モーターだけで駆動するJeepブランド初の電気自動車となる「アベンジャー」が、この秋登場。コンパクトなBEV(バッテリーEV)ながらジープらしいルックスにも注目です。
ジープ初となる100%電気自動車の「アベンジャー」は、いままでラインナップの末っ子だったレネゲードよりひと回りコンパクトなSUVとして、新たな末っ子となる期待のルーキー。レネゲードやチェロキーの流れをくむフォルムで、ラングラーとはひと味違う機能主義的なデザインをまとっています。
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ジープらしさを受け継いだ、機能美を予感させるルックス。
ピュアEVではありますが、ジープらしさをしっかりと継承しており、デザインにおいては7スロットグリル、ボリュームのあるフェンダー、台形ホイールアーチを備え、スパッと切り落とされたオーバーハングで最低地上高をしっかり200mm確保しているところも、さすがジープ。
モーターの力で、四駆譲りのオフロード性能を発揮!!
走行面においてはFF(前輪駆動)ながら、4WD譲りのオフロード性能を発揮するセレクトテレインシステムを搭載していることもトピックス。電気モーターで駆動するFFだから実現したシステムでジープ初採用となりました。
車両下部に設置されたバッテリーは約 200 万 km 以上にわたってテストされているそうで、 静かでスムーズなEVの加速と悪路走破性を兼ね備えているところに、ジープのホンキを感じます。
ジープ流の遊びゴコロあふれる、隠れキャラの数々。
ジープの他モデルでもおなじみ、遊びゴコロあふれるアイコン(隠れキャラクラー)の数々をご紹介。ウインカーの動作音がズン、チャ、ズン、チャと独特だったこともお伝えしておきます。
気になる航続距離はカタログ値で486kmということで、日常の街乗りだけなら週1回充電すれば十分かも? と思える現実的なレベルを実現しています。
なにより、ジープらしい機能的で無骨さのあるルックスをまとっているところが最大の魅力で、欧州ではPHEVとマイルドハイブリッドの設定もあるので、その導入も楽しみなところです。
Photo/Taizo Shukuri