気の置けない仲間とのプライベートキャンプに欠かせないのは、いいロケーション、いい食事、そしてもちろん、いい音楽だ。スマホやPCをポータブルスピーカーに繋いで流すのも手軽でいいけど、本格的なDJ音楽を、仲間と一緒に超簡単に楽しめるなら?

そんなミニフェスみたいなプライベートキャンプを叶えるのが、先日開催されたGO OUT JAMBOREEでもブース出展していた「AlphaTheta(アルファシータ)」のポータブルDJシステムだ。
クラブで使うこともできる本格仕様にもかかわらず、コンパクトでポータブル、そしてワイヤレスで、おまけにApple Musicのストリーミング再生も可能、という画期的ギア。今回は、そんなポータブルDJシステムをプロのミュージシャンたちに試してもらう。

chancylemon(左)TBS’93(右)/rice water Groove ヒップホップクルー・rice water Grooveとして活動するラッパー。10数名のクリエイターで構成するアートコレクティブ・Doggy G Central Recordsも主宰。26年7月、フロントアクトに岩間さんを迎え、初のワンマンライブを開催予定。TBS’93さんはラテンやダブがメインのDJをすることが多く、chancylemonさんはDJ未経験。
集まってもらったのは、公私ともに交流のある3人のラッパーたち。共通の仲間たちとのキャンプに使うことも多いという1日1組限定のプライベートキャンプ場「DAN OISO」で、いつもと変わらない時間を過ごしてもらった。
※キャンプ場で音響機材を使用する場合は、必ず施設のルールに沿ってお楽しみください。
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今回体験するのは……。
この日用意したのは、AlphaThetaのポータブル オールインワン DJシステム「OMNIS-DUO」と、ポータブルDJスピーカー「WAVE-EIGHT」。このたった2台で、即席なのに本格的なDJを楽しめる。

「OMNIS-DUO」は、DJに必要な2デッキとミキサーを、コンパクトに搭載したもの。バックパックにも収まるサイズのポータブル仕様で、バッテリーも装備、そしてスピーカーとの接続もワイヤレスでおこなえる。
なんといっても最大の特徴は、Apple Musicのストリーミング再生ができる(※要ネット環境)ことなのだが、これについては3人に試してもらいながら、詳しく見ていくことにしよう。

ポータブルスピーカーの「WAVE-EIGHT」も同様に、バッテリーを内蔵したポータブル仕様。取手とローラーを装備しているため、キャンプ場内での移動も楽チンだ。
また、Bluetooth接続よりもはるかに高速で音を送ることができる超低遅延ワイヤレス技術「SonicLink」を搭載しているのも大きなポイント。スピーカー同士を最大4台まで組み合わせ、さまざまな音響空間をつくり出すことができる。
テントを張ったら、即DJタイム。

テントサイトをつくり終えて、まずは乾杯。岩間さんとrice water Grooveのふたりは、ふだんからこんな風に集まってキャンプを楽しむ仲だという。
岩間「みんなそれぞれが友達を連れてくるから、多いときは20人前後くらい集まるかな?」
TBS’93「プライベートキャンプ場なら周りに気を遣わず好きな音楽をかけられるから、DJのタイムテーブルを組んだりもするよね」


テントやタープを広げ、そこをDJブースにするのも彼らのお決まりのスタイル。この日の機材はいずれも電源不要&ワイヤレス接続だから、レイアウトは好き勝手できる。ケーブルがないから、足元を気にせず過ごせるのもイイ。

一般的に、DJをするときは、あらかじめUSBなどに入れておいた音源データをDJシステムに繋げて使う。だけど「OMNIS-DUO」ならApple Musicのストリーミング再生が可能。つまり音源の下準備も要らなければ、その場で思いついた曲を、なにからなにまで流せるということ!


