うわさの多用途LEDライトGoPro「ゼウスミニ」。実際、使い勝手はどうなの?

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アクションカメラでおなじみGoPro(ゴープロ)から登場したLEDライト「Zeus Mini(ゼウスミニ)」。

コチラの記事でも紹介したが、とにかく多用途で使いやすいと早くも話題を呼んでいるこのLEDライトだが、実際のところ使い勝手はどうなのか?

GoPro公式サイトなどを見てもアウトドアでの汎用性の高さは想像がつくが、案外、日常的に使える場面も多そうなので、まずは身近なところで試してみた。

Table Of Contents : 目次

「ゼウスミニ」をおさらい。

GoPro「Zeus Mini」 ¥8600

「ゼウスミニ」は、ゴープロがHEROシリーズなどのアクションカメラで培った“多用途さ”を落とし込んだLEDライト。

ライト部分のサイズは、ハンディーの鉛筆削りと同じくらいで実際に持ってみるとその小ささに驚く。コンパクトなボディながらも明るさは最大200ルーメン。点灯してみると登山で使うヘッドライトと同じくらいの明るさで、直接見ると眩しいくらいだ。

マグネット付きクリップと360度回転する台座のおかげで、好きな場所を好きな角度で照らすことが可能。さらには、ゴープロの様々なマウントにも取り付けられるので、ゴープロユーザーであれば、アウトドアから写真撮影、ガレージまでより幅広いシーンで活躍する逸品だ。

 

想像以上に使いやすい、360度回転する台座構造。

フライフィッシングのタイイング(毛バリ作り)やD.I.Y.などの細かい作業では、手元が暗いと目が疲れてしまうことが多いが、そんなときにはハンズフリーで手元を明るく照らすライトがあると便利。

特に手元が影にならないように、頻繁にライトの位置や角度を変えたいときに、台座が回転して好きな角度にできるのは非常に便利だった。

360度回転するマグネット付きクリップなら、角度も場所もほぼ関係なく自由に設置できるため、セッティングが用意でストレスフリー。どんな作業にも柔軟に対応して照らしてくれるこの台座の構造は確かに画期的といえる。写真の距離感なら、四段階中で一番弱い光量でも十分。

 

ディフューザーが意外と大切。

まずはオンライン会議やオンライン飲み会の照明として使ってみた。天井からの灯りではどうしても顔に影ができがちで、表情が暗く見えてしまうことも。

先にも述べたとおり、ゴープロの様々なマウントに取り付けられる互換性も強みの「ゼウスミニ」。ここでは三脚として使えるゴープロ用マウント「ショーティー」に取り付けて、PC画面のサイドから顔を照らしてみた。

好きな場所に置いて、好きな角度で照らすことができるので、簡単にベストポジションを探せるのが便利だ。PCの画面と同じ角度で下から照らすことができるので、表情をしっかりみせることが出来るほか、資料やアイテムを写す場合にも役立った。

さらに良かったのは付属のディフューザー。これを装着することで、光もやわらかくなり、まぶしさも減らすこともできる。明るさを4段階で変えられるのも便利だ。

このディフューザーは写真撮影時にも役立つアイテムで、例えば使わなくなったアウトドアギアをフリマサイトに掲載する時などの物撮りでは重宝しそうだ。

ただし、ディフューザーは少々外れやすくなっているので、「ゼウスミニ」を外に持ち出したりバッグから取り出す時などは注意が必要だ。

 

 

アウトドアでも使い方無限大。でもアクティビティにはGoProマウントが必要かも。

今回はインドアでいろいろ使ってみたが、もちろんアウトドアでも活躍するシーンが多そうだ。

すでにいろいろな種類が発売されているゴープロ用のマウントに装着可能なので、例えば自転車ライト代わりに使ったり、ヘッドライトにしたり。さらには、付属のクリップにマグネットがついているので、タープやワンポールテントなどのスチールポールに固定して灯りにすることもできる。

また、筆者はキャンプ中にクルマのバッテリーが上がってしまったことが稀にあるが、そんなときにもクルマのエンジンルームを開けてクリップやマグネットで固定すれば、ハンズフリーで手元を照らすことができるのはありがたい。10m防水なので、アウトドアで使っていて、突然雨が降ってきても安心だ。

ただし、クリップ自体には滑り止めが付いているもののそれほどホールド力が強いわけではないため、自転車など動きのあるシーンでは、GoProの専用マウントを使用することをおすすめする。

 

GoProユーザーならコスパ◎。

コンパクトなボディとは思えない明るさの「ゼウスミニ」。

同じ200lmの明るさのヘッドライトと比べると税込み8600円という価格はやや割高に感じるかもしれないが、付属のマグネット付きクリップを駆使すれば使用シーンを問わず、あらゆるスタイルで使えることを考えれば納得できる。

ゴープロ用マウントと組み合わせることでさらに使用シーンが広がるため、すでにゴープロを持っている人にとってはむしろコスパは高いといえよう。

1台持っておけば今回レポートした以外にも明かりが必要なさまざまなシーンで活躍しそうだ。


■GoPro.com  商品ページ:gopro.com/ja/jp/shop/mounts-accessories/zeus-mini/ALTSK-002-AS.html

 

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Shinya Miura
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