フェスをスマートに楽しむための、14の便利アイテム。【キャンプフェス入門 #3】

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キャンプフェスに必要な装備を考える【キャンプフェス入門】企画 。前回はフェスの拠点となるテントをはじめ、寝袋やマットなど、肝心な寝床周りのギア選びについて掘り下げました。

第3回目となる今回は、フェスをスムーズに楽しむためのギアについて。現地でリアルに役立つ機能的なアウトドアギアを、前回に続きアルペンアウトドアーズでリサーチしてきました!!

Table Of Contents : 目次

フェスで役立つ機能的なギアを厳選ピックアップ。

初めてのキャンプフェスは不安も多いため、どうしても荷物が多くなってしまうもの。しかし現地まではバックパックで移動することも多く、テントや寝具を持ち運ぶことを考えると、なるべくギアは少なくしたいですよね。

そこで今回も、総勢450ブランド10万以上のアイテムを取り揃えている世界最大級の超大型アウトドアショップ「アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア柏店」で、フェスで絶対に役立つ、機能的なギアを厳選ピックアップ。

アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア柏店

2019年4月にオープンした、約2,300坪の広大な売り場を有した日本最大級の大型アウトドアショップ。1Fがキャンプ関連、2Fがアウトドアウエア、3Fが山用品と分かれている。千葉県柏市風早1-6-1 tel:04-7192-3671 open:10:00~21:00  https://www.alpen-group.jp/store/outdoor/kashiwa/

前回に続き、年間20泊以上テント泊を楽しんでいるキャンプ担当スタッフの佐々木さんに、オススメのギアを教えてもらいました。

「会場で快適に過ごせる便利なアイテムを紹介します。迷ったときは、とりあえずこの3つを持っていってください。きっと役立ちますよ!!」。

 

01. 気軽に持ち運べ座り心地も抜群のリラックスチェア。

Helinox「サバンナチェア」 ¥22000

まずは休憩時に欠かせない折り畳みチェア。いまやフェス向きチェアの王道となったHelinox(ヘリノックス)のチェアは、残念ながら今年のフジロックでは持ち込み禁止となったものの、抜群の軽量&コンパクトさはやはり見逃せない。

なかでも佐々木さんのオススメは、ブランド史上、最高傑作と噂されているほどの座り心地を誇るサバンナチェア。リラックスしてライブを観たり、テントサイトでくつろいだり……、歩き回って疲れた身体を癒すなら、こんな椅子が理想かも?

「ゆったり座れる広い座面のハイバックチェアで、肘掛けとドリンクホルダーも付いているから凄く快適。正直、フェスじゃなくてもオススメしたいほど、最高の座り心地です。しかもコンパクトに収納できるからバッグパックにも入りますよ」。

 

02. バーナーとクッカーが一体型のコンパクト調理器具。

JETBOIL「フラッシュ」 ¥14800

バーナーとクッカーが一体型になったJETBOIL(ジェットボイル)は、登山家やハイカーの間では定番のコンパクト調理器具。しかしフェスビギナーにこそ使ってほしいギアだとか。

その理由は、簡単かつ素早くお湯が沸かせるお手軽感にあり。調理にかける時間を短縮すれば、そのぶん遊びを満喫できる!!

「最新モデルのフラッシュは、500mlの水を約100秒で沸騰させることができます。しかも専用のガスカートリッジを本体内部に収納できるから、バッグの中でもかさばりません。フェス飯を楽しみがてら、ラーメンを作ったりコーヒーを淹れるくらいなら、ジェットボイルがベストでしょう」。

ただし、イベントによっては火気の使用が禁止されているものもあるので要注意! 事前の下調べが大切です。

 

03. 大光量で幅広い用途に使える進化系LEDランタン。

Prism「クレイモア ウルトラプラス」 ¥8778

豊富な種類が存在するLEDランタンの中で、佐々木さんがフェス向きとしてイチオシするのが、Prism(プリズム)の人気モデル。

幅120mm×高さ34mm×奥行き90mmという小型サイズながら、最大で12000ルーメンという大光量を実現。しかもモバイルバッテリーとしても使える優れモノ。

「ナチュラルな電球色と白っぽい昼光色に加え、昼光色をさらに強力にするターボモードも搭載されているんですよ。それが写真を撮るときの照明として使えるからインスタグラマーからの人気も高いんです。もちろんフェスのテントサイトでもスタイリッシュな写真が撮れますよ。タフなルックスもフェス向きですね」。

 

まだまだある!? 揃えておけば便利な「フェス向きのギア」が知りたい!!

