どうも、泰造です。乱狂乗泰造(らんくるのりたいぞう)です。ランクルに乗っているわけではありません。いつかはランクル乗りたい!ということで、その魅力を深堀りするためにスタートしたお勉強企画。
第2回は、Japan Mobility Show 2025(11月9日まで開催中)で、話題の「ランドクルーザーFJ」に実際に触れてきたぞ!というお話。今回もスマホ撮影で失礼いたします。
#1 先輩ランクル乗りに突撃。70、250オーナーのぶっちゃけトークを聞いてきた。
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まともに撮影できないほどの人だかりに困惑。

気張ってプレスデー初日に見に行ってしまったのが失敗だったのか、人だかりがすごくて撮影どころではありません。会場を一周まわれば少しは落ち着くだろうと時間をあけて戻ってきてもこの有り様。代わる代わる乗ったり降りたり、突然動画撮影が始まったり、まったく隙がない。特に海外メディアからの注目が高いようでした。
思った以上にコンパクト。そして四角い。

リヤゲートが開いているこの写真では伝わらないかもですが(しかも広角)、第一印象は、想像以上に短くて背が高い、なんかだいぶ四角い、というカンジ。ジムニーノマドよりボディサイズはひと回り大きいですが、ホイールベースは短いよう。ジブン的には、前後フェンダーが繋がるようにレイアウトされる樹脂パーツがギア感あってソソられます。

後ろから見るとより四角く、なのにどこか都会的な印象を受けたのですが、これはリヤウィンドウがスクエアに見える錯覚も相まっていることが判明。近くに寄って見てみるとガラス部分は上部のみ。下部(ハンドル部)はグロスブラック塗装されたボディの一部でした。
また、ランクル(四駆)らしくスペアタイヤが外付けのため、リヤゲートは横開き。それなのにテールランプが高い位置に取り付けられているのは、新鮮なうえキュートささえ感じさせます。

リヤゲートを開いてみるとラゲッジが見た目よりもデカい。フルフラットにならないのは個人的には残念ポイントですが、工夫すれば車中泊もいけそうな必要十分な広さ。
隙をついて、乗ってみた。

ジロジロ見ながら待つこと10分。ようやく運転席に座ることができました。ステアリングは250そのものですが、座ってみるとかなりコンパクトで機能的。
視界が広く、思っていたより助手席が近い。これなら車幅にビビる必要ありませんが、ゆったり感はありません。誰でも運転しやすい、日本(アジア)なサイズ感というカンジでしょうか。他にもUSB-Cポートがあったり、最新モデルぽさも兼ね備えていました。

後部座席は広くもなく狭さも感じない、ちょうどいいカンジ。後席も前後にスライドしました。

ブラックアウトされたホイールも都会的な印象で、タイヤサイズは265/60R 18。偏平率以外はほぼ250と同じ(グレードによる)で、ボディサイズの割に太くて大きいタイヤが装着されていました。強くて逞しいランクルらしさが表現されつつ、どんな道でも快適に走れそう!

気になる価格や発売時期は公表されていませんが(2025年11月上旬時点)、一部専門メディアでは370万〜450万で2026年央か!?と予想するサイトもちらほら。
手頃なサイズかつその価格帯なら、発売されれば爆売れは必至なので、個人的には再再販70が手に入りやすくなるのでは?と淡い期待を持ちつつ、実際に乗るならコッチかも?などと、とても気持ちが揺らいでおります。
ここからは、モビショーに行って、気になってしまったクルマたちをご紹介。
このまま乗れちゃう、ザ・ノース・フェイスな150プラド。

ユーズドの150プラドをベースとしたこちらは、「CORDE by」 が2026年春に送り出すコンプリート車。ご存知「THE NORTH FACE」と山形のバイオベンチャー企業「Spiber」が共同開発した、環境負荷の少ない次世代繊維「Brewed Protein™ファイバー」をシートカバーの一部に採用しているそう。

と、難しいことはさておき、見た目だけでソソられるのがグラファイトグレーと呼ばれるカラーリング。聞くと、ザ・ノース・フェイスが誇るデナリジャケットからインスピレーションされたカラーとのことでファンには堪らないこだわりも。給油口カバーにはエンボス風のロゴが施されていました。

今回は展示されていませんでしたが、ザ・ノース・フェイスの球体型テント「ジオドーム4」からインスピレーションを受けたメルドグレーというカラーもラインナップ。とにかく、そっくりこのままの仕様で乗り出せるというのは魅力的です。
60フェイスのランクル100も、かなりイケてました。

ランドクルーザー100系をベースに、60風フェイスへとリノベーションされたFLEXの「Renoca 106」。角目かつツートーンカラーの男らしさに加え、キャンピングカー仕様となったこちらのクルマも会場で一際目立っていました。見た目はホントに100系?と疑いたくなるくらい、懐かしくも新しいスタイル。


ツボを抑えているというのはまさにこのこと。レザーのシートカバーからハンドル、木製のアシストグリップまで内装もこだわり満載。100系とは思えないクラシカルな雰囲気にうっとりしてしまいます。

後ろから覗くとベッドになっているし、言う事なし! FLEXの「67 ROKU NANA ドロワーキット」にシート同色のレザー製ベッドマットで超フラットな空間に。収納力もあって寝心地バツグン(きっと)。これでキャンプや釣りに行ったらさぞ鼻高々で快適なことでしょう。
新型ランクルFJを見に来たのに、色々目移りが激しかったというオチになってしまいましたが、新車もいいけど中古コンプリートも捨てがたい。魅力的なクルマを見るほど、何が欲しいのかわからなくなってしまった、乱狂乗泰造でした。
