「NIKE（ナイキ）」から、完全な循環型シューズを目指す初のプロジェクトから生まれたシューズ「ISPA Link Access（リンク アクシス）」がいよいよリリースされる。
2022年春に発表されたISPAリンクアクシスは、完全に、そして簡単に分解してリサイクルできるスニーカーだ。ソールユニット、アッパー、シューレースだけで構成されるこの先進的なシューズを構成するのは、連動するパーツだ。ナイキは可能な限り材料を使用しないことを追求。「どのパーツもリサイクルが可能」とISPAチームは言うように、セカンドライフを考慮して作られ、廃棄物の削減という指針に基づき素材を最小限に減らせるインターロッキングモジュールをデザインに採用。
また、ソールユニットのポッドの周りに固定する100％リサイクルのフライニットアッパーを採用することで、接着剤の必要性を完全に回避した。従来、接着剤の必要性はフットウェアをリサイクルする上で大きな障害となっていた。
ISPA Link Access Total Orange and Sonic Yellow ￥42900
「膨らみ」を持たせたプラスチックミッドソールと力学に基づいて設計された”Nike Air”クッショニングにより、高い反発力と適度に弾む感覚を足裏に実現。スポーティーなカラーにも意味があり、未来の循環型デザインを展示する博物館に収蔵された初代リンク アクシスのプロトタイプをイメージしている。
ナイキのオフィシャルサイト「SNKRS」によると、ローンチは9月12日の 9:00より開始となっている。永遠のシューズを目指していつまでも前進し続けるというナイキの誓いが込められたISPA、今後も目が離せない。
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