旅マスターたちが愛用する、長期旅行にベストなキャリーバッグとは?【and wander 池内啓太さんの場合】

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旅マスターたちが愛用する、長期旅行にベストなキャリーバッグとは?【and wander 池内啓太さんの場合】

日頃より海外出張に飛び回るGO OUTでおなじみのデザイナー3人に、実際に使っているキャリーバッグについて聞いてみるこの企画。盆休みやシルバーウィークを目前に控え、まさに海外旅行計画中というひとは必見です!

旅の良し悪しを大きく左右するキャリーバッグ、そのモデルケースをお届け!

Table Of Contents : 目次

アンドワンダー 池内啓太さんの、7泊8日の旅バッグ

高い機能性もさることながら、都会的に研ぎ澄まされたデザインで抜きん出る国産アウトドアブランドand wander(アンドワンダー)。2015年に初めて海外での展示会を行ってから、海外出張の機会もぐっと増えたという池内さん。

本格アウトドアブランドのデザイナーとして、日頃からアウトドアフィールドと向き合っている池内さんだけに、キャリーバッグやパッキングへのこだわりも強そうですが、いかに。

【着用アイテム】

ダウンベスト¥43200、シャツ¥ 35640、パンツ¥31320、バックパック¥41040(すべて、and wander)、スニーカー 私物(inov-8)、キャリーバッグ 私物(rimowa)

 

安定の使いやすさを、スタッフサックでさらに強化!

リモワ サルサ 78L

池内さんが普段使っているというRIMOWAの「SALSA」は、ブランドのなかでも常に人気上位に入る、軽量かつ耐久性に優れたモデル。実は少し前まで自前のキャリーバッグを持っていなかったため、もともと奥さまのものだったそれを譲り受けて使っています。

「もともと妻が使っていたものだから、僕の身長では少し使いづらい。それを差し引いても、なんだかんだでとにかく軽いので重宝しています。金属製のものにすると荷物の量も結構制限されちゃうので、『SALSA』というこのモデルがおすすめです」

気になるパッキング術は、というと、GRANITEGEAR(グラナイトギア)のスタッフサックを多用。

「『この一式を持っていけば風呂に入れる』とか、基本はシーンに分けてパッキングしておきます。おそらく山登りを齧ってるひとなら、海外旅行でもこういったパッキングをすると思いますが、スタッフサックって、意外と山以上に使い勝手がいいかもしれませんね」

そんな池内さんが海外出張の際に必ず持っていくというのが、カップ麺とダウンベスト。

「カップ麺は、『滞在期間が長くなると恋しくなる』というより、初日から食べるのでほぼほぼ日数分持っていきます(笑)。ダウンベストも、季節を問わず絶対に持っていくもの。つい先週もアメリカに行ってきたのですが、飛行機の機内が激寒で……。シャツ着てダウンベスト着て毛布掛けてもまだ寒かった。」

「ちなみに、今回着用したパンツも、長さが変えられるコンバーチブルタイプ。山でも便利だけど、気候が異なる場所に行くときにも非常に使い勝手がいいんです」

 

2泊3日の短期旅行には、移動から登山まで兼ねる

アンドワンダー 40L バックパック ¥36720

「短期旅行なら、機内持ち込みできるバックパックで済ませちゃうことが多いです。山登りをしにいくことも多いので、そうなると、移動時も登山時も両方使えるバッグが便利。この40Lのモデルはちょくちょくマイナーチェンジしていて、現在も、さらなる改良を加えて使い勝手をよくしようと考えているところです」

※アンドワンダー オンラインショップはこちら

 

池内さんが次に狙うは、体型に合ったサイズのリモワ。

出典:RIMOWA ONLINE

リモワ サルサ 97L ¥115560

「以前会社で、中国製の安いキャリーバッグを8個買って使っていたんですが、それが次々壊れてきちゃってて……」と、頻繁な海外出張で酷使するだけに、品質には妥協できないことを身を以って知った池内さん。それだけに、高品質のRIMOWAには確かな魅力を感じているようです。

「もう一回り大きいRIMOWA『SALSA』なら、体型にも合ってさらに使いやすいと思います。これからモデルチェンジをするらしいので、それを買うか、もしくは旧型を探すかは悩みどころ。色は黒で、シールとか貼らずにとことんシンプルにいこうと思ってます」

 

アウトドアの知識を、旅に応用

スタッフサックを活用したパッキングスタイルや、旅先のことを考慮した衣類のチョイスなど、アウトドアブランドのデザイナーである池内さんだからこその知恵や発想を発揮した旅スタイルには、説得力がありましたね!

 

・ALDIES  ターザンAQZAWAさん編はこちら。

F/CE.® 山根敏史さん編はこちら。

Photo/Shouta Kikuchi

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Masahiro Kosaka
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