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かわいい顔した、本格派。
たっぷり遊んだ後は、お腹もペコペコ。最初は、湯沢名物の蕎麦でもすすろうと話をしていたのだけど、いつきくんの意向で急遽ラーメン屋さんへ!

住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-9-15
電話番号:025-784-2637
新潟県といえば、ラーメン消費量が全国でも屈指。ご当地ラーメンも数多く存在する。この日に訪ねた「らーめんヒグマ」は、長岡生姜醤油ラーメンを提供する店。県内に5店舗を構える。

かわいい名前とうってかわり、ラーメンはキリッと醤油がたち、生姜の爽やかさも感じられる本格派。隣に座った老夫婦は、わざわざこのラーメンを食べるためだけに群馬の高崎からやってきたのだとか。


たしかに、わざわざクルマを走らせて来たいくらい、おいしいラーメンだった。見た目は変哲もないけど、ラーメン県の実力恐るべしです。その老夫婦いわく「味噌ラーメンもおいしい」らしい。
米所で、日本一の米を堪能してみる。
湯沢町は南魚沼郡に属し、クルマを北へ進めると、すぐに南魚沼市となる。この一帯は、いわずと知れた米所。


こんなご時世だから、ここまで来て、米を食べずには帰れない。ドライブしているときにたまたま目についた「おむすび」の文字。お腹は満たされてるけど、暖簾をくぐる。

住所:新潟県魚沼市関972-4
電話番号:025-775−7979
URL:sekifarmfront.jp/
ここは、美しい景色が自慢の「FARM FRONT SEKINOEN」。関農園という、南魚沼産コシヒカリの生産農家が運営する直売所兼おむすび屋で、店内から望む田園風景は、まさに日本の原風景そのもの。

関農園が作るお米は、6年連続日本一に輝いた実績がある。ここでは、そのお米を、手軽に塩むすびで味わえるのだ。土鍋で炊き、水分量をグラム単位で調整。ポテンシャルを最大限引き出した米は、ツヤツヤでモッチリ。



「毎日、3合は炊いてる」という米好き家族にとって、そのおむすびは格別の味だったよう。噛むとジワっと甘さが広がり、海苔を添えれば一層お米の味にブーストがかかる。
こんなストイックにお米と向き合うことはないし、味わうこともない。お米のありがたさと素晴らしさが、ここには待っている。食育としてもおすすめです。
子どもも大人も、夏でも冬でも。
最後に道の駅に寄って、お米を買って、帰路につく。


普段は「基本的に大人が行きたい場所に行って、子どもにもついてきてもらう」というスタイルの烏頭尾ファミリーも、親子2人旅だったこともあり、この日は子供の希望を第一優先。
いつきくんもお兄ちゃんだから、弟がいるとワガママが言えない。この日は存分にはしゃいで、甘えるだけ甘えて、満足したご様子でした。いつきくん、長時間ありがとう!
では烏頭尾さん、本日のドライブはいかがでしたか?

「ほぼ仕事でしか来ないですし、遊びで来たとしても冬のスノーボードくらい。季節が違うだけで、同じ街でもこんなに違うことに驚きでした。夏の湯沢、ありですねぇ」
そういう場所って、なにも湯沢だけでなく、全国に点在している。逆に、夏のリゾートとして有名な場所は、冬になるとまた違う楽しみ方があったりする。

気付けばワンデイドライブも17回目。関東近郊は結構回ったつもりだけど、きっと、まだまだ未開の地はあるんだろうな。次はどこへクルマを走らせようか。
Photo / Shouta Kikuchi
