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現行キャラバン初となるプライベートユースがコンセプト。
コロナ禍にあってもキャンプブームやアウトドア熱の高まりだけでなく、災害に備えたり、テレワークなどの場としてキャンピングカーの注目度が高まっています。そんな中、日産自動車は2020年11月10日、NV350キャラバンの特別仕様車「プレミアムGX BLACK GEAR」を発売すると発表しました。
広大な荷室空間を持つ上級グレード「プレミアムGX」がベースに。
NV350キャラバンは、普段使いもできるバン/ワゴンとしてはもちろん、バンコン(バンコンバージョン)のベース車として人気を集めていて、このクルマもこのようなニーズに応えるモデルになっています。
この「NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEAR」は、「E26」モデルである現行型のキャラバンで初めてとなるプライベートユースをコンセプトに掲げています。小型貨物車4ナンバーバンクラスで3,050mmの荷室長を誇るなど、広大なラゲッジスペースを確保する上級グレードの「プレミアムGX」がベース。
キャンプはもちろん、釣りや登山、自転車などアウトドア派に向けた特別仕様車になっています。
ボディカラーには、専用色で新色の「ステルスグレー」をはじめ、「ブリリアントホワイトパール」、「ファントムブラック」の3色を設定。最も目を惹くのはエクステリアで、「BLACK GEAR」の車名のとおり、ブラック基調の加飾が配された「ダークグレーメタル調グリル」やドアミラー、ドアハンドルが用意されています。
さらに、フォグランプやドアミラーに、スポーティテイストを強調するオレンジの加飾が施され、エクステリアのアクセントになっています。さらに足元には、高級感のある15インチのアルミホイールを用意。
内装は黒を基調にオレンジの差し色
インテリアでは、NV350キャラバン初となるブラックが基調になり、「ピアノブラック調加飾付ステアリング」や「ピアノブラック調インストシフトフィニッシャー」をはじめ、インストロアやグローブボックス、ドアトリム、フロアマットなどもブラックでコーディネイトされています。
さらに、外観と同様に内装にもオレンジのアクセントを用意。エアコンの吹き出し口周辺や、前席に施されたダブルステッチにオレンジの差し色が配されたコーディネイトになっています。
また、先進安全技術の「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」や「SRSエアバッグ(助手席)+2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト」が標準装備され、安全装備の強化も図られています。
「NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEAR」は、バン/ロングボディ/標準幅/標準ルーフ/低床/5人乗りで、2.0Lの直列4気筒ガソリンの2WDが319万2200円、2.5Lディーゼルターボの2WDが379万8300円、4WDが411万1800円。トランスミッションはいずれも5ATです。
(塚田勝弘)
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