ハイクオリティなシュラフやジャケットをはじめとするダウンウェアを展開する「NANGA(ナンガ)」の新作として、新たな方法でリサイクルした羽毛を使用する掛け布団と防災用シュラフ“SONAE BAG”が登場。

年間約40万点もの製品を世に展開する「ナンガ」は、羽毛が使い捨てられるのではなく、新たな命を得て循環していくことをビジョンに、サステナブル活動にも力を入れている。これまでも、その一環であるプロジェクト「Re:ACT」にて、使い切れなかった羽毛を原料とし、かけ布団の仕立て直しサービスを行ってきた。
「Re:ACT」では、掛け布団のみならず、ダウンジャケットや寝袋への仕立て直しも行わている。しかし、その中でも製品ごとに適正な羽毛量があるために、仕立て直しの際に羽毛が余ることは避けらなかったという。そこで生まれたのが、その余り羽毛を用いた新たなアップサイクル製品だ。

まずは、長年の使用で膨らむ力を失ってしまった布団を預かり、専用工場で解体。次に取り出した羽毛をほぐした上でクリーニングする。それにより本来のパワーを取り戻したリユース羽毛となって生まれ変わり、そこに更に新しい羽毛を追加。最終的に、新しいNANGAの布団になって返ってくるというものだ。
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DOWN DUVET

DOWN DUVET SINGLE ¥34650
こちらは、新たな方法でリサイクルされた、羽毛を用いた、シングルサイズ掛け布団。膨らみを最大限活かせるよう、封入する立体キルトが通常よりも高く設定されているなど、構造にも工夫が凝らされている。リサイクルダウンでありながらも、保温性と寝返りを妨げない軽い寝心地は健在だ。

DOWN DUVET DOUBLE ¥46750
ヒマラヤ登山などハードなアウトドア環境でも、快眠を提供してきたシュラフメーカー、ナンガのクオリティへのこだわりが詰まった逸品だ。
SONAE BAG

SONAE BAG 350(羽毛量350g) ¥42900、SONAE BAG 450(羽毛量450g) ¥ ¥44330
そしてこちらのSONAE BAGは、リサイクルダウンを用いた防災用シュラフとエアマットのセット。
シュラフ本体はマミー型と封筒型のハイブリッド構造「テーパードシェープ」を採用。足元にゆったり感があり、寝相が悪い人でも快眠が得られる。温度調整がしやすい設計も快眠へのこだわりポイントのひとつだ。

ほかにも、枕や湯たんぽをいれて使用できるケースや、パッカブル仕様、複数シュラフの連結など機能も盛りだくさん。サイドジッパーを外すと1枚の薄手のかけ布団にもなる。
エアマットのほうは、3シーズン使える R値2.9のものを採用。収納袋がポンプになる作りや、初心者でも膨らませやすい逆流防止弁など、こちらも使い勝手の良い仕様となっている。

ダウンウェアのクオリティだけでなく、ダウンの未来まで考えた製品作りで、サステナビリティを行動で示し続けてきたナンガ。レギュラーラインナップだけでなく、アップサイクル製品も、その技術やこだわりが凝縮されたものとなっている。
「ナンガ」が取り組むリサイクルダウンを使った掛け布団と防災用シュラフ“SONAE BAG”の詳細は、こちらの公式ホームページにてチェックできる。アウトドアや日常、防災など、あらゆるシーンの睡眠の質にこだわる方は必見だ。また、ご紹介したアイテムは数量限定なので気になる方はお早めに。
(問)NANGA store.nanga.jp/