これからの季節、ますます寒さも厳しくなる頃。それでもキャンプ好きは年中外遊びに出掛けたい! ストーブやラグ、冬用シュラフに一酸化炭素チェッカー…と、用意しておきたい寒さ対策ギアは山ほどあります。
その中でも、今回ピックアップするのは”ファン”。
暖かい空気はどうしても上へ上へと行ってしまうため、シェルターやテント室内の上部に暖かい空気が留まりがち。そのため「足元だけ寒い」なんて経験も多いのでは。そんな時、このファンで空気を循環させてあげると快適な空間に早変わり!
Table Of Contents : 目次
吊り下げて使用可能! LEDライト付き扇風機「デザイアーM-5129」。
こちらはキャプテンスタッグ から出ている、LEDライト付きの扇風機「デザイアーM-5129」。このギアの特徴は何と言っても天井から吊り下げて使えること。
これならシーリングファンさながら、テント内の空気をしっかり循環してくれそうだ。床置きもできる構造に加え、羽は柔らかいウレタン素材を使用しているので小さな子供がいるファミリーでも安心。
ストーブの熱で動く「エコストーブファン」なら電池いらず。
「エコストーブファン」は、ストーブの熱を使い発電するというタイプのファン。ゼーベック効果と呼ばれる、物体の温度差が電圧に直接変換される現象を利用しているそう。
天板が温まるものならどんなタイプのストーブでも使用でき、電源が不要なのも嬉しい。そしてスタイリッシュなデザインも、テントサイトのインテリアを邪魔しないのでオススメ。
コンセント不要!コンパクトなサーキュレーター。
空気を循環させるためのサーキュレーター。本来は自宅用として売られているが、コンセント不要で比較的コンパクトなものが多い。
こちらのテントの持ち主も、上部に滞留してしまう暖かい空気をどうにかしたいと考え、自宅にあったサーキュレーターをストーブの前に置いて使用中だ。おかげで夜も足元まで温まることができたそう。
冬キャンプに起こりがちな「足元が寒い」原因は、実は暖かい空気が上で滞留しているからかも⁈ ストーブを買い換えたり、暖房器具を増やしてみる前に、まずはファンを追加投入してみては如何だろうか。
Photo/Takuma Uto