都会と自然をいいとこ取り。 休日だけ山の二拠点生活。【おしゃれアウトドア的 マイホームSTYLE拝見】

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新しい生活様式が生まれつつあるいまだからこそ、理想の暮らしに対する考え方もヒトそれぞれ!

今回は、そんなジブンのライフスタイルに似合う「マイホーム」を、リアルに実現しているオーナーさんたちをレポート!  今回は、焚き火好きが高じて二拠点生活を営む中村さんの山の家を拝見。

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自宅から最短距離の山の暮らし。

OWNER:中村秀一さん(SNOW SHOVELING 店主)

駒沢にある本屋、スノウショベリングを営む中村さんが、3年前に手に入れた休日だけの山暮らし。「村上春樹の本に登場する人里離れた生活に憧れ、山暮らしのお試し期間として休日だけここに来ています」。

もともと住んでいる世田谷の自宅からクルマでの最短距離にある山、という理由からこの清川村をチョイス。コージーな雰囲気ただよう室内は、1年かけ自らの手ですべてリノベーションした。

寝室の壁一面に取り付けた本棚は中村さんの自作だ。これまで集めていた小説や画集、レコードが並ぶ。山暮らしのきっかけになった村上春樹の本のほか、文豪作品、画集といった時間を掛けて読みたい本を持ち込んだそう。シャンデリアやソファはこの清川村周辺のリサイクルショップで手に入れた。

「自然の中にいると普段の生活とは異なる思考のスイッチが入り、ジブンの本心と向き合える時間が持てます。今はまだ仕事があるので、都会5、自然2、くらいの割合がちょうどいいですね」。

大家さんに直接交渉して手に入れたこの家。「サスペンス劇場に出てきそうな程ボロボロでした (笑)」との話だが、バスとトイレも付き、生活には問題なし。2階には大きなテラスがあり、キャンプ用のテーブルやイスを置く。

 

リノベーションとリサイクル、“再利用”で築いたヴィンテージな山の拠点。

まず始めに取り掛かったのがキッチンまわり。

元からあったシンクはそのままに、飾り棚やカウンターを造作。内側には中村さんが好きだという鉄板焼きコーナーが隠されている。

隣を流れる川を眺め、読書を楽しむリビング。古いトランクをカフェテーブル代わりに活用。これらもすべて地元のリサイクルショップで手に入れた。

玄関脇には焚き火用の薪置き場とべンチが。

「焚き火がしたい、というのがそもそも山に憧れた理由。夏以外は庭で火を眺めています」。

【SPEC】
・エリア:神奈川県愛川町
・間取り:1LDK
・居住形態:戸建て
・居住年数:3年
・築年数:約30年

こちらのお家の詳細をチェック!

 

Photo/Chie Kushibiki
Text/Shiyori Kawamura(RIDE MEDIA&DESIGN)

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GO OUT編集部
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