先日行われたGO OUT JAMBOREE 2026 のオフィシャルグッズブースにて抽選販売が行われた『38灯(ミヤビ)』の4 ブランドコラボによるスペシャルバージョン。本イベント前に抽選販売の予告をこちらのニュース記事にて紹介していたので、注目していた方も多かったと思われる。アイテム自体はすでにSOLD OUTとなったものの、そのプロダクトが生まれたストーリーをご紹介したい。

上品なゴールドカラーに仕上げられたボディには今回のコラボに参加したブランド名が刻まれ、その反対側には本アイテム製作における立役者「NATAL DESIGN(ネイタルデザイン)」も関わる“ADVENTURE IS OUT THERE !”のロゴが配されている。この特別バージョンの『38灯』が抽選会で当たったファンの方は、さぞ嬉しかったことだろう。

今回このスペシャルなプロジェクトが生まれた背景を探るべく、ネイタルデザインの後藤氏、エアマットのBOMBEがヒット作となった韓国の人気ブランド「WOODFUEL(ウッドフューエル)」代表の ユン・ジョンファン氏、そして両者とファミリー的な付き合いをしているという GO OUTの韓国版「GO OUT KOREA」の代表、セフーン・リー氏にも集まってもらい、製作秘話を伺ってみた。

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いつもお世話になります、の気持ちで誕生した 4者コラボ。
— まず、ネイタルデザイン後藤さんにお聞きしたいんですが、今回のプロジェクトの簡単な経緯というか、スタートはどんな感じだったんですか?
後藤:ネイタルデザインは、いつもGO OUT KOREAが主催する韓国のキャンプイベントにも参加させてもらってるんですね。そのたびに受ける彼らからの熱いサポートがいつも嬉しくて。日本から来た仲間を大事に世話してくれるので、そういうことへの感謝を込めて、日本と韓国のブランドでコラボレーションをやろう、って話が持ち上がったのがきっかけで。
こうやって日本でのイベントに来てもらうだけじゃなくって、なんか形になる物を作ってあげたいよねってことで話が進み、完成したのが今回抽選販売となった『38灯』の4者コラボモデルというわけです。

— きっかけは感謝の気持ちから、ということなんですね。では、GO OUT KOREA 代表のセフーンさんにお聞きしますが、この出来上がった商品を見て、どういった印象を持ちましたか?
セフーン : 今回は日本の GO OUT チームから、何か特別なものを作ろうよってオファーを受けました。私達 GO OUT KOREAと友人の WOODFUEL、そして日本の友人であるネイタルデザインとの友情がプロダクトとして形になったことがとても嬉しいです。

— 次に WOODFUEL のユンさんにもお話を伺います。実際この『38灯』を使ってみて、どんな印象を持たれましたか?
ユン : 『38灯』は、素晴らしい製品ということは以前から知ってたので、使用感は期待通りです。そして何よりこの4者による友情の中で出来たアイテム、という意味が大事なんですよ。こういった形での交流というか、日韓でのコラボレーションをもっとやってみたいなって感じました。

セフーン : 今回のデザインは、すべてネイタルデザインのチームに任せました。彼らは韓国でもとても人気がありますし、安心感がありますからね。
後藤:僕らがいつも使っている“ADVENTURE IS OUT THERE !”のグラフィックロゴをメインに配置して、その裏にパートナーロゴという形で彼らのブランドロゴを含めて配置したわけですね。

ユン : 今回のコラボで出来上がった製品はもとより、GO OUTの日韓それぞれの代表とネイタルデザインとの素晴らしい交流によって生まれたことにすごく感謝しています。この繋がりにより、WOODFUELもこうして日本で展開することが可能になりましたからね。


— ユンさんは日本のGO OUT CAMP/JAMBOREEは初めてですか?
ユン : じつは2年前にブランドとして出展したことがあったんですが、私個人として参加するのは初めてなんです。朝早く起きて、目の前に富士山が見えるこの景色が何よりも素晴らしい。それはもう感動しっぱなしです、はい。

— 来場しているお客さんの印象はどうでしょう? 韓国のキャンプ好きな人たちと比べて、何か違いのようなものはありますか?
ユン : まず日本のお客さんはすごく礼儀正しいですよね。それと、ブランドに対してリスペクトする姿勢が印象的で、皆さんすごく親切で感謝してます。それに対して韓国の私達のお客さんとの付き合いは、もう少しカジュアルな感覚なんです。友達に近い関係というか。そんな感覚で接していくとお客さんがついてくるって感じです。
俄然注目してほしい、韓国のアウトドアシーン。
— セフーンさんは、以前から日本の GO OUT イベントには来ているんですか?
セフーン : 去年も来てますし、だいぶ前から毎年参加していますよ。
— 年を追うごとに少しずつ変わってきていると思いますけど、今年の印象はどうですか ?
セフーン: 今年はネイタルの出展ブースの隣に「K-OUTDOOR AREA」というディスプレイブースを作ってもらい、いろんな韓国のブランドと一緒に参加できたので、すごくいい雰囲気で過ごせて嬉しいです。そして今後も韓国のブランドがいっぱい日本に進出して、より良い交流が続いてほしいって思います。

