なぜ? “サドリ”として人気の「イオンウォーター」。そのワケを担当者に直撃!

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なぜ?  “サドリ”として人気の「イオンウォーター」。そのワケを担当者に直撃!

GO OUT CAMPの人気コンテンツといえば「テントサウナ」。ふもとっぱらの大自然のなか、本格的なバレルサウナや水風呂代わりのプールも設置され、毎回多くのキャンパーたちで賑わっている。

しかも今回は、水分補給用のドリンクとして「ポカリスエット イオンウォーター」も用意。

どうやら “ととのい”に欠かせないらしく、みんなゴクゴクと気持ちよさそうに飲んでいた。

実はイオンウォーターは日本サウナ・スパ協会の推奨飲料で、サウナーたちの間でも“サドリ”(サウナ用ドリンク)として好評を得ている。

実際に、有名なサウナ施設には高確率でインストールされているし、マイボトルに入れて持ち込むサウナーも続出しているとか。

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人気のワケを、大塚製薬の担当者に直撃!

そもそもイオンウォーターって、どんなドリンクなのか。そして、一体どんな部分がサウナーたちにウケているのか。“サドリ”としてブレイクしているワケを、大塚製薬の担当者に聞いてみることに。

岩﨑 央弥大塚製薬株式会社 ポカリスエット プロダクトマーケティングマネージャー) ポカリスエット ブランドの担当となる前から、仕事で行き詰まった時のルーティンは運動とサウナ。その時いつも横にいてくれたポカリスエット イオンウォーター。この存在や価値をもっと多くの生活者に知っていただきたいと意気込む。好きなサウナ入浴セット数は8分3セット。

そもそも、イオンウォーターってどんなドリンク?

甘さ控えめ&低カロリーな、オトナのポカリスエット。

まず、ベースとなるポカリスエットが誕生したのが1980年。体液に近い電解質バランスのイオン飲料として大人気となったが、アラフォーやアラフィフ世代は、子どもの頃に部活や外遊びの水分補給で、お世話になった人も多いのでは?

イオンウォーターは、そんな世代がオトナになってからも美味しく飲める健康飲料として、2013年に登場した。

「ポカリスエットが幅広い世代に認知されるなか、さらに多様なニーズに対応できる健康飲料として、イオンウォーターを開発しました。

分かりやすく言えば、甘さを控えめに、カロリーを低くした、オトナのポカリスエットですね。後味がスッキリしているし、常温でも美味しく飲んでいただけると思います。

もちろん、効率的に水分補給ができるという点はポカリスエットと同じなので、味の好みで選んでいただけます」

サウナの推奨飲料になったキッカケは?

入る前に飲む、“プレドリンク”として話題に!

今では、日本サウナ・スパ協会の推奨飲料になっているイオンウォーター。2018年頃からサウナ施設と手を取り合い「心身リセットの汗」のサポートを継続してきたことが背景にある。有名なサウナ施設で取り扱いが増え始めたと同時に、そこを訪れるサウナーたちがSNSで話題にしたことがブレイクに繋がったとか。

「元来、サウナはイオンウォーターのスムーズな水分補給機能を最大限に発揮できる環境だということと、私たちとしては施設を応援したいという気持ちが根本にありました。実際に施設の物販セールスも好評だったんです。

そんななか、サウナーの方々に、従来の市場になかった新しい飲み方を発見していただきました」

それが、サウナに入る前に飲む“プレドリンク”という発想。しかもサウナの醍醐味でもある“ととのい”にも、大きく関わっているそうだ。

「ポカリスエットと同じくイオンウォーターも、汗で失われた水分と電解質を速やかに補給する健康飲料になります。そのため汗をかいた後に飲まれる機会が多かったですね。

でもサウナーの方々は汗をかくことが目的で、そのために訪れているわけです。そこで、よりたっぷりと汗をかくために、サウナに入る前にも飲まれるようになったんです」

全身から噴き出る汗は、言葉にできないレベル。

実際にイオンウォーターを飲んでからサウナに入ると、全身から滝のような汗が噴き出てくるとか。

「本当にみなさんに体験してほしいのですが、ビックリするくらい汗が出るんですよ! しかもそれが言葉では表現できないレベルの快感なんです(笑)

血液中の水分が汗の正体なので、身体に水分が満たされている状態だと非常に気持ちよく全身から汗が出ます。逆に脱水した状態で無理やり汗を出しても、あまり気持ちよく感じません」

では、サウナに入る前後ではどのくらい飲むのがおすすめでしょうか?

