9月末に開催された「GO OUT CAMP vol.14」。台風の接近によってあいにくの天気となってしまったものの、会場に集まったキャンパーたちは悪天候にも負けないタフでおしゃれなテントサイトを作り上げていました。
その中でも今回は、D.I.Y.ギアを駆使し、周りとは一味違った個性派キャンプサイトをピックアップ!
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自身の特技を活かしたD.I.Y.ギア満載のサイト。
OWNER:大工あべさん/めぐさん/はづきさん/ゆいとさん
本業が大工というだけあって、建築用のコンパネや工事現場で使われている灰皿スタンドなど、建築関係の資材をサイトに巧みに取り入れていた大工あべさん。自らのアイデアを活かして自作したギアも数多く取り揃えている。
もともと屋外で使われているものだからこそ、その耐久性や堅牢性には定評があり、キャンプギアと組み合わせて使うことで、よりサイトを快適にした。
素材に木材を使った自作のテーブルやキッチンテーブルは、木目が持つ本来の美しさを活かすため、着色やオイルを塗り過ぎないように注意するのがコツ。無骨な仕上がりながらも、自然が持つ素材感の美しさがより映える。
【SPEC】
テント:ザ・ノース・フェイス/トレイルヘッド8、ノルディスク/ファクシー4
タープ:MSR /ランデブー200
テーブル:自作
チェア:ローバーチェア、カーミットチェア、アディロンダ ック/キャンパーズチェア
ランタン:コールマン×シアーズ/476、JCヒギンズ
クーラーボックス:イグルー、シアトルスポーツ
ブランドバリューに捉われない、誰もが参考になるサイト演出術。
OWNER:こーたさん/とっきーさん/すうさん/いっちゃんさん
憧れブランドや定番メーカーなど、「キャンプをするならここのギア」と、ブランドありきでアイテムを探してしまうのは誰もが通る道だ。
しかし、最近はアウトドアブランド以外からでも使えるモノを探す人を多く見掛ける。こーたさんのサイトも、雑貨屋で見つけたラックをキッチン台に流用したり、ガーデニング用のイスを使ったりと、固定概念に囚われず自分の目指す快適なサイトを作り上げていた。
また、定番となりつつある D.I.Y. を駆使し、小物だけでなくキャンピングカーの内装までチェンジ。名作を使う瞬間もいいが、自身が楽しめることがキャンプでは何よりも大事。お金をかけずとも快適な空間を作り上げたこのサイトには、誰もが参考になるアイデアが詰まっていた。
サイト正面に置かれたキャンピングトレーラーはアビーのイオナ。けん引免許が不要のコンパクトタイプながら、カセット式トイレ、シャワールームが付くぜいたくな造り。外装は白だったものを自らオールペイントしたそう。
【SPEC】
テント:キャバノン/ミニスペース
タープ:ビジョンピークス/スクエアタープ
テーブル:自作、ヴィンテージ
チェア:ニトリ/ウッドチェア、タカショー/ガーデンソファ
クーラーボックス:コールマン/スチールベルトクーラー、レトロスチールクーラー28QT
ジャグ:ミンテージ
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