いま話題のTOYOTAハイラックス&ランドクルーザー プラドに初乗り!

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2017年9月、 13年ぶりに国内復活を果たしたTOYOTAハイラックス。同時にランドクルーザー プラドのマイナーチェンジやFJクルーザーの特別仕様車を発売するなど、TOYOTAのSUVラインナップは、この秋、一気に盛り上かがりをみせています。

今回は、そんなTOYOTAの試乗会にお邪魔して、話題のハイラックスとランドクルーザー プラドの初乗りをしてきました。

場所は、富士西湖湖畔という絶好のロケーション。フォトセッション用にテントサイトが用意されていたり、丸太走行まで体験できるという至れり尽くせりの内容にテンションMAX。

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積んでも走っても、男前。 ハイラックスのタフネスっぷりを体験。

ハイラックスに乗ってみてまず驚いたのはオンロードでの快適さディーゼルエンジンのハイラックスはハイトルクで一切のストレスなく、変にフワフワする感じもなく、車体がデッカイことを忘れるほどとってもスムース。

もちろん、悪路も安心してガッツリ走れるし、デッキにはギアがいっぱい積める(最大 積載量500kg)。

ヘビーデューティなオフロードトラックそのものなのに、トラックに乗ってる感覚でもなければ、オフローダーに感じる我慢もない、世界中で人気のある理由が垣間見られた試乗となりました。

オフロード走行体験では、ハイラックスの四駆性能が丸裸に。タイヤが空転(スリップ)した状態から素早く脱出するためのアクティブトラクションコ ントロールが作動する瞬間をリアルに体感できた。また、写真のような丸太の悪路や30度近く傾いたセクションでも、L4(4輪駆動のローモー ド)を使えばラクに切り抜けられた。

 

パートタイム4WDを採用しており、2WD と4WDがダイヤル操作で簡単に切り替え可。

 

リヤシートを跳ね上げて固定すれば、さらに積載力アップ。分割式なので荷物量や乗車人数によってアレンジできる。

 

TOYOTA HILUX Z  アルミホイールやメッキグリル、メッキリヤバンパーなどが装備されたラグジュアリーな外装の「Z」と、スチールホイールをはじめ、フロントグリルなどをブラックで統一した質実剛健な印象の「X」の2グレードがラインナップ(写真は Z)。その他ヘッドランプやフォグランプ、安全装備などの仕様がグレードにより異なる。車体色は共通してアティチュ ードブラックマイカ、ネビュラブルーメタリック、シルバーメタリック、クリムゾンスパークレッドメタリック、スーパ ーホワイトIIの計5色。【SPEC】全長5335×全幅1855×全高1800mm ホイールベース3085mm 車両重量2080kg 2.4リッターディーゼル直列4気筒エンジン 燃料消費率11.8km/L(JC08モード) 最高出力110kW(150PS)/3400rpm 最大トルク400Nm(40.8kgm)/1600-2000rpm 駆動方式パートタイム4WD 車両本体価格:374万2200円

 

実際にラリーレースで活躍しているTEAM JAOSのハイラックスREVOにも同乗。

 

三重トヨタのカスタム車も渋かった。約30年前の5代目ハイラックスを迷彩カラーでオールペン。

 

精悍な顔つきになった新型ランドクルーザー プラドもテストドライブ!

一方で、同時にマイナーチェンジを果たしたプラドも見逃せません。

大型フロントグリルからヘッドライトにかけてのデザインが一新され、よりオフロードに似合う力強さと、こだわりのあるオトコのギア感がアップした印象のプラドですが、実際に乗ってみたらどうなのか?

オンロードでは非のつけどころがないほど超快適。ハイラックスは街乗りにはちょっとデカさを感じることもあるけれど、プラドはジャストサイズ。見た目も走りも、そのすべてがちょうどいい感じです。

衝突回避支援パッケージ技術「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」が全グレードで標準装備されているので安全性も向上しています。

コンパクトSUVでは物足りない、本物志向のSUVユーザーなら迷わずプラドを選ぶべき。

もちろんオフロード性能も本物。タイヤが浮くほどの悪路でもまったくそれを感じさせない安心感。

 

オフロードセクションでは、アクセルやブレーキ操作をすることなく、ステアリング操作のみで極低速走行が可能なクロールコントロールを使用。ダイヤルでスピードの調整ができる。

 

スイッチを押すだけでサードシートが自動で収納できる機能もあり。[TZ-G、TX“Lパッケージ”(7人乗り)に標準装備]

 

TOYOTA LAND CRUISER PRADO TZ-G 2.8Lディーゼル車7人乗りのTZ-Gと、2.7Lガソリン車7人乗りのTX”Lパッケージ”、2.7Lガソリン車5人乗りのTXの3グレードがあり、今回試乗したのは最高グレードのTZ-G。【SPEC】全長4825×全幅1885×全高1835mm ホイールベース2790mm 車両重量2320kg 2.7リッターディーゼル直列4気筒エンジン 燃料消費率11.2km/L(JC08モード) 最高出力130kW(177PS)/3400rpm 最大トルク450Nm(45.9kgm)/1600-2400rpm 駆動方式フルタイム4WD 車両本体価格:536万3280円

 

Photo/Kenji Fujimaki

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GO OUT編集部
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