— こうやって「K-OUTDOOR AREA」のブースを見てると、韓国のブランドがデザイン的にも日本のブランドに負けないクオリティを持っていて驚きです。ところで、ネイタルデザインの韓国での評判はどうなんですか?
セフーン : GO OUT KOREA が始まる前から、ネイタルデザインは話題になってたんですよ。それで段々と人気が高まって、今は前よりも入手しやすくなったんで、さらに評判は良くなってるんじゃないでしょうか。
— 後藤さんにお聞ききしますが、ネイタルデザインも韓国でのキャンプイベントに行ってるんですよね?
後藤: はい、ここ最近 2年ほど、連続で行ってますね。
— 後藤さんが韓国のキャンプイベントを体験してみて感じたことを教えてもらっていいですか ?
後藤:雰囲気としては、日本と似た感じだなと思いました。ただ、ステージの演出が豪華なんですよ。でっかい舞台があるのが印象的でした。アーティストも当然違うわけですが、イベント自体はこのGO OUT JAMBOREE と似た感じで楽しめると思いますよ。
— 食の違いもあるかと思いますが、後藤さんが感激した料理とかありましたか?
後藤:フードの違いはありますね。キャンプで作られる料理はやっぱり韓国料理がメインなんですが、セフーンさんの仲間の方が全部やってくれるんです。トッポギとかも作ってくれて。私は辛いの大好きなんで、韓国料理は全然大丈夫なんです(笑)。みんなが美味しいものを作ってくれるのが本当に嬉しい。
— セフーンさんは日本でのキャンプで何かフードは試しましたか?
セフーン : 全部美味しいです。特に印象に残っているのは餃子ですね。日本の餃子はナンバーワン(笑)。

韓国でのキャンプイベントにも4者コラボ『38灯』がお目見え。
—今後なんですが、このパートナーシップを続けていくに際し、新しいプロジェクトを考えはありますか?
後藤:まだ具体的なプロジェクトは見えてないんですが、何より大切なフレンドシップのためにやってるんで、変わらぬ友情が続く限り、色々なことが出来るチャンスがあるんじゃないかと思ってます。
— なるほど。GO OUT KOREA でのキャンプイベントも近々ありますもんね。
後藤:そうなんですよ。GO OUT KOREAのキャンプイベントが 4月 24日から開催されるんですが、そこでもこの4者コラボによる『38灯』が紹介されることになってます。その際は、「WOODFUEL」を介して販売してもらう予定です。
— 韓国の GO OUTファンの方にも、この限定アイテムが紹介してもらえるのは素晴らしいですね!

— では最後に、日本の GO OUTのファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ユン : キャンプシーンにおいては日本はフロンティアみたいな感じで、先進国だと感じています。以前はそこに僕ら韓国チームはついていくって感じでした。それがこうやって後藤さん率いるネイタルデザインとのコラボをやったり、またGO OUTの日本チームと素晴らしいフレンドシップを築き上げて行ったことも寄与して、韓国のアウトドアスタイルも段々と良くなっていったわけです。
そんな感じで最近は韓国の製品もすごく品質が良くなったけど、どっちが優れてるとかじゃなくて、両方いいものを紹介しあえる同士として、日本でも韓国でもアウトドアのスタイルが愛されて、良いものを作り上げていって、それが良いビジネスとして成長していけば、なお良いなと思っています。

— ありがとうございます。ではセフーンさん、GO OUT KOREA代表として、日本の GO OUTファンへのメッセージを聞かせてもらえますか?
セフーン : じつは今回の GO OUT JAMBOREEには、韓国から 100名ほどのファンが一緒に来てるんですよ。皆さんそれぞれ日本でのキャンプイベントもすごく楽しんでいるようですし、機会があったら日本の方も韓国のイベントに来ていただけたらすごく嬉しいです。
後藤:韓国の GO OUT CAMP は、日本とは違って毎回場所が変わるんですよ。セフーンさん率いる GO OUT KOREA チームがいろんな場所を紹介してくれるのを、僕らネイタルチームは楽しみにしてますし、日本の GO OUTファンの皆さんには、韓国でキャンプするっていうのも新しいエクスペリエンスとして楽しめると思うんで、ぜひ日韓での交流をやっていただけたらいいなと願ってます。
Photo/Fumihiko Ikemoto