TBS’93「これ、DJ革命だね……」
岩間「これまでは音源データを1曲ごと買うのが当たり前だったけど、自分で持ってないデータもかけられるってことだもんね。友達同士でこうやって遊んでるときって、『あれ聴きたい!』とかリクエスト入ることあるじゃん? そういうのも即座に検索して流せるっていう」

chancylemon「わたしみたいにDJやらないひとが、その場のノリで触ってみるとか、そういうのもやりやすいよね。これからDJをはじめようっていうひとにも良さそう。まずは音源を買い集めないとっていうハードルがなくなるわけだし」
TBS’93「家で使うのもよさそう。コンパクトだから場所も取らないし、そのままクラブに持ち込んでプレイできるなら、一番高いクオリティでプレイできるもんね」

スピーカーとの接続には、Bluetooth接続はもちろん、超低遅延ワイヤレス技術「SonicLink」を使うこともできる。「SonicLink」で繋げば、Bluetooth接続で生じるようなDJ操作とスピーカー出力のタイムラグが無くなり、よりダイレクトなプレイが可能に。

試しにスピーカーの音量をグッと上げてみると、クラブさながらの重低音サウンドがより響き渡った。でも、音割れは皆無。彼らプロのミュージシャンも思わずうなずく音質だ。

今回は1台でのモノラル再生だったが、2台使ってステレオ再生、さらにもう1台をサブウーファーモードにして追加すれば、グルーヴ感も爆上がりする。シーンに応じて、組み合わせ自在だ。
陽も傾き、チルタイムに。

夕暮れどきになっても、音楽は止まない。ただし、スピーカーの音量を少し絞って、曲もしだいにスローなものに。TBS’93さん得意のラテンやダブが似合う時間帯だ。食欲もすっかり満たされた3人は、焚き火を囲みながらゆったりと酒を酌み交わす。

「WAVE-EIGHT」は、重量12.7kgなので、持ち運びもラク。一般的には本体重量を軽くしてしまうと低音の質は落ちるが、そこを解消しているのもポイントだ。
岩間「軽いうえにウィールも付いていて、本当に便利ですね。ボク、路上ライブ出身なんですけど、その頃に欲しかったな(笑)」

「ちょっと触らせてよ」と、「OMNIS-DUO」はchancylemonさんにバトンタッチ。パネルの光量を抑えるエコモードに切り替え、ミックスよりも選曲重視で、肩肘張らずに音楽を楽しむ。


chancylemon「膝上で使えるってイイよね。こうして3人同じ目線で、話しながら操作できる」
TBS’93「DJやってるときって基本ブースにひとりぼっちだけど、これならみんなの輪から外れないもんね」
黒光りする機材然とした出で立ちではなく、マットな質感の丸みを帯びたデザイン。だからこそ手馴染みもいいし、仲間との落ち着いた団らんにもしっくりくる。カラーはユニークなインディゴで、夕陽や焚き火に照らされた表情も洗練されていた。
即席なのに本格的なDJ体験を。

TBS’93「いつもは、コントローラーを複数台持ってきてPCと繋いで音を出すスタイルだけど、これならDJシステム1台で済む。それはやっぱりデカいよね」
岩間「ボタンの位置とかもめちゃくちゃシンプルだったし、パネルも大きくて見やすい。ふだん使っている機材となんら変わらない感覚で使えたよ」
chancylemon「DJは周りのみんながやってるから、私は手遅れかなって諦めてたんだよね。練習も嫌いだし(笑) でもこれは、気負いせずに気楽に使えるね」

AlphaThetaのポータブルDJシステムを使えば、即席だけど本格的な音楽を、プライベートキャンプで楽しめる。Apple Music経由での選曲はとにかく気軽で、ワイヤレスでポータブルだから外遊びとの相性もバツグンだ。
今回はプライベートキャンプで使ってみたが、パーティやイベント、飲食店舗などでの活用、また家で使うのもいいだろう。
撮影協力:DAN OISO



今回撮影で使用したのは、神奈川県の大磯に構える1日1組限定のプライベートキャンプ場「DAN OISO」。記事本編では見せられなかったが、でっかい農機具小屋を改装した建物やウッドデッキなども利用できる。広々としたリビングスペースは屋根付きで多目的に使えるし、なぜかトイレも負けじと大空間。仲間たちと集まって、ぜひ利用してみてほしい。instagram:@dan.oiso 住所:神奈川県中郡大磯町国府本郷1952-1
Photo/Fumihiko Ikemoto
(問)AlphaTheta株式会社(旧Pioneer DJ) alphatheta.com/ja/
