冬のマストアイテムであるインナーダウンを軸に展開する「TAION(タイオン)」から、夏に気持ちよく着られる“ノンダウンシリーズ”が今年も登場。
マウンテンやミリタリーといった王道シリーズだけでなく、デザイン性重視のジャパンスペシャルも含めた「夏のタイオン」の最新コーデと魅力を、モデル界屈指の外遊び人である影山友哉さんと共に紹介していこう。要注目なのが、両面が主役級の存在感を放つリバーシブル仕様の逸品たちだ。

さまざまなアウトドアアクティビィに親しみ、ここ5年ほどはクライミングに夢中。フォトグラファーとしても活動をスタートさせ、今夏はクライミングをテーマとした写真展「Memories with rocks」を開催した。
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リップストップ生地で実現した、軽快ミリタリー。

軍モノがモチーフのミリタリーラインによる、リップストップ生地を使ったセットアップ。タフな雰囲気と軽さが共存し、清涼感まで文句なし。ちょいユルいサイズをチョイスすれば、肩の凝らないリラックスムードもフォローできる。リバーシブルのショーツを裏返すと爽やかさ強めのコーデにチェンジ。「シンプルなインナーを仕込んで、シャツはフルオープンにするスタイルもよさそう」と影山さん。



ライトな素材で統一して涼しげに。

コーデのテイスト問わず取り入れやすいベーシックラインから誕生したTシャツに、アウトドア使い可能なスペックが強みのマウンテンライン発のショーツをセット。トップスは5オンスのコットン、ボトムスが高密度ナイロンのマイクロリップストップと、重さを感じさせない素材なので、街でもアクティブなノリを醸し出せる。「個性あるフロッキープリントやタイダイのおかげで一味違うスタイルになりますね」。



表裏で思い切り表情が変わるジャパンスペシャル。

さまざまなデザイナーが参画し、タイオンのコレクションのなかでもオリジナリティとデザイン性を強く意識しているシリーズがジャパンスペシャル。アロハと無地の両面使いなセットアップは、艶っぽいドレープ感が魅力のレーヨンを使い、リゾートとタウンの両方でサマになる。「テロッとした風合いながら、ダブルフェイス生地なので適度なコシがあって着心地がいいです」



フラミンゴ柄を裏返すとダークネイビーのワントーンに変身。リゾート感あるスタイルからアーバンアウトドアな雰囲気へと大幅な路線変更が行える。「荷物を減らしたい旅行でかなり便利かも」。
旬なスカジャンをモチーフにしたシャツも。


ジャパンスペシャルのリバーシブルにはスカジャン刺繍×無地のバリエも存在する。とろみあるレーヨンのダブルフェイス仕立てにより、スパイスの効いたリラックス感を演出。トレンドの総柄ボトムスと相性がよく、互いのインパクトが絶妙に引き立てあって、好バランスなコーデが完成する。
夏もタイオンから目が離せない。

快適温度のキーとなるダウンアイテム作りのノウハウをいかして生み出された、夏に着るタイオン。
コンフォートとルックスを両立させたウエアたちは、いずれもメインにふさわしい出来栄えだ。リバーシブルだからこその利便性はもちろん、コストパフォーマンスの良さもタイオンならでは。サイズが充実しているうちに早めにチェックしておくことをおすすめしたい。
(問)タイオン tel:052-684-5182 taion-wear.jp/
Photo/Taizo Shukuri
Styling/Ryosuke Ito
Hair & Make/Taichi Yoneo