音楽とキャンプと熊本を味わうフェス「CAMP ROCK」に行ってきた! 【編集部潜入レポート】

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2025年11月15日(土)、熊本県熊本市は城南天然温泉かたるの森にて開催された、キャンプとロックのイベント「CAMP ROCK」。2年ぶり3回目、会場を福岡から熊本に移しての開催となった同イベントにGO OUT編集部が潜入してきました!

メインMC:斎藤ふみ

キャンプと音楽が好きで、福岡でラジオ番組を持つ斉藤ふみが立ち上げたCAMP ROCKは、コロナ禍にスタートしており、当初は参加人数を制限して小規模で開催されていましたが、今回からはコロナのしがらみから完全に解放され、規模を一気に拡大しての開催となりました。

ライブ、キャンプ、マーケット、グルメ、ワークショップなど、さまざまなコンテンツが展開され、参加者をおおいに楽しませていました。

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秋とは思えない陽気の中で開幕。

今回会場となったかたるの森は、熊本市の南東部に位置する温泉施設併設のキャンプ場で、イベント当日は晴天に加え最高気温24度という11月とは思えない陽気。最高のコンディションの中での開催となりました。

普段はフリーサイトのキャンプ場は、イベント時は特別に区画サイト仕様に変更。約10m × 10mと広々スペースで大型テントとクルマを入れてもゆとりがあり、キャンプも存分に楽しめるようにという配慮を感じます。

ロックだけじゃない。バリエーション豊かなステージに熱狂。

CAMP ROCKというだけあり、やはり一番注目を集めていたのがステージ。スガシカオ、ホリエアツシ(ストレイテナー)、後藤 正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)など、日本のロックシーンを牽引するミュージシャンが会場を沸かせます。

ステージ前は立ち見のお客さんでいっぱいですが、広々とした会場のため、後方ではゆったりとレジャーシートやチェアを広げゆったりとライブを楽しむという贅沢な時間が流れていました。

ステージに上がったのはロックミュージシャンだけではありません。福岡を拠点に活動する民族系トランスバンド、鹿児島のガールズバンド、地元熊本のベリーダンスグループやDJなど、九州のアーティストも多数登場。

非常にさまざまなパフォーマンスが1日を通してイベントを盛り上げました。

スカイランタンに願いを込めて。

イベントも終盤、日が暮れた頃に訪れた本イベントのハイライトが、スカイランタン飛ばし。事前に願い事を書いた短冊を紙風船にくくりつけ、一斉に解き放つという参加型コンテンツ。

ほんのり光りながら夜空に浮かぶ無数のランタンは、とても幻想的な景色を作り出します。なお、このランタンは紐付きで、浮かべおわったら回収するスタイル。キャンプサイトに持ち帰った後も優しく光り続けていました。

その後、ステージではテントなどの豪華景品が当たる参加者全員対象のプレゼント抽選会とフォークダンスを実施。フォークダンスでは主催の斉藤ふみさんもステージから降りて参加者と交流を深めました。

イベントオリジナルのグッズがいっぱい!

CAMP ROCKはイベントグッズが非常に豊富。定番のTシャツをはじめ、レインポンチョ、リストバンド、クラフトビールなど、さまざまなアイテムがラインナップしていました。

豪華!アーティストとのコラボグッズも登場。

CAMP ROCK× 後藤正文×Oregonian Camperのグランドシート

CAMP ROCKの目玉の一つが、アーティストとのコラボグッズ。フェスとアーティストによるコラボグッズ自体は珍しくありませんが、CAMP ROCKではキャンプギアでコラボグッズを展開。

CAMP ROCK×スガ シカオのナルゲンボトル

グランドシート、ナルゲンボトル、キャンプ用プレートにアーティスト名が記された特別感溢れるギアは、非常に人気を集めており、会場で買ってすぐ使っている人も多く見受けられました。

CAMP ROCK× ホリエアツシのおかずプレート

フェスやイベントに行くたびに、グッズでTシャツやタオルばかり増えがちなので、その場ですぐ使えるキャンプギアがグッズになっているのはとても嬉しいポイントです。

なお、これらのグッズは現在かたるの森に併設されるアウトドアショップ「WOODS」の公式オンラインショップにて販売中。気になる方は下記のURLからチェックしてみて。

woodskikuch.official.ec/categories/7053020

地元グルメやクルマの出展も。

グッズショップが位置していたエリアでは、グルメを楽しんだりクルマの展示を見ることもできました。

飲食出店には地元グルメが多数出展。ラーメンやうどん、ビストロやジビエなど、ハイクオリティなメニューが勢揃い。筆者も熊本グルメに舌鼓を打ちました。

クルマメーカーの出展もあり、スズキはジムニーノマド、トヨタは車中泊仕様のハイエース、MINIはカントリーマンのEVモデルを展示。車内を覗いたり、興味深そうに説明を聞く人も見受けられました。

提灯アート、ラジコンなど子どもが楽しめる遊び場も。

CAMP ROCKには家族連れの参加者も多く、会場には子どもが楽しむための遊びも用意されていました。人気を博していたのは、提灯にオリジナルのペイントを描ける提灯アート。

使用する手持ち提灯はとても本格的で、つい大人でもやりたくなるようなワークショップでした。

参加していた男子たちを釘付けにしていたのが、「WPL」のラジコンを走らせることができる体験コーナー。会場内に設けられた山あり、谷あり、水溜りありの本格オフロードコースで、マシンの持つオフロード性能を存分に発揮させていました。

遠出してもまた行きたいフェス。

CAMP ROCKは豪華なアーティストと快適なキャンプ環境に加え、熊本ならではの魅力も詰まったフェスで、これまでお邪魔してきたイベントとはまた違った、地元のお祭りのような雰囲気。

東京からだとそう簡単にはいけない距離感ではありますが、ぜひ来年も参加したい……、なんだったら今度は熊本観光のスケジュールも追加して、ゆったり楽しみたいと思いました。今から次回開催が楽しみです。

Photo/Youhei Yamaguchi、Shimai Norihiro


(問)株式会社DNS www.dns-jp.co.jp/

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