機能性ランドセルの最前線を追う! 軽量・多機能・グッドデザインでギア好きパパママも納得なオススメ10選。

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B:MING by BEAMS(ビーミング by ビームス)のベーシックライト ランドセル。

basic light RANDOSERU/ネイビー ¥55000

毎日の通学の快適性を第一に考え、子どもたちの身体に柔らかくフィットする高品質な素材と、軽さを実現するシンプルな構造を大切にして作られた「ビーミング by ビームス ベーシックライト ランドセル」。

ファッショナブルなカラー展開と水濡れに強い素材、スマートポケットや360°リフレクターの搭載など、デザイン性と便利な機能を併せ持ったビームスらしい一品だ。本体重量は1,190g。

カラーは紹介したネイビーの他に、クリーム、ブラック、メルティローズ、グリーンの全5色展開。

メインの収納は、大マチの内寸12.5cmと大容量。A4フラットファイルはもちろん、水筒まですっきり収納ができるトリプルワイド設計が魅力。内部ポケットはスマートなシングルファスナーを採用。サブ収納と併せて連絡帳や小物の整理に便利。

ストレートベルトとウィング背カンで肩への食い込みや腰の隙間をなくし、子どもたちの快適さを追求した。錠前部分には「6年間、ずっと大切に使ってほしい」という思いを込めた「ビーミング by ビームス」の刻印が施されている。

(問)ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店 tel:047-436-6500 www.beams.co.jp/special/randoseru

Rikomon(リコモン)のリュッセル ナイン。

Ryussel NINE/キャメル ¥49500

リュックの軽さと機能性、そしてランドセルの丈夫さの融合を目指して開発された「Rikomon」のランドセル。今回は全3型を展開するリュッセルシリーズの中から、機能性と軽量性のバランスが取れた「NINE」をピックアップ。

最上位モデル「MORE」のように追加パーツによる拡張性は少ないが、重量は1kgを下回る999g。ランドセルは祖父母から孫への入学祝いとして贈られることも多いと思いますが、見た目が従来のランドセルに近く、 子どもや家族にとっての“記念品”としての価値を保っている点も好印象です。

マチも広く大容量で、A4 フラットファイルが十分に収納できる。付属の教科書留めバンドを使うことで背中に荷物が密着し揺れを抑えるため、重さの体感を軽減してくれる。2023年度にはグッドデザイン賞も受賞!

フラップや肩部分には従来のランドセルの印象を損なわないよう同じ素材である人工皮革を、本体生地には従来のナイロン繊維に比べて約30%の軽量化された「ナイロン中空糸」を採用した。2つの素材を組み合わせたハイブリッドモデルに仕上げることで、驚きの軽量性を実現している。

2025年度入学モデルは、新色となるスカイブルー、グレー、ベージュの3色を追加。既存のブラック、ネイビー、グリーン、キャメル、レッド、パープル、ピンクに加え、公式ショップ限定のピンク×ベージュ、ブラック×レッドも展開。全12色(限定色はすでに完売)。

片側のサイドポケットには伸縮するポケットを採用し、2Lサイズの水筒もラクラク収納することができる。夏場は大きく、冬場は小さくと季節によって水筒のサイズを変える場合でも、これなら安心ですね。

フラップの開閉にはフィドロック社のマグネットロックを採用。サイドと肩ベルトには通常のランドセル同様にナスカン、Dカンを搭載する。

(問)タカアキ tel:0796-22-7723 rikomon.com

BREEZE(ブリーズ)の軽量Smileランドセル。

みんなを笑顔に 軽量Smileランドセル/ベージュ ¥29700

本体がナイロン製、フラップ部分は合成皮革を使用することで、今回紹介する10モデルの中でも最軽量の830g(本体のみ)を実現! 「軽いだけでなく、たくさんの荷物で重くなるときでも背負い心地が良い状態であること」を目指し、1年以上の期間を費やして開発された。フラップ部分には撥水加工・傷防止加工が施され、耐久性にも優れる。

カラーはブラック、ベージュ、カーキ、ラベンダー、レッドの全5色展開。それぞれのカラーに合わせたレインカバー(光に反応する反射板付き)も付属する。

フラップもマグネットフック式でワンタッチでの開閉が可能なつくりになっている。ランドセルの底部分には、内側まで防水の収納スペースが付く。レインカバーを収納するための袋を持たせる必要がないのはありがたい!(朝の支度の忙しいときには、ついつい忘れがち……)

チも広く大容量で、A4 フラットファイルが十分に収納できる。メインポケットの底部には、長さの調整が可能なお弁当バンドが付属されている。お弁当箱の大きさが変わっても安定して固定ができる。

A4リングファイルも入る大容量で、メインポケットの背面にはクッション性に優れたタブレット収納も可能なポケットを完備。成長に合わせて付け替えができるチェストベルトも搭載し、歩行中にショルダーストラップがずれてしまうのを防いでくれる。

