ドイツ御三家の一つ、アウディから新型SUV、Q2が新登場。4月26日に行われた新車発表会にて、日本での本格的に受注を開始するとアナウンスされた。従来までのSUVモデルはQ3、Q5、Q7の3種類だったが、これらQシリーズの末弟として位置づけされる。
このQ2の魅力はなんといってもその『コンパクトさ』。全長4191m×全幅1794mm×全高1508mmでCセグメントに分類されるが、アウディのエンジニアによるとBセグメントとして開発されたという。要するにSUVとしてはかなり小型な作りなのだ。国産SUV車と比較すると日産のジュークやマツダのCX-3と同程度。「アウトドアシーンにはまるオシャレな輸入車が欲しいけど、大きいのはちょっと……」なんて敬遠していた人にぜひオススメしたい。
もちろん、小型だからって一切の妥協はない。お馴染みのシングルフレームグリルが主張するシャープなマスクや流線型のボディはスポーティそのもの。内装もホールド性を重視したシートや広めにとった足元、オプションでナビや音楽を簡単に操作できる最新のバーチャルコクピットを採用するなど、コンフォートな作りに仕上がっている。
ラインナップは1.0リッター直列3気筒ターボの「1.0TFSI」と1.4リッター直列3気筒ターボの「1.4 TFSI」の2種で、1.0TFSIはスポーツモデルも追加される。いずれもミッションは7速段Sトロニック(7速AT)で、1.4 TFSIは走行状況に応じて第2・3シリンダーを休止させて燃費向上を図るシリンダーオンデマンド(COD)機能を搭載。
駆動方式はFFのみだが普段使いでは必要十分。ただ、現地モデルにはクワトロ(4WD)が搭載されるらしく、こちらも期待したいところだ。
車両本体価格:
Q2 1.0 TFSI:299万円
Q2 1.0 TFSI sport:364万円
Q2 1.4 TFSI cylinder on demand sport:405万円
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