里山から旧街道まで、アソビの延長で“歩く”ことを楽しむ、GO OUT遊歩倶楽部。
第5回目は、「MERRELL OUTDOOR CLUB(メレル アウトドア クラブ)」のメンバーといっしょに、GO OUTが企画した新イベント「GO OUT スーパーハイキング」に参戦!
2日間かけて「精進湖」から、GO OUT CAMPでもお馴染みのキャンプ場「ふもとっぱら」を経由して、富士山麓にある「陣馬の滝」という名所を目指す。
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Table Of Contents : 目次
MERRELL OUTDOOR CLUBのメンバーと合流! 5人でゴールを目指す。

キャン(GO OUT CAMPクルー)GO OUT CAMPのボランティアリーダー。富士登山のツアーガイドとしても活躍する、遊歩倶楽部の初代部長。
大桃祥弘(UNITE NINEスタッフ)人気ブランドのショールームのプレス担当。数年前に登山にハマり、縦走をすることも。
SAKURA(モデル/イベントオーガナイザー)モデルとして活躍する側、クラブイベントのオーガナイザーとしても活躍。
Julie(モデル/ビデオディレクター)モデルとして活躍する側、ビデオディレクターとしての顔を保つ。
駒井美月(MERRELLプレス)メレルのプレスとして活躍。登山やスノーボードを楽しむアクティブ女子。
今回のメンバーは、GO OUT遊歩倶楽部のキャンさん&大桃さんに、メレル アウトドア クラブから駒井美月さん、SAKURAさん、Julieさんが合流した5人。当日は、あいにくの雨だったけど、降ったり止んだりを繰り返す小雨なので悲壮感もなく、みんな笑顔で元気いっぱい。
キャン「雨だけど、楽しく歩いてゴールを目指しましょう」
駒井「メレルチームも、みんな自然のなかを歩くことが好きなので、楽しみです!」
ハイクの相棒は、最新鋭のハイキングシューズ。

MERRELL スピード アーク マティス ゴアテックス 各¥30800
この日、5人が着用するのは、メレルの高機能ハイキングシューズ「マティス」シリーズの最新モデル。アッパーは軽量で通気性に優れたメッシュをベースにTPUで補強。ゴアテックスも搭載しているため、雨でも快適に歩くことができる。
最大の特徴は、マシュマロのようなミッドソール。軽量性とクッション性を両立することで、ロングトレイルでも疲れにくい。

それぞれお気に入りの配色のモデルを選び、円陣の代わりに足先を揃えて気合いを入れる遊歩メンバー。キャンさんと大桃さんは、この日初めて足を通したけど、秒で馴染んでいた。
大桃「ほどよいクッション性がいいですね。ソールのグリップ力も高そうだし、防水性もあるから、今日みたいな雨天に最適ですよ!」
キャン「デザインもいいですよね。真っ白なモデルを選んだから、なるべく汚さないで歩きたいです(笑)」
MERRELLの3人はお揃いのセットアップ。

そしてメレル アウトドア クラブは、色違いでお揃いのセットアップコーデを披露。メレルの新作アイテム「シンパテックス ユーティリティジャケット べント」と「シンパテックス ユーティリティ パンツ」を、レインウエアとしてスタイリッシュに着こなした、完全防水スタイル。
雨だからこそ楽しめる機能的なファッションがあるのも、アウトドアブランドの魅力のひとつ。
「ハイキングー!」の掛け声で出発!


出発地点は、精進湖民宿村。250人以上のハイカーが集結し、スタート前から大賑わい。イベント全般のMCを担当するのは、ラジオDJとして活躍するシンガーソングライターのフルヤトモヒロさん。「ハイキングー!」の掛け声で、テンションを上げてくれた。


みんなで一斉にスタートするが、スーパーハイキングは、順位やタイムを競うイベントではないので、各自がマイペースに出発する。スタッフに「いってらっしゃい!」と手を振られ、雨のなか和やかに歩き出した。
バックパックを背負ったハイカーたちの後ろ姿は、スタイルや個性の違いが一目瞭然。傘を差したり、ポンチョを着たり、フードを被ったりと、雨対策もさまざま。
苔むした溶岩流が広がる樹海を歩く。


スタートしてすぐに、コースは樹海のなかへ。すぐ近くに国道が並走し、クルマが行き交う音が聞こえてくるが、それでも一歩足を踏み入れると、もはやそこは別世界。
霧雨のなか、苔むした溶岩流が広がる樹海の散策路は、悠久の時を感じさせる原風景のようで、どこか神秘的。


富士登山のツアーガイドとしても活躍し、このルートも何度か歩いたことがあるというキャンさんが、樹海の成り立ちや見どころを話してくれたり、それぞれが気になる景色を撮影するなどして、ゆっくりと歩いていく。
スーパーハイキングといえども、いつもの”遊歩スタイル”は変わらない。

雨に濡れた朽木や轍など、滑りやすそうな場所では、早速メレルのシューズが大活躍。高い防水性を備えつつ通気性にも優れているため、5人とも蒸れることなく快適そう。確かなグリップ力も発揮していた。
大桃「歩きやすいのはもちろん、どんな場所でもホントに全然滑らないですね。フィット感もいいから、足全体が護られている感じがします!」


樹海ルートを抜けると、本栖湖の湖畔沿いにある「第1チェックポイント」に到着。ここでは協賛ブランドによるイベントが用意されるなか、出発前にもらったパスポート(もしくはアプリ)に、通過した証のスタンプを押してもらえる。
トイレや給水所もあるため、ここで一旦休憩することに。気がつけば雨も上がっていた。
昼飯「富士宮やきそば」を目指して、遊歩再開。


