【MOTORCYCLE STYLE SAMPLE】 松下大寛:TOMOS CLASSIC I

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バイク業界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は、五本木にある「bal flagship store」で働く松下さん。複雑な道路状況の都内の通勤などに最適と話すペダルのついた自転車でもありバイクでもあるモペットとは?

松下大寛 bal flagship storeスタッフ
ファッション系専門学校を卒業後、地元である岡山にルーツを持つ「バルオリジナル」のスタッフに。通勤には自転車を使用していたが利便性を求めてトモスを購入。休日はスケートボード三昧の日々を送っているそう。
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通勤、休日のモペットライフで活躍中! アーバンスタイルを演出する日常使いギア。

「映画の『スパイダーマン2』でトビー・マグワイヤ演じる主人公がピザの配達で乗っていた姿がカッコよくて、モペットを購入しました。厳密にいうとジブンのバイクとメーカーは違うんですけどね」。東京の五本木にある“balflagship store”で働く松下さんの愛車は、50ccのエンジンを搭載したトモスのクラシックⅠ。

ペダルを漕ぐと自転車として、エンジンを始動すればスクーターとして快適に移動ができるヨーロッパでは昔から若者に人気のある乗り物。「ピストバイクも好きなんですけど、通勤など日常的に使うならやっぱりトモスの方が便利」。

3年ほど前に中古で購入してバイクライフを堪能していたものの、日常使いに支障が出るようなトラブルもあって乗れない期間もあったそう。「もともと古い設計なので、給油する時は混合オイルですし、手がかかることもありますが、これからもモペットのある生活を楽しんでいきたいです」。

さらりと羽織れるミリタリーシャツ。

友人から安く譲り受けたという米軍のBDUジャケットは、これからの季節の移動時に最高のアウター。「下のポケットに穴が空くほど着込んでいます(笑)」。

シンプルなヘルメットはステッカーでチューン。

バイクと同時に購入したヘルメットは、友人にもらったデカールや先輩の音楽ユニットであるモンキータイマーズのステッカーでチューンナップ。

格安でゲットしたフィルムカメラの名機。

コンパクトカメラでは名機と言われるオリンパスのmjuも友人から譲り受けたもの。「ケースは壊れていますがレンズの状態はいいので、持ち歩いて気になるものを撮影しています」。

ハンドメイドのメッセンジャーバッグ。

ハンドメイドのメッセンジャーバッグは、以前に作ったものがちょっと大き過ぎたために、コンパクトなサイズで制作。フラップ内にあるポケットはマチ付きなので、厚手のアイテムも収納が可能だそう。

なんでも使える手ぬぐいは季節を問わず必須。

あると便利な手ぬぐいは、自転車パーツメーカーであるNITTOのステムが描かれたもの。「何種類か持っていたんですが、破れてしまったり無くしてしまって、残っているのはこれだけです」。

ひと目惚れしたバルのコラボブーツ。

balとティンバーランドのコラボブーツはGORE-TEXを搭載したユーロハイカー。悪天候時の移動に最適。

東京の移動で最適なレトロルックなモペット。

ヨーロッパでは、免許不要で乗車可能な国が多いモペットは若者の移動手段として、長年愛用され続けている乗り物。トモスのクラシックシリーズは、50年以上基本設計は変わらずに生産され続けてきたモデル。生産拠点はオランダだが、じつはスロベニアの企業。

フロントラックは祐天寺の「PATH BACKYARD」で取り付け。
メーターは速度と走行距離のみ表示のシンプルなタイプ。
自転車のペダルを逆方向に蹴るとエンジンが始動する。

Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi

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Akihiro_Takeji
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