100年後も鱒が棲み続ける湖を。奥日光発のクラウドファンディングが話題!!

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栃木県の奥日光にある中禅寺湖は、明治時代より外国人たちの避暑地として愛された日本のトラウトフィッシング発祥の地。1966年にはカナダよりレイクトラウトが移入され、日本で唯一自然繁殖したレイクトラウトが釣れるスポット。

そんな鱒釣りの聖地である中禅寺湖底に根掛かっているルアーなどの釣具を回収し、アップサイクルを行い、湖底清掃を行うなど持続的な仕組み作りに挑戦するクラウドファンディングのプロジェクトが話題を集めている。

すでに全国のアングラーや釣具メーカーから多くの支援を集め、スタートからわずか4日でセカンドゴールである1000万円を突破するほどだ。

レイクトラウトの写真
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ダイバーが回収した釣具を、熊鈴にアップサイクル。

日本内外を代表する7種の美しい鱒が共存する中禅寺湖には、毎年2万人以上の釣り人が訪れ、水産業によって地域が活性化する一方で、生物多様性の損失や環境負荷といった問題も同時に抱えることに。

中禅寺湖の景色

その問題に立ち上がったのは、奥日光を愛するアウトドアパーソンたちが集まったNPO法人の「Lakeside Stories(レイクサイド・ストーリーズ)」。行政や民間問わず、これまで培ってきた経験を活かした魚と自然がフェアなフィールドを創ることによって、“2100年も鱒が棲み続けられる湖”の実現を目指しているそう。

レイクサイドストーリーズの人々
レイクサイド・ストーリーズには、GO OUT釣り部でもおなじみのショータ・ジェンキンスをはじめ、部長のリューヤも参加。

このプロジェクトは、1年間で約41000個ほど根掛かってしまっているルアーやフライ、のべ113kmにもなるライン(釣り糸)など、湖底にあるゴミを持続的に清掃・回収する仕組みをつくり、湖底ゴミゼロを目指すというもの。

回収されたルアーは熊鈴にアップサイクルし販売することで、次の湖底清掃を行う好循環を生み出す。また、ダイバーの育成など長期的なビジョンを見据えているそう。

固定から回収したルアー

ルアーの素材は、真鍮や鉛、銅など種類によってバラバラ。これらを一つにまとめて新しい合金つくりを手がけるのは、栃木県鹿沼市にある「大森鋳造所」。

地元で採掘される日光珪砂を用いた、伝統的な砂型手込め式鋳造にこだわり、地域に根ざした技術力の高いものづくりをおこなっており、現在も多くの課題を試行錯誤し、ひとつひとつクリアしながら合金の開発を続けている。

返礼品の大きな熊鈴

日光はがねと名付けられた合金で作られた熊鈴のデザインは、レイクサイド・ストーリーズのメンバーであり、川を中心とした暮らしとものづくりを営む「Riverline」の綱川孝俊氏が担当。釣り人たちからもっとも愛されているレイクトラウトのイメージを取り入れた熊鈴に。こちらもクラウドファンディングのリターンのひとつ。

思わず中禅寺湖へいきたくなる返礼品も魅力的。

リターンアイテムは、手ぬぐいやTシャツなど日常的に使えるものから、小型の熊鈴やオリジナルカラーのビッグベイトルアーなど種類も豊富。

てぬぐい
mukta・熊倉郁子氏がデザインする中禅寺湖愛にあふれた釣りマップ手ぬぐい。
日光はがねを使用したシンプルなデザインの熊鈴。
ここ数年注目を集めているレイクトラウトのビッグベイトゲームに最適なDRTのクラッシュナインは、中禅寺湖オリジナルカラー。

クラウドファンディングのスタートからわずか4日でセカンドゴールに達成。タイニークラッシュなど人気ルアーのリターンは終了したものの、新たに日光市に拠点をおく画家・香川大介氏が、中禅寺湖に棲息する7種のトラウトをテーマに、湖の中で共存する魚たちを特別に描き下ろした作品を落とし込んだ大判ブランケットが追加される。

30000円枠の返礼品に追加される大判ブランケットは、ネイタルデザインが制作を担当。

販売体制の充実化などを目指したサードゴールの目標金額である1500万円までもあとわずか。100年後の未来でも、トラウトフィッシングを楽しめる環境づくりはアングラーなら応援したくなるもの。

支援募集は2026年2月28日(土)までとのことなので、少しでも興味があるよという人はこちらのクラウドファンディングをチェック!


(問)Lakeside Stories lakesidestories.jp

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Tatsunori Takanashi
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