次に向かうのは、山梨と静岡の県境にある割石峠。その峠を越えた先に第2チェックポイントがある。
そこではハイカーたちに昼食が用意されているが、「富士宮やきそば」が振舞われるという事前情報をキャッチし、足取りが軽やかになるメンバーたち。

本栖湖のナイスビュースポットを横目に見ながら歩いていたら、コースの沿道に「山神社本殿」を発見。立ち寄ってもスルーしても自由だけど、「せっかくだから」と、ハイクの安全を願って参拝していくことに。

創建時期は不明ながら、鮮やかな朱色に彩られた本殿は、江戸時代の1782年に彩色修復が行われたものらしく、歴史的にも貴重な文化財となっている。

そしてコースは再び、山深い自然歩道へ。樹海の散策路は“森の道”だったけど、こちらは峠を越える“山の道”といった雰囲気。それなりに高低差もあり、ちょっとワイルド。
同じ自然の道でも、景観や足場が異なるため、飽きずに歩くことができる。


一見すると粗野な登山道だが、ここも歴史ある「東海道自然歩道」の正規ルートの一部。その全長は11都府県にまたがり、東京の高尾と大阪の箕面を結ぶ、全長1748kmのロングトレイルとなる。


雨で滑りそうな岩場もあり、慎重に歩いていく。そして30分ほど上り下りを繰り返していると、国道に出る道標を発見。ようやく割石峠を越えた様子。
スーパーハイキングのコースは、正しいルートを示すリボンが定期的に付けられているため迷うこともない。

登山道を抜けたあとは、ふもとっぱらの常連キャンパーにはお馴染みの、国道139号沿いの歩道を歩く。本来なら目の前に富士山が見えるはずだが、残念ながら曇りで見えず。
それでも、峠を越えた先にあった開放的な景色と、歩きやすいアスファルトの道に、ちょっとテンションが上がる5人。

和気藹々と国道に沿って歩いていくと、第2チェックポイントに到着! 喜びながらも、みんなで声を揃えて「お腹空いた〜」と、昼飯が待ちきれない様子。
歩き続けた先で食べる、野外ランチは格別!


ということで、チェックポイントのスタンプを押してもらい、念願の「富士宮やきそば」も入手。
しかもスタッフがその場で鉄板で焼いてくれる上に、半熟の目玉焼きまで乗ったスペシャル仕様! お祭りや文化祭の屋台感も、食欲をソソられる。

朝から4時間ほど歩き続け、ようやく辿り着いた休憩スポットで、みんなで食べる野外ランチは格別。タイミングよく雨も上がり、キャンプチェアに座ってゆっくり休憩することができた。

駒井「今日のゴールまで、あとどれくらいですかね?」
大桃「マップを見ると、ここで半分くらいですね。もう1回チェックポイントを過ぎたら、ふもとっぱらです」
道の駅やワイナリーも堪能。


ランチ休憩で鋭気を養った5人は、次のチェックポイントを目指して、再び歩きはじめた。ここからしばらくは国道沿いの歩道が続き、視界も一気に広がる。

富士山は見えずとも、すすきの草原が美しく、秋を感じさせる景観に、思わず記念写真を撮るメンバーたち。優しい笑顔で撮影に協力するキャンさんと、楽しそうなメレル アウトドア クラブの姿は、まるで3人娘とお父さん。

30分ほど歩くと「道の駅 朝霧高原」に到着した。こちらはチェックポイントではないのでスルーしてもいいけど、まだ先の道のりは長いため、一旦トイレ休憩することに。


高原のご当地グルメといえばソフトクリーム。ちょうどオヤツタイムということで、みんなで濃厚なソフトクリームを堪能。
他にも多くのハイカーたちが立ち寄っていたが、ストイックに歩き続けるのではなく、途中でこうした施設で休憩できる自由度の高さも、スーパーハイキングの魅力かもしれない。


こちらは道の駅の先にある、第3チェックポイントの「富士山ワイナリー」。パスポートに付随していたチケットで、ワインやコーヒーの飲むことができた。

ホットワインで身体を温めると同時に、本日3個目のスタンプもゲット。あとは1日目のゴールとなる、ふもとっぱらを目指すのみ!
1日目のゴール「ふもとっぱら」まであと少し!

ここからは再び、東海道自然歩道を歩く。キャンさんと大桃さんは、GO OUT CAMPで何度もふもとっぱらを訪れているけど、このルートをハイクして向かうのは初めて。

薮の林道や牧場の側道など、どんどん景色が変わっていくなか、2人とも「こんな道があったのか」と盛り上がっていた。

いくつかの牧場を通り過ぎると、目の前に広大なフィールドが姿を現し、その先にテントの群が見える。どうやら、ふもとっぱらに到着したらしい。
ここまで来ると一気に足取りが軽くなる5人。再び雨が降ってきたが、あまり気にしないで足早にゴールゲートを目指す。

そんなわけで、みんなで無事に1日目のゴールをすることができた。朝10時にスタートして、到着したのは16時半過ぎ。半日かけて約17kmの道のりを歩いてきただけに、達成感も大きい。

ハイテンションで記念撮影をしていると、あたりが少しずつ暗くなってきたので、急いでテントを設営することに。
歩くだけがスーパーハイキングにあらず。ふもとっぱらでも、さまざまなコンテンツが用意されている。
Photo/Taizo Shukuri
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