リラックスチェア、気軽に使える調理器具、多機能LEDランタンはマストだけど、アルペンアウトドアーズには機能的なアイテムな豊富に揃っているため、まだまだフェスで活躍するギアがいっぱいありそう……。

そこで、佐々木さんがイチオシする、フェス向きギアをもう少しだけ紹介します。これだけ揃えておけば、フェスもかなり快適に楽しむことができる!!

1.ロゴスのピラミッドグリル・コンパクト ¥4950、2.グラバー オールウェザーブランケット ¥3960、3.ブラックダイヤモンドのヘッドライト(スポット325)¥4840、4.ソトのスライドガストーチ ¥2200、5.プリムスのトレイルカトラリー ¥1100、6.オガワ×ダイネックスのマグカップ ¥1540、7.アディロンダック×ペンドルトンのマイクロチェア ¥8580、8.スタンレーの真空ボトル ¥3850、9.ノルディスクのピロー(ナット)¥5500、10.カーミットチェアカンパニーのカーミットテーブル ¥19250、11.ColemanのLEDストリングライト ¥3480

「コンパクトでタフなアイテムを中心に揃えました。ピラミッドグリルは、ちょっとした焚き火を楽しめるほか岩塩プレートをセットで使えば贅沢にフェスでステーキを楽しむことも。マイクロチェアは会場内で持ち歩いても邪魔にならないサイズ感なので、サブチェアとしてパッキングしておけば重宝します。エアピローはより快適に眠るため。LEDストリングライトは、テントの装飾として使えば、自分のテントが遠くからでも一目了然です!!」。

 

本当に使えるギアを揃えて、キャンプフェスをスマートに満喫しよう。

備えあれば憂いなしってことで、快適に過ごせるテントと機能的なギアを揃えて、キャンプフェスをスマートに楽しむためのギア選びは一先ず完了!!  もちろん他にも様々なギアがあるので、参戦するフェスに合わせて最適なアイテムをチェックしたり、探したりするの楽しみのひとつです。

そして次回は、いよいよキャンプフェススタイルに迫るべく、外遊びコーデといえばなあの人気セレクトショップに突撃! はたしてどんなコーディネートが理想的なのか。今のトレンドも踏まえつつ、アクティブに動ける最新のフェスファッションをイチ早く紹介!!

Photo/Takuma Utoo

 

ビギナーも大歓迎のキャンプフェス『GO OUT JAMBOREE 2020』

2020年4月10日 (金) 〜12日 (日) に富士山の麓のキャンプ場、ふもとっぱらで開催予定のGO OUT JAMBOREE 2020。9回目となる今回は、ステージ、キャンプエリア、ショッピングと様々にパワーアップ予定で「音楽」「体験」「食」「買い物」がより一層楽しめるように!

あのRHYMESTERやMIGHTY CROWNをはじめ、4ステージに30組ものアーティストが登場予定と、例年に増してコンテンツが充実! また、キャンパー同士の交流も盛んなので、キャンプフェスデビューにはうってつけ!

GO OUT JAMBOREE 2020
日程:2020年4月10日 (金) 15:00〜、11日 (土) 8:30 〜 12日 (日) 18:00(イベント終了 16:00)
会場:ふもとっぱら(静岡県富士宮市麓156)、富士オートキャンプ場ふもと村(静岡県富士宮市麓174-1)
web.goout.jp/tag/go-out-jamboree2020/

チケットはこちらから!

 

【併せて読みたい!】
キャンプフェス入門 #1  今年こそキャンプフェスデビュー! 必要な装備について考える。
キャンプフェス入門 #2  人気ショップに聞いた、フェス向けテント選びの3つのポイント。

 

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Masatsugu Kuwabara
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