高い機能性と確かな安全性ながら、スニーカー感覚の軽快な履き心地が魅力の「ASICS(アシックス)」が誇るワーキングシューズ“ウィンジョブ”。そんなプロユースモデルをゴーアウトに縁のあるリアルワーカーに体験してもらう連載企画。今回は、東京の台所である豊洲市場で働くアービンさんのもとを訪ねました。
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爽やかな配色でスニーカー風味の、本格スペックのワーキングシューズ。
「市場内はターレーや運搬用のバイクがつねに移動しているので、先芯の入ったワーキングシューズを身につけて仕事するのは安心感が違いますね」。
俳優の竹中直人率いるカレー大好きユニット「タンドリーズ」の主要メンバーであり、ミュージシャンでもあるアービンさんは、東京の台所である豊洲市場で仲卸人としての顔も持つ。「20代の頃に人が多く集まる場所だった築地でフライヤーを配りはじめたのがきっかけで、市場と料理人をつなぐ仲卸人になりました」。
日本の台所を支える豊洲市場で、主に高級鮮魚を扱う仲卸店“熊梅”で働くアービンさん。新鮮な鮮魚をいち早く納品先へと届けるために、日付の変わる前から夜明けまで動き続ける環境下で、スポーツシューズにも採用している衝撃緩急材“GEL(ゲル)”を搭載したクッション性の高いミッドソールとホールド性能が高いBOAフィットシステムが、足元をしっかりと支える。市場内の床は滑りやすく、商品を持ち上げる際やターレーへの乗降時には、グリップ力の高いCPグリップソールが心強いそう。
終電前から動きはじめるという市場内は、夜明け前の薄暗いなかでも小回りのきくターレットトラックが所狭しに荷物を運搬している。「カカトの再帰反射材や先芯のあるワーキングシューズを身につけることで、安心感を持ってより仕事に集中できますね」。
「市場といえばゴム長靴のイメージがあると思いますが、築地から豊洲に移転したことで屋内型となり職場環境が向上したので、市場内でもワーキングシューズを愛用する仲卸人も増えていますね。冬の厳しい環境にマッチしそうなミッドカットやゴアテックス採用モデルも着用してみたいです」。
鮮魚を取扱う店舗内を清潔に保つために、こまめな清掃は欠かせない。滑りやすい床の条件でも、CPグリップソールの耐摩耗性と高いグリップ力が足元をしっかりとサポートする。
積み込み作業といった足を屈曲させる動きが多いなかで、サイドマウントのBOAフィットシステムが甲へのあたりを軽減しスムーズな動きを可能に。
機能と安全性を追求した、スポーティ顔のプロユースモデル。
WINJOB® CP219 BOA® ¥16390
素早く細やかにフィット感を調整できるBOAフィットシステムのダイヤルをサイドに配置することで、足の屈曲時に甲へのあたりを軽減しつつ、しっかりと締め込める。日本人の足に最もフィットすると言われるレギュラーウィズ(2E 相当)を採用した、軽量で動きやすいローカットモデル。
Photo/Fumihiko Ikemoto Report & Text/Tatsunori Takanashi
(問)アシックスジャパン https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/support/contact/products