イギリス発のシューズブランド「Dr. Martens(ドクターマーチン)」の記念すべきファーストモデルである8ホール「1460」が産声をあげたのは1960年のこと。翌年に3ホールの「1461」が登場し、独自のエアクッションソールも相まって多くの労働者に支持されるように。
元々はワークシューズであったが、長い歴史の中で様々なミュージシャン(音楽)やカルチャーと結びつき、多種多様なプロダクトを送り出してきたドクターマーチンは、モッズ、スキンズ、パンクス、グランジ、ロカビリーetc.とジャンルレスなファッションのアイコンとして今に活躍している。
GO OUT読者の世代は幅広いけれど、「現役でバリバリ履いてますよ!」とか「若い頃にお世話になったなぁ」なんて人も多いはず。ドクターマーチンは“ファッションの通過儀礼”と言えるほど定番で、一足持っているとどんなスタイルにも合わせやすいことから重宝する。
さて前置きが長くなったが、ドクターマーチンから冬キャンプシーズンに絶好のウインターブーツがリリースされたのが今回のトピックだ。
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究極を目指した、5つの特徴的なテクノロジー。
Dr. Martens/1460 LACE TO TOE TRINITY WATERPROOF ¥33000
このトリニティブーツは度重なる改良とテストを経て、厳しい環境にも耐えられる機能をベストセラーの1460(8ホール)に落とし込んだ逸品。
過去にもウインター仕様がラインナップされているけれど、トリニティブーツは同ブランドにおける耐候性の機能を全て集約した「究極のウインターブーツ」と表明する渾身作だ。早速5つの特徴的なテクノロジーをチェックしていこう。
①【DryWair】が蒸れを防止!
独自開発のメンブレン「 DryWair」をアッパーに採用。防水ながら透湿性にも優れるのがポイントだ。またカヤヌバックレザーはソフトな質感で、温かみのある起毛加減となっている。
②【Unique Dry Seal】防水ステッチも注目。
ドクターマーチンの代名詞にもなっているのが、ビビッドなイエローステッチで仕上げた丈夫なグッドイヤーウェルト製法だ。トリニティブーツはウェルト内側に「ウォータープルーフ」と表記されているのがわかるだろうか? このシールが気密性を高め、ステッチ周りからの水の浸入を防いでくれる。
③【WarmWair】ライニングでほっかほか!
ウインター用として見た目にも機能的にもわかりやすいのがこのWarmWairライニング。インナーフリースが温かさをキープしてくれて冷えがちな足元もぬくぬくに。グレーカラーのモノトーン仕上げで主張しすぎないのもマル!
④【SoftWair】インソールが歩行をサポート!
クッション性の高いSoftWairのフットベッドに加えて、吸湿発散性に優れるパッド入りカラーを組み合わせることで快適な履き心地を与えてくれる。湿りがちな冬場でも気持ちよく着用できるのだ。
⑤「GripWair」アウトソールで雪道もOK!
昔から“滑りにくい”と評判のドクターマーチン。ウォータープルーフのアウトソールは防滑仕様の「GripWair」トレッドを採用し、雨や雪などで凍結した路面でもグリップ力を発揮する。保温性とともに滑りを抑制してくれるのもウインターブーツとして嬉しいところだ。
ダブルループやフック式ハトメで、ハイカー風にアレンジした新作!
トリニティブーツのスタイルは8ホールを踏襲しているものの、上段2カ所はアイレットではなくフックタイプとした6ホール+2フック仕様とし、ツートンのシューレースでトレッキングシューズ風に味付け!
お馴染みのビッグなヒールループも踵側だけでなくベロ(前側)にも取り入れて脱ぎ履きしやすいように配慮されている。
ドクターマーチンのブーツはハイクオリティかつ飽きのこないデザインもあって長く愛用でき、丁寧にメンテナンスすれば一生モノになりえるほど。
新作トリニティブーツは全国のドクターマーチンショップと公式オンラインショップにて2022年11月3日(木・祝)より発売開始されるので、本格的な冬が来る前にぜひゲットしてほしい。
(問)ドクターマーチン・エアウエアジャパン tel:0120-66-1460 https://jp.drmartens.com/