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選りどり見取りの日産オールスターズを雪上試乗!
2019年2月某日、白銀の北海道・江別市で開催された「Nissan Intelligent Mobility 雪上試乗会」に編集Sがお邪魔しました。
特設会場には、平坦路のスピードコースとアップダウンのあるトリッキーなコース、ドリフト旋回やスラローム走行ができる定常円の3コースが設けられ、加えて公道試乗もあるという、1日で乗りこなせるのかというくらいの盛りだくさんの内容。
さらに、試乗車の顔ぶれがスゴイ!
エクストレイルやジュークをはじめとするSUVはもちろん、電気自動車のリーフ(NISMO)、電動駆動のノート e-POWER(NISMO S)やセレナ e-POWER、さらにはGT-R、スカイライン、フェアレディZまで選りどり見取り。
電動駆動FF、電動駆動e-4WD、エンジン駆動の4WDやFR車まで、技術の日産が誇る最新ラインナップを雪上で試乗できるというのです。これは楽しみ!
と、浮かれる間もなくさっそく試乗開始です。
ワンペダルドライブなら低μ路でもラクラク、安心!
電気自動車のパイオニア的存在である日産が、その最先端技術を惜しみなく投入している100%電気自動車のリーフ。じつは初めて乗ったのですが、加速良し、静粛性良し、乗り心地良しと3拍子揃っているのは当然のこと、一番驚いたのはワンペダルドライブ(リーフではe-Pedal)。
ワンペダルドライブは、簡単に言うと、アクセル操作だけ(ワンペダル)で加減速がコントロールできる日産独自の機構で、アクセルを緩めたときに駆動モーターによる回生ブレーキを発生させて、安定した減速が可能になるというもの。「なるほど、エンブレ的なものね」と思っていたら似て非なる感覚。停止保持までアクセルでコントロールできてしまうのだから。
この機構は、e-POWERの名がつくノートやセレナにも採用されていますが(e-POWER Drive)、これがモーターによる回生で前輪を制御するのに対し、リーフに採用されている「e-Pedal」はモーターによる回生とメカブレーキを併用し、後輪も含む四輪で制動力を発揮するというもので、さらに安心、かつ最強なのです。
アクセルの踏み方に応じてスムーズに発進・加速し、アクセルの緩め方によって減速がコントロールできる。特に雪上や凍結路のような低μ路では、ブレーキを踏むという行為自体に怖さがあるけれど、e-Pedalを使えばブレーキは補助的な役割になるので安心感は倍増。気持ち的にも、操作的にも“ラク”なのがいい!
というか、これに慣れてしまったら他のクルマに乗れなくなるのでは……と心配になるほどでした。
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