フレッシュサービス京都店は、コーヒーやクラフトビールも提供!? 話題の新コンセプトストアに潜入!

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世界中でつくられているものを独自の視点で再構築し、新たな製品として提案するプロジェクト「FreshService(フレッシュサービス)」。トレンド感のあるシルエットやデザインに、ちょうどいい機能性を落とし込んだ都会的なウエアは、ゴーアウトでもお馴染みのブランドとして認知している読者も多いはず。

いまや、その人気は日本だけにとどまらず、海外からも注目を集めており、東京・原宿のフラッグシップストア「FreshService Headquarters」には、ファッションコンシャスな外国人観光客の姿も多数見かける。

そんななか、京都初となる路面店“FreshService KYOTO”が4月6日(土)にオープン。場所は、京都市内随一の繁華街であり、伝統と近代が融合した四条河原町エリア。名だたるブランドやセレクトショップが軒を連ねる新京極商店街と蛸薬師通が交わる一角にあるショップを、今回取材してきた。

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フレッシュサービスらしい工業的デザインの店舗。

倉庫やストックルームのような工業的なデザインの店内は、イエローとグレーを基調としており、ブランドの世界観を感じられる空間が広がっている。

レジカウンター裏には文房具や事務用品が整理されて並んでいるのだが、その見せ方もオシャレ。また、店内のスピーカーにはヴィンテージのALTECを採用するなど、クリエイティブディテクター 南 貴之氏の細部へのこだわりが感じられる。

ブランドのフルラインナップが所狭しと並ぶ。

京都店には、いまフレッシュサービスが展開するラインナップのすべてが揃っている。オリジナルのアパレルはもちろん、キャップやソックスなどの小物まで用意されている。

パッキングまで緻密にデザインされているので、このような什器に並べるだけでも、カッコいいし、男ゴコロがくすぐられる。

さらに、インテリアでも活躍する収納アイテムや、雑貨関連。アウトドアでも使用したいTHORのコンテナなども並ぶ。そして、話題のサウナアイテム“ReFreshService”も展開。

こだわりのドリンクを楽しめる「FRESH DRINK SERVICE」。

また、京都店の目玉のひとつが、フレッシュサービスの新しいプロジェクトとして登場した「FRESH DRINK SERVICE」だ。その名の如く、新鮮なものを届けたいという思いから、今回新たにオリジナルドリンクを共同開発。

Hobo Brewingが監修したオリジナルフレーバーのビール「FRESH DRINK SERVISE West Coast IPA」や、小川珈琲に依頼したオリジナルブレンド「FreshService BLEND Dark Roast」など、ここでしか味わえないドリンクが揃う。

うなぎの寝床に例えられる京都らしい奥行きのある建物を活かし、入り口を2つ構えることで、アパレル&雑貨と、FRESH DRINK SERVICE、この双方にダイレクトでアクセス可能な構造となっている。

購入したドリンクはテイクアウトすることはもちろん、店内と外に設置したカウンターで立ち飲みスタイルで楽しむこともできる。

“京都らしさ”あふれる限定アイテム3型。

新店舗がオープンとなると限定アイテムも楽しみのひとつ。FreshService KYOTOでも、京都らしさが落とし込まれたリミテッドアイテムを用意。

Hideji Terada for FS KYOTO CORPORATE S/S TEE ¥11000

1つ目は、ブランドを代表するCORPORATE S/S TEEをキャンバスに、“京都”の文字をグラフィックで表現した、バックプリントがインパクト抜群なTシャツ。

日本の民族、風習、神社仏閣、古建築など、古くから人々の近くにあった形と現代の意味を混ぜ合わせた作品を製作するテラダヒデジ氏に依頼。テラダ氏がFreshService KYOTOをイメージし想いを込めたオリジナルのグラフィックを大胆にプリント。

COOLFIBER® UTILITY L/S REGULAR COLLAR SHIRT, OVER PANTS 各¥17600

2つ目は、”Quick dry”、”Washable”、”Cool feeling”の3つの機能を備えた素材を使用したセットアップ。洗濯してもすぐ乾き、季節を選ばず広いシーズンで活躍してくれる。

シャツはシンプルな佇まいでありながら、左胸にはコンシールファスナーと、サイドシームにも大容量のポケットを配備。ボトムスは、ウエストと裾にドローコートを設けることで、容易なサイズ調整が可能で、コーデに合わせてさまざまなシルエットを楽しめる。

KYOTO CHOCHIN ¥57200(サイズ:Φ230 × H285)

3つ目は、江戸時代中期を過ぎた寛政年間(1789〜1801年)に創業した、京都市内に工房を持つ小嶋商店に別注した提灯型ランプ。小嶋商店が誇る伝統技術を用い、モダンで美しく、革新的な提灯となっている。

110年以上前に使用されていた木型を復元し、竹割から和紙貼りまで職人が手作業で作る“明治”をベースに、ランプシェードにはFreshServiceのスペックロゴをプリント。ステンレスフレームもブランドカラーとなるカーキに塗装した特別仕様。

2022年8月の東京・原宿を皮切りに、2023年6月には大阪・心斎橋に、今年3月には愛知・名古屋をリニューアルオープン、そして今回の京都路面店と、ブランドの勢いそのままに、フラッグシップストアはわずか2年足らずで全4店舗へと拡大。

今後も、新たなプロジェクトや実用的かつユニークなプロダクトの新作にも期待が高まる。また、飲み物や飲食まわりのグッズも展開予定の「FRESH DRINK SERVICE」にも注目だ。京都のお店にも、ぜひ足を運んでみてほしい。

Photo/Takuma Utoo


【FreshService KYOTO】
open:12:00〜19:00
定休日:水曜
住所:京都府京都市中京区新京極通蛸薬師下ル東側町529-1
tel:075-212-0228 freshservice.jp/ Instagram@freshservice_kyoto


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GO OUT編集部
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