薪ストーブと芸術的テントと。フォレスターと行く、オトコの冬キャンプ。

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キャンパーをはじめアウトドアファンにフィットするクルマを多く輩出しているSUBARUの中でも、特に厚い信頼を得ているSUV「フォレスター」。

2018年7月にモデルチェンジした新型フォレスターに乗りこんで冬キャンプへと出かけるのは「キャンプは冬に限る」というGO OUTでお馴染みのアクタガワ タカトシ氏。ギア好きな彼がこの冬に使いたいアイテムとは? アクタガワ氏の冬キャンプスタイルに迫る。


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相棒はハイグレードモデル「フォレスター・プレミアム」。

「冬はキャンプ場に人が少ないし、空気が澄んで空もきれいに見えるからね」

冬キャンプの魅力をそんなふうに聞かせてくれたアクタガワ氏。彼が今回の冬キャンプの相棒に選んだのは、フォレスター・プレミアム。18インチアルミホイールを履き、上級装備を満載したハイグレードモデルだ。カラーは、自然に馴染むジャスパーグリーン・メタリックをセレクト。

「小回りがきくから、キャンプ場に向かう道中もキャンプ場内でも運転が楽だね」

フォレスターの最小回転半径は5.4m。取り回しの良さがしっかり確保されている。キャンプ場内をグルッと一通り回って、テントが映えそうな林間にサイトを定めたら、クルマを停めて設営を開始した。

ギアが増えると、キャンプの楽しみも増える。

「冬のキャンプは道具が増えるから、楽しみも増えるんだよね」

極寒の中でのキャンプは、防寒のために揃えるアイテムが増えるので、ソロキャンプだとしても装備は多くなる。その分、楽しみも増えるというのは、ギア好きなアクタガワ氏らしい言葉だ。


フォレスターのカーゴルームは520Lと大容量なので、リアシートを倒さなくても余裕の収納力。開口部も幅広いので荷物の積み下ろしもラクだ。

荷物が増えがちな冬キャンプでは、コンテナや収納バッグをうまく使って、積み下ろしの回数を極力少なくすることも必要な工夫だ。

「リアドアがこれだけ大きく開くと、後部座席に荷物を置いた時に積み下ろしが楽で嬉しいよね。後部座席も広くて快適だし、今度は仲間と一緒に乗ってきたいね」

もはや芸術の域に達したMOSSテントをセレクト。

かなりの数のテントを所有しているというアクタガワ氏が、今回のキャンプに選んだのはMOSS(モス)のテント「シドニー」。テントを芸術の域まで高めたビル・モスが生んだ傑作のひとつと言われているテントで、シドニーという名前の通り、まるでシドニーのオペラハウスのような独特のシルエットが特徴。他にはない存在感を放っているテントだ。

真横から眺めるとオペラハウスそのもの。現在ではかなり貴重で入手困難になっているこのテントは、アメリカに行った時に元MOSSの関係者から入手したという。

アクタガワ タカトシ

アクタガワ タカトシ

本誌GO OUT連載「LBOT」でもお馴染みのエディター/クリエイティブディレクター。アウトドアギアやファッションに精通し、雑誌の企画や編集、スタイリング、さらにはブランドのディレクションまで幅広くこなす。

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Shinya Miura
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