ショルダーパッドには凹凸のある厚めのパッドを入れることで、重さが分散され、肩が痛くなりにくいよう設計してある点も◎。

(問)F・O・インターナショナル tel:0120-20-5438 foi.fyi/mVYLQynP

フットマークのラクサックジュニアプラス。

RAKUSACK JUNIOR PLUS(小)/カーキ ¥16500

フットマーク」が展開する「ラクサック」シリーズからは、ベーシックモデルである「ラクサックジュニア」より容量を増やし、タブレットやノートPCの収納にも対応したモデル「ラクサックジュニア プラス」をピックアップ。

子どもの成長や好みの変化に合わせてランドセルを買い替えるのが当たり前の時代になっていくことを見据え(小学生の身長は6年間で40cm前後も伸びるそう!)、豊富な3サイズに7色展開とお財布に優しいラインナップで人気を博している。本体重量も850g(100サイズ、小の場合)と超軽量!

「ラクサックジュニア」シリーズにすべてに共通して採用されているブックストラップ機能。

子どもの体型から創生した3Dパターンの肩ベルトを採用し、肩の傾斜や体に隙間なくフィットする。さらに登山のパッキングからヒントを得て開発したブックストラップにも注目。背中側に重い教科書などを動かないよう束ねた状態で密着させ、軽く感じられるように工夫している。

また収納部内側の生地裏面にはPUコーディングを施し、水を通しにくい構図にした。

100サイズ(重量850g/容量18L)、小サイズ(重量850g/容量18L)、大サイズ(重量890g/19L)の3サイズ展開。小と大サイズはブラック、レッド、カーキ、ネイビー、アクア、ラベンダーP、キャメルMの7色展開で、100サイズはレッドとカーキを除く5色展開。

ファスナー付きの前面ポケット内側には2段の収納を装備。鍵などが取り付けられるDカンも付属している。他にも本体左側のサイドポケットには、巾着袋や折り畳み傘などが取り付けられるナスカンが付く。

吊り下げた巾着袋はサイドポケットに収納できることで、揺れを防ぎ、車や自転車による巻き込み事故防止にもなって安心です。

(問)フットマークお客様相談室 tel:0120-210-657  www.rakusack.jp/rakusack-junior-plus

ニトリのかぶせがとれる軽量ランドセル。

かぶせがとれる軽量ランドセル/ブラック ¥29990

「少しでも軽いランドセルがほしい」という声に応えるため、2023年より軽量ランドセルシリーズの販売を開始した「ニトリ」。話題を呼んだ重量約840gの超軽量モデル「超軽量ランドセルNシールドF」に加えて、今年からは「かぶせがとれる軽量ランドセル」もラインナップに追加。

遠足や課外授業のときはランドセルではないバッグを準備することが多いが、かぶせを取るとシーンを限定せずに使えます。汎用性の高い洗練されたデザインは親としてもうれしい。

メイン素材には、コーデュラⓇシリーズの中でも最高峰の強度を誇るコーデュラⓇバリスティックナイロンを採用。軽量で撥水性にも優れており、どんな過酷な環境下でもその力を発揮する。

ショルダーハーネスの取り付け部分には調整ベルトを搭載。これを絞るとバッグが肩に密着して歩行中に横ブレするのを防ぐことができるため、背負った時により軽く感じられる。

チェストストラップも完備し、背当ては全面メッシュの3Dフィットクッションを用いるなど、登山バッグ顔負けの機能性を持つ。両サイドには給食袋もすっぽり収納できるファスナーポケットが付く。

大小合わせて12個のポケットを搭載。持ち物を小分けに収納できるため、忘れ物防止にも役立ってくれるはず。

メインの荷室は両開きできるフルオープンのファスナー仕様。用途に合わせて開く長さも変えられ、上・横どこからでも荷室にアクセスできる。また教科書などを体幹に近い背中にまとめて固定しておくことができるブックホルダーも便利だ。

パソコンやタブレットも収納できる専用ポケットや筆箱などの縦長なものを収納するのに便利なインナーポケットも搭載した。

(問)ニトリお客様相談室 tel:0120-014-210 携帯電話からは tel:0570-064-210(有料) www.nitori-net.jp

百花繚乱のラインナップから、最適なランドセル選びを!

機能性ランドセルの進化は軽量化だけに留まらず、アウトドアリュック顔負けの機能を携えたモノから、洗練されたデザインのモノまで、粒揃いのラインナップとなっている。

ちなみに、実際に試してみたいけど、展示会や販売店に足を運ぶ時間がなかなか取れないという方には、自宅で試すことができるレンタルサービスもオススメ(実施の有無は各ブランドの公式サイトでチェックを)。

素材にサイズや重量、色・デザイン、安全性や耐久性など、最適なランドセルを選ぶポイントはさまざまですが、 じっくり見て・触って・背負って、お子様にとって最適なランドセルが見つかることを願っています!

Report&Text/Masashi Echigo

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