ウエアやギアと同じ目線で、最高に“似合う”車を見つけたい!! オシャレで、外遊びに必要なパフォーマンスもある服やシューズ、キャンプギア選びでも、けっこう悩みどころなので、これがクルマ選びとなると、さらに悩ましくなってくるものです。
夏恒例のアウトドアスタイルなクルマ特集をお届けいたしますので、みなさん流のクルマスタイルの参考にしてください!
Table Of Contents : 目次
雰囲気あるまま長年活躍中の、ホットロッドのりな昭和ワゴン。(’80 TOYOTA HIACE)
OWNER:田村宗正(STUPID CROWN 代表)
購入:1999年/個人売買
9人乗り5ナンバーサイズのレトロなハイエースは、温泉旅館で送迎車として使われていた車両。ちょっと厚手な カーペットの内装やメタリック塗装のヤレ具合などを生かしながら、ホットロッドなスタイルを楽しんでいる。「前後にアルミホイールを履いて、リアは大径のタイヤを装着。少し前下がりなセッティングに調整しています」。
驚くべきことに20年以上経過しても、大きなトラブルなゼロだそう。「スピードを求めてないし、音楽が聞けて荷物がしっかり運べるならそれで十分。 エアコンがないので真夏は少し辛いけどね(笑)」。
多彩な外遊び道具を常備した、ボルボ党のファミリーカー。(’05 VOLVO XC70)
OWNER:池谷翔大(SOLSO KEEP GREEN リーダー)
購入:2022年/中古車販売店
ボルボ好きで940からXC70に乗り継いだ池谷さん。「ホントはもう少し旧い年代に乗りたかったけど、家族が増えたのでファミリーで使える1台を選びました。おかげで不具合もなく快適。それでいて現行車にはない雰囲気もあるから、いまのジブンにはちょうどいいです」。
サーフィンやスケボーなどアクティブな趣味も多いため、遊び道具も常備。「ルーフキャリアもあるからロングのサーフボードも載せられるし車内も広い。この夏は親子で海と山の外遊びを満喫したいから、さらにギアが増えそうだけど、まだまだ余裕ですね」。
年式から色までピンポイントで探した、ひさしぶりのGクラス。(’17 MERCEDES-BENZ G-Class)
OWNER:GOTOH(NATAL DESIGN ディレクター)
購入:2023年/専門店
今春に旧型Gクラスの後期モデルを入手したGOTOHさん。「昔、W460型に乗っていたことがあるけど、この年齢になって、ひさしぶりにまたGクラスに乗ってみたくなりました。とはいえゲレンデヴァーゲンが好きなので、この年代のモデルに。ファミリーカーとしてもちょうどいいサイズ」。
純正カラーのシトリンブラウンもお気に入りのポイント。「この色をピンポイントで探したんですよ。定番のブラックやホワイトよりも、ちょっといなたいカンジがいいですよね。10年は 乗る予定なので“おじさんカラー”ってことで(笑)」。
フォトグラファー同士で乗り継いできた、働くSUV。(’04HONDACR-V)
OWNER:ITCHY/フォトグラファー
購入:2019年/知人から譲渡
フォトグラファーとして独立するタイミングで、「やっぱりクルマがないと仕事にならないので、とりあえず軽バンでも買おうと思っていた」ところ、兄弟子にあたるフォトグラファーの先輩から、いわば“はなむけ”として譲り受けた2代目CR-V。じつはその兄弟子もまた、別のフォトグラファーから譲り受けたクルマだった。
荷台にはキャンプギア……ではなく、ブツ撮り用の撮影機材が隙間なく積み込まれる。「今後自前のスタジオを作る予定ですが、それまでは“足”として、仕事道具をしっかり運んでもらおうと思ってます!!」。
家族も大絶賛のクロカン四駆で、街乗りとアウトドアを両立。(’13 TOYOTA FJ CRUISER)
OWNER:村田 将(grn outdoor、THE TRIPLE LEGS デザイナー)
購入:2023年/中古車販売店
「1度は乗ってみたかった四駆です」と、村田さんが外遊び用に選んだのがFJクルーザー。「ランクルやハイエースも候補にあったけど、街乗りとアウトドアを両立させるなら、これくらいのテンションがちょうどいいなと。まだ乗り始めて2か月だけど、想像以上に運転が楽しいし、早速キャンプやフェスに行くのに大活躍しています」。
しばらくはノーマルのまま乗り続けるが、今後は外遊びを充実させる装備をプラスしていく予定。「クルマ一体型のキャンプをしてみたく、サイドオーニングやルーフトップテントにも興味があります」。