こだわり抜いてたどり着いた、目利きたちの私的逸品。#2

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目利きたちのマイ定番拝見。しっかりとしたルックスやパフォーマンス、ブランド感も大切にしている目利きたちに、いままで手に入れた数々のアイテムのなかから、じっくりと付き合って長年愛用している、ジブンなりの定番品を教えてもらいました!

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【TARZAN AQZAWAさん/ALDIES、ELDORESO デザイナー】リカバリーサンダルとしての機能性をマラソン大会で実感し、コラボに発展。

TARZAN AQZAWA/ALDIES、ELDORESO デザイナー

アールディーズとエルドレッソの2ブランドを展開する、遊んで飲んで、よく走るデザイナー。パリオリンピックではモンゴル代表のマラソンウエアも担当。「マラソンのタイム、サブ3まであと3分!!」。

ウーフォス上陸直後からマラソンの大会参加後にリカバリーサンダルを愛用し、絶賛していたことで早々にコラボが実現。現在まで自身がもっとも愛用するサンダルに。「大会後の定番で、とにかく足がラク。コラボモデルは4年経った今でも、まわりから“いいね”と褒められます」。

OOFOS × ELDORESOのOOahh Sport-Design by ELDORESO

驚くほどのクッション性で、リカバリーサンダルというジャンルを定着させたウーフォス。4年前に初の日本限定モデルとしてエルドレッソがコラボしたウーハーは、ブランドを代表するアイコン的な1足としてロングセラーを誇る。

ウーハーとともに人気のモデル、ウールジナル(左)は豊富なカラバリも魅力。履き心地にハマったAQZAWAさんはシューズモデルのウーエムジー(右)も愛用。

【キャンプたけしさん/キャンログ 代表】1泊2日のキャンプから帰ってきても氷が残っている、実力派の大型マグ。

キャンプたけし/キャンログ代表

キャンパー向けのWEBサービス、キャンログを運営。自身もキャンパーで、テント泊は年間50泊ほど。現在の愛車は大阪のカーショップ、ジャンキーズ仕様のダイハツ・アトレー。「秋冬は車中泊も楽しみます」。

クルマ移動が多いキャンプたけしさんが、車内で重宝しているアイテムがスタンレーの真空スリムクエンチャー。「朝に自宅で氷とドリンクを入れてキャンプに出発し、1泊して帰ってきて、氷が残っていることも!!このサイズでクルマのドリンクホルダーの収まるフォルムもグッド」。

STANLEYのH2.0真空スリムクエンチャー 0.88L

無骨なマグやボトルを展開しているスタンレーの大型保冷マグ。0.88Lという大容量で、ストローもセットになっている。今夏に限定も含めて10色のカラバリが登場し、ジブンのスタイルに合わせてカラーを選ぶ楽しさもプラスされた。

大型サイズながらハンドルがしっかりしているから持ちやすい。専用ストローもセットになり、クルマの運転中でも前を向いたまま飲めるため安心だそう。

【高梨さん/編集者、ライター】毎年、秋口から初冬にかけて活躍する、20年以上変わらないマイ定番パンツ。

高梨達徳/編集者、ライター

食べ物から乗り物まで、なんでも手を出す雑食系フリーランス。「少しずつ涼しくなってきたので、待ちに待ったシーバス夜釣りのシーズンも開幕間近。今年はサイズよりも数を釣りたいと思ってます(笑)」。

「ディッキーズよりも安かったので」と、古着屋勤務時代に入手したレッドキャップのワークパンツ。気がつけば20年以上の付き合いに。「毎年、秋口から初冬にかけてヘヴィロテの1本。65/35の混紡TCツイル生地で速乾性もあるから、自転車に乗るときもメッチャ調子いい」。

REDKAPのPT50

高い耐久性と着心地のよさから自動車メーカー、GMのユニフォーム採用実績もあるワークウエアブランドの定番パンツをカラバリで。「ディッキーズの874よりも薄くて柔らかな穿き心地で、このPT50はベーシックなジーンカットも特徴」。

