今年2月にブランド刷新を発表し、本格的なパフォーマンスアウトドアブランドとして再始動した「NIKE ACG(ナイキACG)」。従来の「ナイキ トレイル」をACGへ統合し、アスリートのパフォーマンス向上にフォーカスするカタチへと大規模なリニューアルを実施。

ライフスタイル寄りの展開から、トレイルランニング、ハイキング、探検の3軸に特化し、“ACG=All Conditions Gear”というブランド名のとおり、過酷な環境に対応する機能性を追求したギアの開発へと原点回帰を果たした。

6月には、大小の通気孔を備えた革新的なトレイルランニング向けウエア「Radical AirFlow(ラディカル エアフロー)」がリリースされたが即完売。奇抜に見えるが、通気性、吸汗・速乾性において驚くほど高い機能性が詰め込まれている。
そんな注目度の高さが伺えるプロダクトに続く、新作シューズの発売を直前に控えるなか、メディア向けに開催されたイベントに参加してきた。
Table Of Contents : 目次
NEWプロダクトのプレゼンテーションに潜入。

プレゼンテーションの場となったのは、神奈川県鎌倉市。JR北鎌倉駅から徒歩10分ほどの日本映画界を代表する巨匠・小津安二郎が晩年を過ごした邸宅が今回の集合場所。

浄智寺の脇にある坂道を登っていくと、小さな素掘りのトンネルが出てきて、そこを抜けた先には自然に囲まれた静かな山あいが広がる。その隠れ里のような静かな和風建築の空間を、提灯や動物などのオブジェで装飾。

この旧小津安二郎邸では、新たにリリースとなる新型ハイキングシューズ「ACG ゼガマ ハイク」のプロダクトプレゼンテーションとアスリートトークセッションが行われた。
ACG ゼガマ ハイクはどんなシューズ?

ナイキACGのシューズは大きく分けて“ラピッド”と“ラギッド”の2カテゴリに分類され、今作はハイキングシューズということで、後者の“ラギッド”のモデルとなる。


「ACG ゼガマ ハイク」は1日中履いていても快適なクッション性と、ダートや砂利道といった悪路にも対応するタフさと安定性が最大の特徴。
アッパーはメッシュ系で通気性はありつつも、周囲をラバーコーティングすることで耐久性を確保。足首まわりには小石や砂利が入りにくいゲーターを装備する。

ミッドソールには、軽くて柔らかいうえに反発力に優れた、最先端の技術を駆使したフォーム“ZOOM X”を使用。クッション性が高いだけでなく、長い時間歩くための安定性も兼ね備えている。
また、アウトソールにはヴィブラム社のメガグリップを採用。トレイルランニングモデルとは異なるラグのパターン、そして深さへと変更し、ハイキング仕様に。

ナイキがいままで培ってきたテクノロジーを活かした軽量ハイキングシューズは、高い次元でのパフォーマンスレベルを実現した、新たなチャレンジともいえる1足となっている。
トレイルランナーKARO選手のトークセッション。

その後、ナイキACGの契約アスリートであり、トレイルランナーのKARO選手によるトークセッションが。“くれいじーかろ”こと甲斐大貴選手は、今年の6月末に開催された、アメリカの荒野で行われている世界最古のレース「ウエスタンステイツ100マイル・エンデュアランスラン」に2年連続で出場。
昨年以上にハイレベルな選手が集まり、過去イチの参加者数となった世界最高峰の100マイルトレイルレースには、ナイキACGのウエアとシューズ、ランニングパックを身につけて出場。

エイドでもナイキACGチームがサポートし、15時間26分34秒、総合10位という好成績を残した。昨年よりタイムもUPし、2025年大会に続き、2年連続でのトップ10入り。
気温も低くタフなコンディションに加え、渡米直後は自身の仕上がりも決して万全ではなかったみたいだが、それでもなんとか結果を出すことができたのだそう。

話を聞くと、エイドで休憩している時間も含めて、6分/kmのペースで全160kmの道程を走り切ったというのだから、そのスゴさに驚きを隠せない。まさに“くれいじーかろ”である。
実際にシューズを履いて、鎌倉のハイキングコースへ。

プレゼンテーション、アスリートトークセッションのあとは、KARO選手も交えて参加者全員でトレイルへ。今回は、約3kmの葛原岡・大仏ハイキングコースを1時間半ほどかけて歩いた。自然豊かな山道はとても清々しく、快晴だった当日も木陰で少し涼しく感じられる、まさにハイキング日和。


前日に雨が降っていたこともあり、トレイルには水たまりや滑りやすいところ、岩場やアップダウンが少しキツめの場所もあったが、ヴィブラムソールがしっかり路面を捉えてくれるので、安心して歩くことができた。

今回はそこまでのロングコースではなかったけど、ランニングシューズやトレランシューズと比べると少し硬めのソールは安定感があり、横ブレしにくいので足を捻りにくいかもと感じた。また、石などにぶつけてもプロテクションが足をガードしてくれるので、足運びはいたって快適。

主流の極厚ソールとはまったく違うが、そのクッション性や適度なホールド感はトレイルをハイキングして実感することができ、「ACG ゼガマ ハイク」のポテンシャルの高さを身をもって体験できた。
今年も10月末に開催となる「GO OUT SUPER HIKING JAPAN vol.2」で着用するシューズの選択肢としても最適かも。パフォーマンス アウトドア ブランドとして新たなスタートを切ったナイキACG、これから生まれるプロダクトも期待大です!
(問)ナイキ カスタマーサービス tel:0120-6453-77 www.nike.com/jp
