると現れる隙間には、フラットバーナーがピッタリ入ります。最大2つのバーナーをはめることができ、テーブルの中心に機能的なキッチンを作ることができます。
スライドして拡張されたテーブルはとても大きく、6人は余裕で囲めそうなサイズ。大人数でのキャンプでは大活躍必須のアイテムです。
カスタムやD.I.Yでキャンプギアがより機能的に!
すでに多くのキャンパーが持っているような、定番アイテムやお手頃なアイテムでもカスタムやD.I.Yなど、ジブンなりの工夫を施せば、さらに機能的になったり、かっこ良くなったり、より愛着が持てるようになります。
ぜひ、皆さんも、自分のキャンプギアを、カスタムやD.I.Yで進化させてみてはいかがでしょうか?
Photo/Taizo Shukuri