バイク業界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は、東京原宿の遊歩道から一本裏路地に入った場所にある古着店「ROB」のオーナーである栗原聖也さん。最近購入したばかりだというビジネスバイクであるメイトの魅力についてお話を伺いました!

老舗古着店「サンタモニカ」に10年以上勤め、店長兼メインバイヤーとなる。2023年に独立しROBをオープン。「古着やバイクに限らず、フィルムカメラの現像など、ジブンの琴線に触れたものには全力で取り組みます」。
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ジブンのライフスタイルにちょうどいいサイズ感。タフさと、ヴィンテージオフ風カスタムも魅力。
日本のファッション発信地と言える東京の渋谷と原宿を結ぶキャットストリートから一本裏の路地へと入った場所にある古着店ROB。オーナーの栗原聖也さんは最近入手したというヤマハのメイトに夢中だそう。「この車両はフリマサイトで見つけて購入したんですけど、静岡まで引き取りに行ってそのまま自走で帰ってきました。大きな幹線道路はちょっと非力ですけど、やっぱりバイクは気持ちがいいですね」。
免許を取得後すぐに、ヴィンテージハーレーを購入したという栗原さんですが、あまり乗らずに手放してしまったそう。「使い方やジブンのサイズを考えると、このくらいがちょうどいいですね」。通勤や買い物など、日常使いにはちょうどいいと話すメイトは元々ビジネスバイク。タフで壊れにくい構造も購入ポイントのひとつ。
「前オーナーさんのカスタムが素敵で気に入っているのですが、ウインカーが断線してしまったので、これをきっかけに自分でもしっかりメンテナンスして大切に乗っていきたいです」。
栗原さんのライディングアイテム。
バイクと好相性のフライトジャケット。

初期型MAI-1はリブを新品にリペア済み。「寒い時期のバイクはフライトジャケットが着たくなります」。
レトロスタイルのオフメット。

ベルのオフモデルであるモトⅢは、バイクに合わせて購入。
登山用に購入も日常使いに最適。
登山用に購入したというアークテリクスのバックパックは、大容量で通勤にも活用。「トレラン向けにフロントにも大きな収納があって重宝しています」。
ハリウッド好きなら一目でわかるロゴ

ニットキャップは、ハリウッドセレブ御用達のクラブ“ザ・ヴァイパー・ルーム”のロゴ入り。
日本未発売のハイテクレイバン。
メタとレイバンが共同開発したスマートグラスは日本未発売のアイテム。「フレームにカメラがついているので、目線をそのまま撮影できますし、スピーカー付きで音楽も聴けます」。
セットインしたくなるマフラー。

「マフラーはアウターの中にインするのが好みなので、薄手を選ぶことが多いです」。
レザー感覚で楽しむリーバイス。
コーティング加工のリーバイスは多少の雨なら気にせずバイクに乗れるそう。
入り口のバイクが目印のROB。広々とした店内には1990~2000年代のアウトドア、ミリタリー、スポーツウエアを中心に日常で楽しめるリアルな古着をセレクト。「ヴィンテージも店頭にいくつかありますが、レアなレギュラー古着が面白いです」。
SHOP INFO ROB
住所:東京都渋谷区神宮前5-25-8 INSTAGRAM:@rob.tokyo
日常使いもカスタムも身の丈にあった働くバイク。

2008年まで生産されていたヤマハのビジネスバイク。乗降しやすいアンダーボーンフレームに郵政仕様車ベースのため、前後にカゴやケースを装着しやすい14インチタイヤを採用。栗原さんの愛車は最終型のT90モデル。
Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi








