新型ヴォクシーが、ボクらの外遊びスタイルにハマるワケ。〜アウトドアマン池内博之に聞いた〜
外遊びの相棒として、いま再注目されているミニバン。日本のアウトドアフィールドのほとんどは、アクセス路やフィールド内の道が整備されている。だからこそオフロードの走破性よりも、荷物の積載性や家族・仲間を乗せたときの快適性を重視して、使い勝手がバツグンのミニバンを選ぶ。そんな外遊び好きが多くなっている。
ミニバンの中でもいま注目なのが、2022年1月にフルモデルチェンジしてイマドキのアグレッシブなルックスに生まれ変わった新型ヴォクシーだ。
今回は俳優の池内博之さんが新型ヴォクシーに乗り込んでキャンプへ。池内さんはオフの日に海釣りやSUPなどを楽しむアウトドアマンで、最近はめっきりキャンプにハマり、YouTubeチャンネル「池channel」でキャンプ動画も配信している。そんな池内さんが仲間を連れて楽しむキャンプに密着。池内流キャンプスタイルに迫る。
仲間と3人。ヴォクシーにお気に入りギアをたっぷり載せてキャンプへ。
「ボクがキャンプで一番ワクワクするのは、準備する時間ですね。今回のキャンプにはどんなギアを持って行こうか、逆にどんなギアは減らせるか、料理は何を作るか……行く前に計画を立てる時間が一番好きです。キャンプ場から近い温泉を探したり、現地の食材を手に入れられるスーパーをチェックしたりも欠かせません」
そんな用意周到派キャンパーの池内さん。今回は新型ヴォクシーにキャンプ仲間2人を乗せてキャンプ場へ。車内でワイワイ会話を弾ませながら、都心から1時間半。澄んだ空気が気持ちいい冬晴れのキャンプ場に到着した。
今となっては自ら計画を立てて仲間をクルマに乗せキャンプに連れ出す池内さんだが、もともとは友人に道具を借りながら誘われるがままにキャンプライフをスタートしたという。
「友達からのレンタルを卒業して、自分で道具をそろえ始めたところからさらにキャンプ沼にどっぷりとハマりましたね。今ではキャンプ道具も増えて来たので、ギアをたっぷり積めるミニバンは嬉しいです」
池内さんのキャンプ場選びの基準は、自由にテントを設営できるフリーサイトと、サイトからの景色。とくに富士五湖周辺に行くことが多いという。今回も広大なフリーサイトがあるキャンプ場をセレクト。サイトを決めたら、仲間と手分けしてワイワイと設営を進め、厳選して持ってきた愛用のギアを並べていく。
池内さんのこだわりキャンプ道具~コーヒーギア。
キャンプでは“料理長”として仲間をもてなすことが多い池内さん。今回は、自慢のコーヒーギアで淹れたコーヒーでおもてなしする。
まずは、ポーレックスの「コーヒーミル2」でお気に入りのコーヒー豆をガリガリ。途中、仲間とバトンタッチして、挽きたてのコーヒーの香りを楽しんでもらう。
極細に挽いた豆は、ビアレッティの直火式エスプレッソメーカー「モカエキスプレス」にセットして、シングルバーナーにオン。ポコポコと音が聞こえてきたら火を止めてエスプレッソの完成だ。
キャンプコーヒーは、エスプレッソをお湯で割った“アメリカーノ”が池内流。これならそれぞれが好みの濃さでコーヒーを楽しむことができる。
池内さんのこだわりキャンプ道具~焚き火ギア。
焚き火の着火も池内さんの楽しみのひとつで、焚き火周りのギアは特にお気に入りのものが多いという。まずは、グレンスフォシュ・ブルークの手斧で薪を割り、さらにハルタフォースのナイフで薪を削って、慣れた手つきでフェザースティックを作っていく。どちらもスウェーデンのクラフトマンシップで有名なブランドだ。
「最近ブッシュクラフトに興味があって、アメリカのYouTubeを見て研究しています」という池内さん。ライトマイファイヤーの「ファイヤースチールスカウト」で火花を飛ばし、ほぐした麻紐に着火。さらにフェザースティックへと火を移し、お気に入りの火吹き棒、槙塚鉄工所の「ブレス トゥ ファイヤー」で火を巧みに操り、育てていく。
焚き火を囲むリラックスタイムが日々の緊張をリセットしてくれる。
キャンプ中はメンバーそれぞれが思い思いの時間を過ごしながらも、いつのまにか自然と焚き火を中心に集まりだす。池内さんがキャンプで大切にしているのが、仲間と焚き火を囲む時間。揺らめく炎を眺めながら、コーヒーやお酒を片手にボーっとするひと時で、仕事の緊張や疲れもリセットされるという。SUPでアグレッシブに波に乗る休日と、焚き火でチルする休日をうまく使い分けているようだ。
池内さんは仲間とのキャンプでは、“料理長”として料理をふるまうことが多いという。生地からこねたピザを焚き火で焼いたり、ダッチオーブンでぐつぐつと煮込んで牛肉の赤ワイン煮込みを作ったり。今夜はいったいどんな料理が待っているのだろうか。
今回のお供。ヴォクシー S-Z (ハイブリッド・2WD・7人乗り)
池内さんと仲間たちが乗り込んだのは、8年ぶりのフルモデルチェンジでエクステリアから機能面まで全面刷新された新型ヴォクシー。パワートレインは、ガソリン車は2.0LダイナミックフォースエンジンとダイレクトシフトCVTの組み合わせ、ハイブリッド車は1.8L直列4気筒エンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムで、それぞれ2WD、4WD(E-Four)の駆動方式が設定されている。今回、池内さんがキャンプのおともに選んだのは、「S-Z」グレードのハイブリッド車、2WDモデル。
【ヴォクシー S-Z (ハイブリッド・2WD・7人乗り) SPEC】全長4695×全幅1730×全高1895mm/ホイールベース2850mm/最低地上高140mm/車両重量1670kg/駆動方式2WD(前輪駆動方式)/モーター交流同期電動機/モーター最高出力 フロントモーター70kW(95PS)/モーター最大トルク185N・m(18.9kgf・m)/エンジン1.8L直列4気筒 DOHC/エンジン最高出力72kW (98PS)/5200rpm/エンジン最大トルク142 N・m(14.5 kgf・m)/3600rpm/燃費23.0km/L(WLTCモード)/メーカー希望小売価格374万円(税込)~。※撮影車両はオプション装着車
アウトドアマン池内さんが気に入ったポイント①仲間にくつろいでもらえる2列目シート
「仲間を乗せてキャンプに連れていくことが多いので、2列目シートが快適なのは嬉しいですね。オットマンまであって足をゆったり伸ばしてくつろげるのは、運転している人からしたら、ちょっとずるいくらい(笑)。あと2列目シートのサイドテーブルにUSBポートがついているのも気が利いてますね」
従来モデルの7人乗りでは、2列目のキャプテンシートをスライドさせる時、いったん内側にオフセットさせなければならなかったが、新型ヴォクシーではストレートに745mmもの前後スライドが可能。オプションで2列目シートにシートヒーターも付けられるので、冬キャンプやSUPで冷えた体も温めてくれる。
アウトドアマン池内さんが気に入ったポイント②荷物の出し入れがラク!
パワーバックドアは両サイドにあるスイッチで開けられるので、ドアを開けるときに後ずさりする必要がなく、荷物の出し入れがスムーズ。バックドアは任意の角度でポジションをキープできる「フリーストップバックドア」になっていて、後方に余裕が少ない駐車スペースでも、安全に荷物を出し入れすることができる。
「荷物をたっぷり収納できるのはもちろん、出し入れがラクなのがいいですよね。パワーバックドアは荷物を持ったままでも開けられるし、一番ビックリしたのは3列目シートの格納の簡単さ。片手操作でワンタッチで左右に格納できるから荷物を積むときもスムーズですね」
アウトドアマン池内さんが気に入ったポイント③ラゲージスペースのAC電源。
新型ヴォクシーのハイブリッド車は、ラゲージスペースに1500WのAC電源を装備。非常時にも役立つ機能だが、アウトドアでも活躍する。
アウトドアマン池内さんが気に入ったポイント④大容量の床下収納。
池内さんが気に入った4つ目のポイントは、床下収納。ハイブリッド車は通常ラゲージスペースの下にバッテリーなどを搭載しているため、床下収納スペースは狭いことが多いが、新型ヴォクシーではグループキャンプ用のテントも楽々入ってしまうくらいの広さを確保している。
「床下収納には、キャンプチェアとコーヒー道具を入れっぱなしにしておきたいですね。そうすればSUP後に海辺で温かいコーヒーが飲めて最高!ラゲージスペースにはAC電源があるので、電気ケトルでお湯も沸かせますね」。
※今回の試乗・撮影はクローズされた敷地内で特別な許可を得て行なっています。
モデル着用アイテムリスト
池内博之さん:ダウン60500円、パンツ24200円/共にクライマーズクライマックス(フューズ 福岡西通り店)、中に着たカットソー22000円/ミーンズワイル(ミーンズワイル)、靴24200円/スイコック(オージーストア)
男性モデル:コート41800円/コムフィ アウトドアガーメント(ロストヒルズ)、ベスト16280円/ゴーヘンプ(ジュズ”アートオブヘンプ”)、シャツ24200円/ノービット(ノービット)、パンツ22000円/ロットワイラー(アドナスト)、靴15400円/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室)、ニットキャップ8000円/マウト リーコン テイラー(グランデッド)
女性モデル:フリース27500円/ネイタルデザイン × バーラップアウトフィッター(スキャターブレイン)、中に着たライナージャケット33000円/ティグル ブロカンテ(ティグル ブロカンテ)、シャツ12100円、パンツ12100円/ともにコロンビア(コロンビアスポーツウェアジャパン)、靴17600円/エル・エル・ビーン(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)
着用アイテムの問い合わせ先
アドナスト tel:03-5456-5821/エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター tel:0422-79-9131/オージーストア tel:03-6456-4422/グランデッド tel:03-5354-6088/コロンビアスポーツウェアジャパン tel:0120-193-803/ジュズ“アートオブヘンプ” tel:03-6277-5573/スキャターブレイン tel:03-5300-8164/ティグル ブロカンテ tel:092-761-7666/ニューバランスジャパンお客様相談室 tel:0120-85-7120/ノービット tel:03-6709-8333/フューズ 福岡西通り店 tel:092-733-8311/ミーンズワイル info@meanswhile.net/ロストヒルズ tel:03-6809-5582
問い合わせ先
トヨタ自動車 お客様相談センター 0800-700-7700 受付時間/9:00~16:00 toyota.jpPhoto/Fumihiko Ikemoto
Stylist/Ryosuke Ito
Hair & Make/Taichi Yoneo(TUNE)
Model/Hiroyuki Ikeuchi,Tomoya Kageyama,Hanna Kelk