視認性のよいオレンジのタグが、レッドキャップのトレードマーク。タグのデザインは年代によって若干異なり、こちらは1990~2000年代モデルのタグ。

【相田さん/RYUCAMP 運営、CAMP HACK ライター】コンパクト過ぎても困ることがない、ハイカー御用達ミニマルウォレット。

相田龍助/RYUCAMP 運営、CAMP HACK ライター

キャンプブログ“リュウキャンプ”を運営し、昨年よりブランド“リュウキャンプ プロダクツ”もスタート。キャンプハックのライターとしても活躍中。「イベントの応援や出展のお誘いも大歓迎です!!」。

コンパクトで使いやすい財布を探し、たどり着いたプレイウォレット。5年前に入手して以来、キャンプや野外フェスはもちろん、日常でも活躍中。「お札も折り畳まずに収納できるし、小銭もしっかり入るから、このサイズでも困ることがないです。先日、2代目を入手しました」。

MINIMALIGHTのPLAY WALLET X-PAC

ガレージブランドのミニマライトが、“もっとも小さくて便利なサイフ”を目指して作った、コンパクトな三つ折り財布。軽くて丈夫なエックスパック生地を採用し、ハイカーからの支持率も高い。経年変化を楽しめるレザーのモデルもあり。

手のひらに収まるコンパクトサイズながら、お札が出し入れしやすく、三つ折りの内部にはカード用のゴムバンドを用意。10枚ほどのカードが収納できる。

【武村さん/CLAMP 代表】アクティビティ後の疲れたカラダを癒してくれる究極のリラックスウエア。

武村信宏/CLAMP 代表

自転車×アウトドアの人気ショップ、クランプを長野県伊那市と松本市で展開。休日はグラベルバイクや渓流釣りを満喫中。「秋はMTBでのトレイルライド、冬はバックカントリースキーを楽しみます」。

秋冬も山遊びが欠かせない武村さんの、これからのデイリーウエアがイエティナのスウェットたち。「5年前にハマり、いまでは店頭でも売れ筋アイテムに。仕事中やフィールドに出かける道中はもちろん、アクティビティ後のリラックスウエアとしても重宝するから、ホントに万能」。

YetinaのSweat Shirt, Pullover Hoodie

日本から“寒い”をなくすことを目標に掲げるイエティナのスウェットシャツとフーディ。アクリルとナイロン、ウールを混紡した生地と特殊起毛構造により、高い保温力と伸縮性、ソフトな肌触りを誇る。今シーズンより生地がリニューアル。

ほどよいアクセントになっているレザーのエルボーパッチは、武村さんのオーダーカスタム。「気になるヒトはクランプ伊那店でご相談ください」とのこと。

【neruさん/neru design works デザイナー】手間がかかるところすら愛おしい、戦前モデルのヴィンテージランタン。

neru/neru design works デザイナー

ガレージブランド、ネルデザインワークスのデザイナーを務め、アウトドアにまつわる事業も展開。旧車好きとしても知られており、カスタム車両が話題になることも。「現行ジムニーのカスタム、やります!!」。

ヴィンテージギア好きのneruさんが、10年以上愛用しているランタンがハサグの351L。「この寸胴フォルムが好みで、探しまくって手に入れました。使い勝手はよくないけど……、毎回キャンプに持っていきます。クルマと同じで少し手間がかかるほうが、愛着が湧きませんか?」。

HASAGの351L

ペトロマックスと並ぶドイツの老舗メーカー、ハサグのヴィンテージランタン。こちらは1940年代のモデルで、燃料には灯油を使用する。シルバーのモデルが出回るなか、ブラックのカラーリングは珍しく、そんな希少性もお気に入り。

燃料の灯油を注ぐときにタンクにこぼれるのを防ぐため、レザータグをセット。まだ自身のブランドをスタートする前に作ったDIYアイテムになるそう。

Photo/Taizo Shukuri Report & Text/Masatsugu Kuwabara

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GO OUT編集部
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