トウキョウクラフト初のナイフは、個性派かつ実力派。あのヒット商品の軽量版も新たに発売。

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新生ブランド……と呼ぶのはもはや失礼かもしれないほど、キャンパーの間に浸透した「TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)」。これまで数々の意欲作を生み出してきたが、今度はブランド初となるナイフをリリース。他にもあの焚き火台の軽量版が発売されるなど、2024年も目が離せない。

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ブランド初のナイフ「デルタターロン」。

デルタターロン ¥9980

トウキョウクラフトが満を持して発売するナイフは、ナタのようにも見える頑強そうな一品。直線の効いたフォルムが個性を放つが、もちろん実力も確かなもの。

肉厚な3.5mmブレードの素材は、ステンレスのなかで最高峰の硬度を誇る「440C」。 グリップは耐熱性と耐衝撃性に優れた積層素材の「G10」を採用し、そのグリップをブレードが貫くフルタング構造となっている。つまり思う存分、ハードに使えるナイフというわけだ。

刃付けはモーラナイフで採用されている「スカンジ」に、さらにセカンダリーベベルも施されており、切れ味と耐久性を両立。またブレードの根本に人差し指をかけられる部分があり、バトニングのようなヘビーな用途だけでなく、フェザーづくりのような繊細なカットにも対応できる。

グリップとブレードの位置関係に段差があることから、調理に向いたナイフでもある。

【SPEC】
全長:24.4cm(刃渡り12.5cm)
刃厚:3.5mm
重量:220g(本体)、40g(シース)

あの焚き火台と幕が軽量化されて新発売。

マクライト チタン ¥19980

トウキョウクラフトの名を一気に広めたヒット作が、チタンになって生まれ変わった。もともとマクライトはその軽量性で支持されてきたが、素材がチタンになったことで、さらに軽さに磨きがかかった。

気になる総重量はたったの685g。これは専用ケースやゴトクも合わせた重さであり、組み立てサイズの長辺が40cmの焚き火台としては、驚異的と言える。

チタンゆえの変色も魅力のひとつ。熱が伝わることで味のあるブルーに変色し、経年変化が愉しめる。使い勝手に関してはマクライト2で完成している感があり、心配無用だ。

ダイヤフォート ライト ¥42980

2022年に発売されたソロ用テント「ダイヤフォートTC」、そのシルナイロン仕様が発売されることに。TC素材は火の粉に強く、テント生地として人気を博してきたが、かさばって重く、なんだかんだ結露もあることから、ここ1~2年はシルナイロン回帰がトレンドだ。

ダイヤフォートTCの軽量版として、TCを必要としない軽量志向のキャンパーに歓迎されるだろう。

詳しくはこちらのブランド公式サイト、またはブランド公式SNSをチェック。


(問)トウキョウクラフト https://tokyocrafts.jp/

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Minoru Akiba
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