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編集部が見つけた、掘り出しモノ。
4日間、10万歩以上歩き続け、様々なブランドブースをチェックしてきましたが、いざ写真を整理してみると数が多すぎて紹介しきれない……。というわけで独断と偏見に満ち溢れた選りすぐりをピックアップします。
■ maloja(マロヤ)
日本ではあまり馴染みのないマロヤというブランド。スノースポーツやサイクルウエアを中心に展開しているブランドですが、ライフスタイルウエアもかなり充実。2018年は「ALPAN(アルパン=アルパイン+ジャパン)」をテーマに日本的デザインのウエアが数多く並んでいました。
■ TRONO(トローノ)
すでに日本にも上陸しているエアソファTRONOの新作。ビーチサイドやキャンプ、はたまた家の中でひとりでゆったりしたいときに活躍しそう。非常に座り心地がよく、軽く、コンパクトになるのが特徴。新作は、より快適性がアップし、座面の素材を取り替えられるようになっていた。
■ HOUDINI(フーディニ)
名だたるアウトドアブランドがひしめくAホールのなかで、ひと際ファッション性の高いレイヤーコーデを提案していたのがフーディニのブース。聞くと、日本のアウトドアファッションを意識した提案ということである意味納得。
■ knog(ノグ)
ノグといえば、自転車用のLEDライトで有名なオーストラリアのブランドですが、このたびアウトドアラインを新設。ガジェットライクでデザインコンシャスな製品群はアウトドアギア業界に革命をもたらすか?
■ Vibram(ビブラム)
氷が張られていたビブラムのブース。もしかして新商品を試すことができるのかと近づいてみると……。
出てきたのがコレ。
折りたたんで持ち運べるポータブルアイスソールでした。
装着してみるとこんな感じ。スパイクを使用していないゴムのソールなのに滑り知らず。これは便利!
BEAMSアウトドアバイヤー的、ISPOの注目ポイント。
ISPO会場を歩いていると、日本人のバイヤーやリテーラーの面々も多く見かけ、注目度の高さが伺えましたが、偶然会場でビームスのアウトドアバイヤーである廣沢氏に遭遇。
ビームスのバイヤーになってから20年間欠かさずにISPOへ足を運んでいるという大ベテランに、今年のISPOの見逃せないポイントを聞いてみました。
■ HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
「長い歴史を持つセイリングギアブランドであるヘリーハンセンですが、実は山岳レスキューのウエアを手がけていたり、海だけでなく山でもしっかりとした背景を持っているんです。ブランドネームやデザイン性だけでなく、そういう本物の機能美を持つアイテムをセレクトしています」
■ BLACK YAK(ブラックヤク)
「ブラックヤクは、韓国発、欧州育ちのアウトドアブランドですが、欧州で展開しているプレミアムラインがとても秀逸です。独自の世界観を持った今もっともアツいブランドのひとつと言っていいと思います」。写真は世界展開を取り仕切るNORTZ氏と。
■ Goldwin(ゴールドウィン)
2018SSから展開している新ロゴを携えたスキーウエアを大々的にアピールするゴールドウイン。「やはり長年スキーと本気で向き合ってきたゴールドウインだからこそ、その技術と経験がフィードバックされた昨今展開しているライフスタイルラインも魅力的なんだ思います」写真はゴールドウインを統括する新井事業部長と。
ISPOアワードGOLD WINNERを受賞したゴールドウインのHOODED DOWN COAT。パーテックス素材に光電子ダウンを封入したダウンコートだが、一番の特徴は2本のジップで表現された前立部分。着脱することでシルエットを可変できる仕組み。¥37000(+税)で2018年8月発売予定。
次回のISPOは、上海で7月に開催!
2018年7月5日〜7日までの期間、上海で開催される次回のISPO。
ISPOは、基本的にはリテーラー(小売業者)向けの展示会ですが、世界の名だたるブランドの新作がいち早くチェックできるとあって、一般の来場者も多く見られます。
上海といえば、歴史的建築物と超高層ビル群が入り交じる中国でもっとも活気に満ちあふれる街。日本からたった3時間なので、観光ついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。
番外編:ミュンヘンってどんなとこ?
ISPOが開催されているミュンヘンはドイツ・バイエルン州の州都であり、ドイツを代表する文化・芸術都市。せっかくISPOへ行くならミュンヘン観光も満喫してくださいね!
■ マリエン広場
■ ヴィクトアリエン市場
■ グローブトロッター(アウトドアショップ)
(問)ISPO日本事務局 http://www.ispo.jp/