「みなさんサウナは3セットが基本らしいので、まずは1セット目のサウナに入る前に飲まれ、1セット目が終わった後のアフターと2セット目のプレを併用して飲まれます。

それで大体、1セットで失われる水分量が300mlくらいになりますので、3セットのサウナで使える900mlボトルが好評です」

最近、コンビニでも見かけることが増えてきた900mlサイズのベットボトルは、実はサウナーに向けて作られたボトルだったりして!?

ゴクゴク飲めるのにもワケがある?

体液に近い電解質バランスと、すっきりとした後味。

とはいえ、汗をかくために水分を補給するなら、水でもいいのでは? 究極を言えば、汗の成分となるナトリウムを含む、薄めた食塩水とか……。

「そこはポカリスエットが最もこだわっている部分“電解質バランス”がポイントになります。

ナトリウムをはじめとする電解質を、体液に近いバランスで含んでいるので、身体の中に素早く吸収され、長く水分が体に留まるのです。

そしてポカリスエットやイオンウォーターは、ゴクゴク飲めるおいしさも大切にしています。実はゴクゴク飲める飲み物って、そんなにないと思いませんか?」

水分を体に長く留めておける!

確かに水やお茶は、いくら喉が渇いていても、ある程度の量まで飲み進めると、それ以上は飲めなくなる。

「それは脳が指令を出しているからなんですよ。具体的には、発汗すると体内の水分量が下がりますよね。そうすると脳が水分を補給するように身体に指令を出し、喉が渇きます。

そこで水だけを飲むと体液が薄まっていきます。すると、これ以上体液濃度が薄まらないようにのどの渇きを止めてしまうので、飲水行動も止まってしまうんです。体内の水分量が十分に戻らないうちに飲むことをやめてしまうので、結果として体液の濃度は戻るけど、失われた水分は戻らない状態が続きます。これを“自発的脱水”と呼んでいます。

でもイオンウォーターは、体液に近い電解質バランスなので、水よりも効率的に水分補給ができます。飲んだ後スムーズに吸収され長く水分を留めておけるので、しっかり体を潤すことができるんです」

サウナ以外では、どんなシーンにオススメ?

フェス、キャンプ、登山にも最適。冬はホットもオススメ!

アクティビティや外遊びシーンでも、ゴクゴク飲めて、長く水分をキープできるのは大きなメリット。

汗をかくための“サドリ”とはあまり関係なさそうだけど、せっかくなので最後に、外遊びでオススメのシーンを聞いてみた。

「まずは、フェスなどの野外イベントですね。ポカリスエットブランドは、多くの音楽フェスをサポートしています。

あとはキャンプや登山にもオススメできると思います。しかも粉末スティックにすると、ペットボトルを持ち込む必要もないので、軽量化とプラスチックの削減を両立できますよ。

ちなみにイオンウォーターの粉末は、お湯に溶かすこともできるんです。なので空気が乾燥する冬は、ホットドリンクで身体を温めながら効率的に水分補給をして外遊びを満喫していただければと思います」

イオンウォーターは外遊びと相性バツグン!

オトナのポカリスエット、イオンウォーターは、サウナに入る前に飲む“プレドリンク”という概念を生み出しただけでなく、キャンパーやフェス好きも重宝する、外遊びと相性バツグンのドリンクのようだ。

そもそも“水分補給”は、すべてのアクティビティに欠かせない大切な行動。甘さ控えめでゴクゴク飲めるし、コンビニや自販機で気軽に入手できる身近な存在なのも魅力のひとつといえる。

サウナで大量の汗を流して、極上の“ととのい”を体験するのもいいけど、900mlベットボトルから粉末スティックまで、幅広いラインナップが揃っているので、ライフスタイルに合わせて使い分けてみては?


(問)大塚製薬 https://pocarisweat.jp/products/ionwater/

Photo/Takuma Utoo(Image)

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Masatsugu Kuwabara
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