高感度ブランドやクリエイティブ業界のオフィスが点在し、GO OUT本誌でもお馴染みのアパレルショップが軒を並べる中目黒から、毎年楽しみの桜の便りが届いてきた。桜の名所として知られる目黒川沿いに構えるGO OUT的注目ショップへ立ち寄り、春のおすすめアイテムと、隠れ家的ローカルグルメご紹介してもらう企画の2回目は、本誌でもお馴染みの「Bamboo Shoots(バンブーシュート)」へ。
中目黒駅から山手通りを渡り、TSUTAYAを左側に見て高架下の右を歩きながら目黒川を渡り、川沿いの道を右へ歩いていくとウッディな外装が目に入る。そちらがこのBamboo Shoots(バンブーシュート)。徒歩約4分ほどで到着する。
おなじみの店内には春の新作だけでなく、アウトドアで役立ちそうなツールも含めて、気になるアイテムがぎっしり。早速ディレクターの甲斐さんを捕まえて、レジ前に並んでいるカットソーからチェック。
甲斐「ロングスリーブのポケットTです。今シーズンの新作で、形あんまり変わらないんで新作っぽくないですけど(笑)。コットンにウールを入れたんですよ。ミックス素材って、例えばポリエステルとか、ヘンプを入れたりとかはよく見るんですけど、今回あえてウール素材で作って、その特徴を活かしたかったわけです。テストはまだできてないですけど、ウールは短繊維なんで、触り心地はやっぱり他と比べてざらっとするけど、おそらく汗抜けは良いはずなんですよね。それで着た時にどれくらいウールが体を冷やさないようにしてくれるかなと期待しているところです」
ウールミックスのカットソーは、もうちょっと暖かくなってから半袖も出す予定とのこと。続いて見せてもらったのは、発色の綺麗なナイロンアウター。こちらもバンブーシュートオリジナルの2023春夏新作だ。独特のシワ感があり、これからのシーズンに気持ちよく着れそう。
甲斐「これ、染めているんですよ。今のナイロンアウターに無いような、60年代にアメリカの某アウトドアブランドが作っていたようなリップストップ・ダウンジャケットの色を再現したくて。それとこのジャケットには温度計が付属でついています。昔よく、アメリカのアウトドアショップにあったオリジナルの温度計をイメージして作ったんです。それ見ながら“寒いからアウター羽織ろうか”って思うのが面白いかなって」
バンブーシュートがこの場所にオープンして今年で25年になるのだそう。甲斐さんは毎年この目黒川沿いのお花見シーズンのを見届けているわけだが、この近辺のおすすめグルメを聞いてみた。
甲斐「お花見が解禁になるのは3年ぶりですからね。今年は盛り上がるんじゃないですか。いつも行ってるお店になるんですけど、BAJA(バハ)ですかね。週に2〜3回は通ってます。飲むことのほうが多いけど、タコスやブリトーとかもパンパンに具が入ってて美味しいですよ!」
というわけでバハをチェックしてみることに。
海外モノや、このお店がお気に入りの業界関係者が貼っていったステッカーに囲まれた店内。数席シートがあるが、基本的にスタンディングで飲食を楽しむスタイル。
おすすめはタコスかブリトー。入り口ドア横の窓からもテイクアウトの注文ができます。
テイクアウトでビール片手にタコス食べながら夜桜見物も良さげですね! 甲斐さんご紹介ありがとうございました。
目黒川沿いの注目ショップ&ローカルグルメ探訪は更に続きます。