コンパクトSUVの電気自動車として2024年春から発売中の「EX30」に、ボルボ定番人気の「クロスカントリー」が追加設定。ルックスはもちろんツインモーターの走りにも注目!!

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ボルボ伝統の「クロスカントリー」がBEVで登場。
ボルボの「クロスカントリー」は、ステーションワゴンをベースに車高を上げてオフロード性能を高めたクロスオーバーモデルとして、25年以上前の’00年にデビューしたV70 XCから、’07年〜’17年のXC70、最近のV40、60、90など歴代モデルに採用され、北極圏まで含めてフィールドが身近にあるスウェーデンで必要とされるタフなオールラウンダーとして、ボルボの中核をなすといえるパッケージだ。

そんな「クロスカントリー」を新設定した「EX30」はご覧のとおり、つや消しブラックパーツを随所に施し、アウトドアスタイルをアピールするルックスに仕立てられ、テールゲートにはシールドパネルを装着。ボディカラーはさりげなくメタリックを取り入れた新色のサンドデューン。
後席窓後ろのCピラー、リアバンパーに入るCROSS COUNTRYのロゴ。見覚えのある歴代モデル同様のフォントを用いているところも見逃せない。
専用サスペンションで最低地上高は+20mm、ホイールアーチエクステンションで全幅は+15mm。マットブラックの19インチホイールも専用。
「EX30」の大本命グレードは、ツインモーターで走りもグッド!

待望のツインモーター車も日本導入となり、「クロスカントリー」は上位装備グレードのウルトラをベースにした「ツインモーターパフォーマンス」となる。【SPEC】全長4235×全幅1850×全高1565mm ホイールベース2650mm 車両重量1880kg フロントモーター最高出力115kW(156PS) 最大トルク200Nm リアモーター最高出力200kW(272PS) 最大トルク343Nm 一充電走行距離WLTCモード500km 駆動方式AWD 車両本体価格649万円〜(ボルボ・カスタマーセンター)

走りに関してもAWDのツインモーター車をベースにしているので、ゼロ発進時から発揮されるトルクのある加速感と、電子制御による最適なパワー配分がもたらす安定感のある乗り味は、街中でも十分に体感できるほど。車高アップに合わせてサスペンションセッティングも調整しているそう。ぜひロングドライブに連れ出したくなる1台だった。

スカンジナビアの自然をモチーフにした、専用インテリアも居心地よし。

物理ボタンがなく、センターディスプレイにすべてを集約したコックピットは、直感的に使えるうえに、慣れてくるとさらに使い勝手がよくなり、とくにGoogleをデフォルトで搭載しているので、Googleマップの操作がとてもスムーズだったことも好印象。

センターディスプレイの上部にスピード、ギアポジションなどのメーターパネルの要素を表示し、Googleマップなどのアプリ、エアコンに加え、ハザード、サイドミラー、グローブボックスの操作まで可能。停車時はYouTubeを視聴できるのもグッド!

ディーラーオプションとしてオールテレーンタイヤを履いた18インチホイール、ルーフバスケットも用意されており、さらに実用的でカッコいいアウトドアスタイルも楽しめるので、こちらもお見逃しなく!
Photo/Kenji Fujimaki








