気持ちはガンマン! 土屋鞄が本気で作る、ホルスター的な“水切り石専用カバン”が秀逸。

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カバン好きなら知らない人はいない日本屈指のレザーブランド「土屋鞄製作所」。東京でランドセル職人が立ち上げた工房を発祥としていて、いまなお職人がひとつひとつ手仕事で上質なレザーアイテム仕立てているブランドだ。

ブリーフケースや財布、手帳などが定番アイテムとして人気の土屋鞄だが、これまでスイカ専用バッグ、雪だるま専用バッグなど、遊び心満載のユニークなアイテムを発表しているのをご存じだろうか?

そして、今回、またビックリするようなアイテムが登場した。なんと「水切り石専用バッグ」! そう、誰しもが川や湖で遊んだことがある「水切り」用の石を運ぶために作られた専用バッグなのだ。

土屋鞄製作所「水切り石専用バッグ」非売品
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職人が本気の遊び心で挑む「運ぶを楽しむ」シリーズ。

実はこの「水切り石専用バッグ」は、一般発売されるアイテムではなく、2020年7月から土屋鞄のWEBコンテンツシリーズとしてスタートした「運ぶを楽しむ」シリーズのアイテム。

このシリーズは「運ぶを楽しむ」をテーマに、職人が日々磨き続けている技術や知識を生かし、本気の“遊び心”でユニークなアイテムを作る企画。新型コロナウイルスの影響で心休まらない状況が続く今だからこそ、職人の本気の遊び心を通して「わくわく感」や「ときめき」を伝えしたいという思いからスタートしたという。先ほど紹介したスイカ専用の鞄、雪だるまを運ぶ鞄もこのシリーズから誕生したアイテムだ。

そして、今回このシリーズの第4弾として発表されたのが、水切り石を運ぶための専用バッグなのだ。

 

土屋鞄の職人が本気で作る「水切り石専用バッグ」とは?

子どもも大人も誰でも気軽に楽しめるのが魅力の「水切り」だが、「もしも水切り石のプロがいたら、こんなふうに使ってほしい」と想像力を働かせて土屋鞄の職人が作り上げたのがこのバッグ。

石を拾う・投げるの両方をストレスなく行えるよう、肩にかけることも腰に付けることもできる便利な2way仕様のベルトタイプ。川でお気に入りの石を見つけたらバッグに入れてストック。片手でバッグから石をサッと取り出し、そのまま流れるような動作で水面に向かって石が投げられる設計になっている。まるで命を懸けた決闘でホルスターから拳銃を抜く西部劇のガンマンだ(笑)。

不揃いな本体部分のアウトラインは、職人によるフリーハンドで裁断され、1つとして同じものはない石をイメージ。さらに、外から石がちらりと覗き、「運ぶを楽しむ」というコンセプトを形にした遊び心のあるデザインに仕上がっている。

 

こだわりの素材と職人技が光る。

土屋鞄の職人が本気で作っているので、厳選された素材や随所にみられる職人技も見どころだ。

土屋鞄のビジネスバッグシリーズにも使われている滑らかな手触りのスムースレザー「イタリアンショルダーヌメ革」で、つるっとした石に馴染む素材感を演出。また、内装には水に強い防水レザーを使用している。

また、本体には、平面な革を立体に成形する“絞り加工”と呼ばれる技法を用いて、丸い石を入れるのに最適な美しい曲線を生み出している。この“絞り加工”は、革を水に入れて繊維を伸ばす時間を見極めたり、木型で伸ばす力加減が難しかったりと高い技術力が必要で、職人がじっくりと時間をかけ丁寧に仕上げている。

 

「土屋鞄製造所 渋谷店」で、10/31まで展示中。

「水切り石専用バッグ」は非売品となっていて、2021年10月7日(木)~10月31日(日)まで、土屋鞄製造所 渋谷店で展示される。土屋鞄の職人による気の遊び心や職人技をこのバッグを通して体感してみてはいかがだろうか。

過去には、非売品として作られた「スイカバッグ」がSNSでの反響を受けて数量限定で販売されたこともあるので、この「水切り石専用バッグ」が欲しい!という人は積極的にSNSに投稿してみるのもいいかもしれない。

【土屋鞄製造所 渋谷店】
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア11F
営業:10:00〜20:00 ※定休日は渋谷スクランブルスクエアの休館日に準ずる
tel:03-6452-6307


(問)土屋鞄製造所 tsuchiya-kaban.jp/

 

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Shinya Miura
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