オートキャンプとは違い、最低限のギアとスペースでいかに快適なキャンプサイトを作るか、いつも頭を悩ませるフェスキャンプ。今回はさまざまなフェス会場で見つけた、コンパクトなキャンプサイトにフォーカス。本格的なフェスシーズンを前に、どんなキャンプサイトにしたいか参考にしてほしい。
Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Haruna Kosugi
Text&Edit/Shiyori Kawamura(RIDE MEDIA&DESIGN)
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雨予報も加味した、コンパクトなロースタイル。
全天候型対応というニーモのアルチストームに真っ赤なDDタープを組み合わせてサイトをコーディネート。雨が降ることも考えて低めに張ったというタープ、それに合わせたロースタイルのリビング作りは、フェスでのキャンプインを考えている人はぜひ参考にしてほしい。
寒さ対策は、カンガルースタイルが正解。
小川キャンパルのツインピルツにケシュアのテントをインすれば、まだ肌寒い夜もこれで快適に。テントはワンタッチ式なので、ものの数分で完成するとか。コンパクトに持ち運べるのはもちろん、設営や撤収も時短できる優秀なギアチョイスもお見事。
タープ不要の2wayスタイル。
パップテントが欲しくて、ノルディスクのユドゥンを改造したというこちら。横の壁をタープのように跳ね上げて使えるので、昼間はリビング、夜は寝室として使っているテントサイトが小さいフェスでは、こんな省スペースで設営できるテントを選びたいところ。
インパクト大の古い米びつは、収納兼テーブルに。
古家具を扱うショップで見つけたという古い米びつ。見た目に反して重さがなく、テントやタープ、寝袋を入れて持ち運んでいる。シエラデザインのオリガミやDDタープと、軽くてコンパクトに収納できるハイスペックなアイテムを選んでいるのも、フェスキャンプ向きのギアセレクトだ。