カングー×農業。「カングーファーム」で開催された、スパイスカレーを満喫する収穫祭とは?

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フランスでは“働くクルマ”として、日本ではキャンプなどの“アソビの相棒”として人気を集める「カングー」。2022年後半のお披露目がアナウンスされているニューモデルを楽しみにしている人も多いのでは? そんなカングーがユニークな取り組み「カングーファーム」をスタート。

“農業”や“野菜”をキーワードにカングーオーナーたちが繋がるこのカングーファームで、初の収穫祭が開催された。

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「カングーファーム」とは?

ルノー・ジャポンが千葉県成田市にある「成田ゆめ牧場」の敷地内にオープンした「カングーファーム」。この農園では農業体験イベントやトップシェフによる料理教室などを開催。“農業”や“野菜”をキーワードにカングーオーナーたちが繋がる場所になる。

さらには、カングーファームが提案する“アソビ”を日本全国どこでも楽しめるオリジナル商品の開発など、カングーらしいライフスタイルの発信基地にもなっていくという。

コロナ禍で野菜を出荷できない状況だった農家の皆さんを助けたいと「代官山青果店」を立ち上げたディレクターの色川裕哉さん。

このカングーファームは、アパレル会社が新規事業として立ち上げたユニークな”街の八百屋さん”として話題の「代官山青果店」がプロデュース。代官山青果店のスタッフがカングーに乗って畑に通いながら、野菜を育てている。

そして、2022年7月17日(日)、夏野菜の収穫シーズンに合わせて初めての「カングーファーム収穫祭」が開催された。

夏野菜を収穫!「カングーファーム収穫祭」。

参加者のカングー10台のうちカラーがかぶったのは、わずか2台だけ。まさにオーナーの個性を表現できるクルマだ。

カングーファーム収穫祭に参加したのは、抽選で選ばれた10組のカングーオーナー。なかには「カングーオーナー同士で交流しながら、自然体験まで楽しめるイベントはなかなかない!」と、遠く愛知県から5時間以上かけて参加したファミリーも。

それぞれ愛車のカングーで長靴や軍手など、畑に行く準備を整えたら、収穫体験へ。まずは、カングーファームをプロデュースする代官山青果店の色川裕哉さんが野菜の採り方を説明する。

「カボチャは表面がざらざらして色合いがマットなものが食べ頃です。葉をかき分けて宝探し感覚で見つけて下さいね」

色川さんのアドバイスのもと、この日、収穫した夏野菜は、カボチャ2種類、ナス1種類、ピーマンなど。親子で一緒になって美味しく育った野菜を探しながら、子どもたちはアオムシやカエルを見つけて喜んだり、採れた野菜をさっそくかじってみたり。カングーファームはファミリーの笑顔であふれていた。

夏野菜を収穫した後は、苗の植え付けも体験。この苗がぐんぐんと育って収穫を迎える秋には、また違うカングーオーナーが収穫しにくるかもしれない、そんなバトンをつなぐ植え付け体験となった。

野菜でスパイスカレーを満喫!

そして、参加者の皆さんが楽しみにしていたのが、カングーファームで収穫された野菜や代官山青果店の野菜をふんだんに使ったスペシャルなランチ。腕を振るうのは、東京・押上にあるスパイスカレーの名店「スパイスカフェ」のオーナーシェフの伊藤一城さんだ。

伊藤さんはCHUMSのカレー用スパイスセットのプロデュースなど、キャンプで楽しむスパイス料理を提案している。

「畑で収穫した野菜をその場で食べるのって贅沢ですよね。今回はいろいろな野菜をスパイスと組み合わせて食べることで味わいが広がるように、南インドの“ミールス”スタイルで用意しました」

ミールスとは、野菜や豆を中心とした数種類のおかずやカレーとご飯をワンプレートに盛り付けた南インドの定食スタイルだ。

野菜を主役にしたカレーが2種類。ナスとピーマンと豆のサンバル(南インド風煮込みカレー)と、カボチャのスリランカ風ココナッツカレー。そこにナスの南インド風ピクルスや、ほうれん草のマスタードシード炒めなどをワンプレートにトッピング。

さらに、ごま油とターメリックであえて、焚き火でワイルドに炙ったピーマンも用意。スパイスの香りが広がりながらもピーマン本来の味わいが主役になったこの料理は、すぐにキャンプでも真似できそうだ。

スパイスを効かせながらも野菜そのもののうま味や甘さを楽しめる料理の数々は、大人はもちろん子どもたちにも大好評だった。

オリジナルグッズ「コンポストバッグ」を先行販売。

今回の「カングーファーム収穫祭」では、オリジナルグッズ第一弾の「コンポストバッグ」も先行発売された。バッグの中に野菜くずなどを入れておけば、微生物の力で栄養たっぷりの堆肥にしてくれるというアイテムで、コンパクトでかわいらしいのでキッチンやベランダに置いても違和感がない。

「例えばキャンプやBBQに行ったときに出た生ごみをコンポストバッグに入れて、そのままカングーに載せて持って帰る。そんなムーブメントを日本全国みんなで一緒に楽しみたい」という思いで作ったという。

カングーが提案するライフスタイル。今後の展開も楽しみ。

今回初めてカングーオーナーを招いて開催された「カングーファーム収穫祭」を皮切りに、今後は「コンポストバッグ」の発売など、カングーらしいライフスタイルの発信基地にもなっていくカングーファーム。“農業”や“野菜”をキーワードにカングーオーナーたちが繋がる場所として、どのように成長していくのか楽しみだ。

そしてカングーと言えば、2022年10月16日(日)には、山中湖でカングーファンのためのリアルイベント「ルノー カングージャンボリー」が3年ぶりの開催予定。そちらの詳細の発表も楽しみにしたい。


(問)ルノー・ジャポン www.renault.jp

Photo/Fumihiko Ikemoto

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Shinya Miura
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